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おっさん起業の良かった点を、中の人が語ってみる

Blogを書くのはなんと3年ぶり!!の TakaFlight こと 杉山 隆志です。はじめましての方もいると思いますが、自己紹介は長いので(笑)こちらを参照
いろいろ今までBlogを書き散らしてきたのですが汗、思うところ(※1)あり、noteを主戦場にBlogをまた書き始めてみようかなと。

最初のお題は、思うところの根本でもある、Gigi(ごちめし)のサービスを、そもそもなんで半世紀も生きてきた後に、起業なんぞまでして始めたのか、で、してみて実際どうだったのかって話から。

そもそもなんで起業したのか

これは単純で、「やりたいこと」があったから、以上って感じです。
こちらのごちめしBLOGに経緯が書いていますが、2018年の3月頃に、現社長の今井了介さん(※2)から北海道は帯広に「結(ゆい)」という店があって、そこの「ゴチメシ」という仕組みが面白くて、これをオンラインサービスにしたい、って話があったんですね。
聴いた瞬間に「それは面白い!」と思って、直近札幌に行く用事があった僕が、単独結に訪問してみることに。(訪問した模様はこちらのFacebookに)
で、行ってみて「ゴチメシ」の仕組みをリアルに体験してみて、これはいけるとなって、4人のFounderで会社をつくったのがその年2018年の9月でした。(※3)

この当時4人4様の別の仕事をしていたのですが、当時若干25歳のCMOを除くと、みんな45overのおっさん達。パラレルキャリアって言葉を言うのも恥ずかしいくらい、普通にいろんな肩書きで仕事をしてきた人たちだったので、最初は会社からの報酬もゼロで、他で稼ぎながら、サービス設計に明け暮れていました( 僕とCMOは直ぐに、こちらが本業、となるような仕事量になってきたので、ここは方針変えましたが(笑))。開発については、会社作って、最初に資本金をそれなりに集めてからでしたので、11月からだったかな→この辺の開発周りは僕らの会社の最大の特長と思わないでもないので、別途記事書く予定です。

で、おっさん起業、ぶっちゃけどうなの?

って話になると思いますので、後の項はその話に。

まず大枠はこの記事に書いてるのがその通りなので、是非ご一読を。
つまり

経営が合理的
『思いつきで行動せず、メンバーで議論して決める。スピード感は出ないが安定感はある』
『おっさん起業家は若手起業家よりも経験や場数を積んでいる分だけ、意思決定の精度が高い。いったん経営上のゴールを設定すると、回り道せず進んでいける割合が高い』

多種多様な経験による複合的な事業展開
『地方への移住や転職、そして起業。こんな経験の積み重ねが、おっさん起業家たちを強くしている。』

あたりは、まんまウチの強みと言えます。

特に経営判断をFounderの合議制にしていて、今でも毎日1時間ZOOMで打合せをしているのは、本当にウチが真っ直ぐサービスを広げられている原動力かと(※4)。
それぞれの経験(※5)がまた絶妙に被っていないのも、良いところかなとも。
それぞれの実社会での経験から、「赤信号」は絶対渡らない、「黄信号」も合議で納得しない限り渡らない、というのも、ベンチャーっぽい若さは無いですが、今の安定感につながってると思います。

さらにいうと、おっさん特有の
③人脈の豊富さ
は、当たり前のようにプラスです。
最初のエンジェル投資も含めて、「あなたがサービスを始めたいなら協力するよ」と言って下さる方の、なんと多いことか!(あ、まぁ、悪いことはできないの裏返しでもありますが)
最初のテストフィールドになった親不孝通りとかも、今井さんの人脈が無ければ実現できなかったですし、福岡で僕がやって来たことも本当に十分やくだっていて、このサービスにつながっています。

プラスしていうと
④しぶとい、諦め悪い
って言うのもおっさんの良いところですかねぇ。
ちょっと思ったようにならないとピボットするのが正しい、という主張がありますが、僕らはかなりしぶとく「自分が正しい、面白い」と思うモデルに執着した(※5)ことが、今年のさきめしを始めとした活動につながってると強く思っています。
この辺も「おっさん」特有ではないかなと。

あ、あと
⑤変に気負わない
も最後に。
大きな会社さんから話が来ても、浮き足立たないで冷静に考えられる。
はなから「人を多く雇いたい」とかいう「会社をこうしたい」があんまりない→「サービスをこうしたい」にフォーカスしている というのは、結構プラスに働いてる気がします。
お金が最小限の中、何に予算を割いて、何は無料でできるところまでをやるか?を最初にかなり考えたのは、今でも生きてるなと
(営業部隊がこの時点で一人もいない、コードを書くエンジニアもいない、あたりはその割り切りからきてるので)

ということで、おっさんは起業してみると良いよ

というのが、一つこのBLOGの結論だし、起業は若い人のもの、というステレオタイプな考えの人が一人でも減ると、この文章を書いた甲斐があるかなぁと思ったりしています。(※6)

勿論起業に向かないおっさんも沢山いるので、この記事を読んで、「稼げない現実」と向き合う覚悟があるかは確認した方が良いかと。というか、僕らがそうだったようにパラレルキャリアのまま起業して、どこかで本業をスイッチする、くらいな感じが良いのではと思ったりしています。


はぁ・・・久しぶりにBLOG書いたら疲れた(笑)
今回は再開にあたって自己紹介がてらのエントリーでしたが、次回は、Facebookでも予告していた「Gigiの開発に見るベンチャーにおける開発のあり方」的なエントリーをアップする予定です。乞うご期待(笑)
→こちらは、そもそもnoteで再開しようと思い立った最大の理由である「有料機能」を使って、相当突っ込んだ記事にする予定です(^^)

※1思うところ・・・Gigiという会社を2年前(2018年9月)に立ち上げたが、ここでの経験が、今までの自身のビジネス人生の集大成的なところがあり、これを文字に纏めてみるのはそれなりに意味があるのではと。

※2 最近の面白話・・・ウチの社長を名前でググると、音楽家の今井了介さんという人が出てきて、Gigiの社長である今井さん(コンサルとか飲食業をやってきた人と思われているらしい)が出てこない という話になっているそう(笑)。あ、いや、その今井了介さんなんですww

※3 すぐに会社をつくる・・・あ、その意味では、「会社作るってのは、目的があれば自然なこと」と思えるのは、おっさんの良いところ、その1、かもしれません。

※4 多種多様な4人・・・4人が本当に個性がバラバラなのも役にたってます。どっかの猪の被り物の彼のように「猪突盲進!」的にブルドーザーよろしく進めていく人も居れば(あぁ、そうです、僕ですよww)、相手の意を酌んで落とし所を作ろうとする人、社内伝達に気を使える人、いろんな個性がある4人が奇跡的に「ゴチメシ」面白いの一点でつながってるのは、ウチの面白いところかなと

※5 モデルへの執着・・・いろんなところで話していますが、「飲食店から一切利用料を貰わない」というモデルは、本当に当初いろんな人に「誰が10%も払って誰かにごちそうするんだ」「飲食店から皆もらってる」と言われ続けてきましたが、これを当初決めてから2年間、テストはじめてからも半年以上続けてきたのが、今年のイロイロにつながっていると強く思います。

※6 起業は若者のもの・・・この辺、本当に違和感あって、Facebookに「起業 教育考」として、投稿してみたので、興味ある方がもし居ましたら、こちらもどうぞ。







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