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グーグルマップの闇

 グーグルマップの闇―医師らが営業権を奪われた不当な口コミ投稿の真実

   このニュースから浮かび上がる争点は多岐にわたります。医師らが提訴する不当なクチコミ投稿とは具体的に何を指すのか、その内容がどのような影響を与えたのかが争点の一つです。彼らは、事実と異なる可能性のあるクチコミが広まっていると主張しています。

   30年前、私の塾が開業した当時、ある日私は電話を受けました。「A塾の人が来て、高木塾は閉鎖するから移ってきなさい」と言われたのです。このような悪評を流布してライバルを潰す行為は、30年前から存在していました。

   現代においても、インターネット社会になりましたが、基本的な構造は変わっていないのです。

   グーグルマップが負うべき責任についても争点となります。プラットフォーム上の口コミに対して、彼らはどの程度の管理責任を負うべきなのか、それをどのように判断すべきなのかについての議論が予想されます。

   さらに、提訴された医師らが受けた被害と、それが彼らの業務や評判にどのような影響を及ぼしたのかも争点となります。彼らは、不当な口コミが自身の業務に悪影響を与えたため、それによる損害の補償を求めるかもしれません。

   私は、A塾に対して何の措置も取りませんでした。30年経っても、私の塾は存続しています。これが、A塾のクチコミが根拠のないものである証拠です。この訴訟では、不当な口コミ投稿に関する責任の所在や損害の程度、そしてそれに対する法的な対応が主な争点となるでしょう。

   この訴訟の主な争点は、グーグルマップの口コミ欄に一方的に投稿された悪評が放置され、その結果として医師らの営業権が侵害されたというものです。具体的には、全国の医師や歯科医師ら約60人が、グーグルマップの口コミ欄に投稿された悪評が放置され、その結果として営業権が侵害されたとして、グーグルに対して損害賠償を求める集団訴訟を東京地裁に起こしました。

   私も、ブログ、YouTube動画、アマゾンでの電子書籍販売、Xに投稿などをしているので、コメント欄やレビュー欄に明らかな悪意のある書き込みが多数見られます。しかし、私のような個人事業主には、この医師たちのような訴訟を起こすことはできません。お金も仲間もありませんからです。

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