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英語講師の挑戦:資格、実力、そして指導力

「京医6名、阪医4名合格講師」による受験対策講座(800)
 学校革命=スクールレボリューション(491)

英語講師の挑戦:資格、実力、そして指導力

 「良い英語講師とは何か?」
 これが、大学を卒業した時の私の疑問でした。すぐ思いついたのは
「英語が使えること」
 でした。でも、英語が使えるってどういうことなのか?その時点では、私は英検2級の20代前半の若造にしかすぎませんでした。そこで、とりあえず愛知県刈谷市にあった塾で英語講師として勤務を始めたわけです。
 しかし、何か後ろめたい思いがありました。確かに愛知県内なら名古屋大学卒という学歴と英検2級の資格だけで、塾講師としては雇ってもらえます。
「でも、英語が話せない」
 という思いがあったのです。
 そこで、私は思い切ってアメリカで中学教師をする道に踏み込みました。そして、帰国する頃には英語が自由に話せました。
「これで大丈夫」
 と、自信満々で帰国しても名古屋の専門学校も予備校・塾も相手にしてくれませんでした。私は原因を考えたのです。そして、思い当たったのは
「名古屋のような都市部の大規模予備校や塾は英検のような公的資格を重んじるのではないか」
 それで、私は英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級、観光英検1級など、当時あった資格試験を片っ端から受けて合格しました。
「これで、大丈夫だろう」
 と考えて、履歴書を送付したら英語講師として採用されました。
 ところが、ある時自分の塾に京大医学部受験生がやってきたのです。そして、言いました。
「英検1級と京大二次の医学部ボーダー8割とどちらが難しいのでしょうか」
 明らかに、私の英語力に疑問を持ってみえるようでした。そこで、私は50代にして高校生に混じって京大を受けさせられるハメに陥った。ついでなので、7回受けて採点基準も調査した。
 成績開示して英語8割超、数学7割超の得点率だったので保護者の方に納得してもらえた。ところが、
「講師に英語力があっても、講師としてはどうなのか?」
 という声が聞こえてきた。そこで、私は指導力を示す必要性があった。そうしないと、塾が倒産してしまうのだ。一番インパクトの大きい指導力を示す方法。私が思いついたのは、ここ三重県では東大より馴染みの深い(志願者が多い)最高峰の「京大医学部」の合格者を出すこと。
 すでに、10年連続で京大合格者が出ていたので十分だろうと慢心していた。そこで、通信生も募集して(地元三重県だけでは京大医学部合格者は一握りの数しかいないので)京大医学部の受験生を募集した。
 そして、今年は京大医学部の合格者が2名でて信頼感が高まりつつある。
★当塾の医学部合格実績★
京大医学部医学科6名(2024,2022, 2016, 2014, 2013)
阪大医学部医学科4名(2023-3名、2014)
名大医学部医学科2名(2018, 2013)
 
高木繁美。「高木教育センター」塾長。
 名古屋大学卒業後、アメリカユタ州で中学校教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。京大二次試験を7回受けて出題傾向を調査。英語81%、数学70%の正解率。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。
桑名市で指導中。God bless you. 指導を希望される方は、HPをご覧ください。

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