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理系から文系へ、英語講師から数学講師へ(6)

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理系から文系へ、英語講師から数学講師へ(6)
 
第六章、数学との闘い:一つの旅
 数学との闘いは、私が四日市高校の2年生だった1970年代に始まりました。男子の割合が大きいこの学校では、理系に進むのが一般的でした。私もその一人で、男子クラスに在籍していました。
 
 しかし、テストの度に数学の点数が壊滅的になるという現実に直面しました。全国の模試ではそこそこな成績を収めていましたが、四日市高校の男子クラスでは、どうしても周囲の子と点数を比較せざるを得ませんでした。平均点と比べると、私の点数は常に低かったのです。
 
 そして、数学の難しさは点数だけではありませんでした。三角関数、対数、微積分と進むにつれて、「もう私の頭には入りきれない」と感じるようになりました。物理で13点を取った時は、「こんなのありえない!」とショックを受け、試験用紙をクシャクシャにして捨ててしまいました。
 
 私は数学の公式を使う場合、「証明できないと、使う気になれない」というタイプでした。しかし、今思うと、それでは前に進めないのです。結局、自分が何をやっているのか分からなくなり、気持ちが混乱し始めました。
 
 このエッセイは、数学との闘いという一つの旅を描いています。数学が苦手だと感じた時、それはただの開始点に過ぎません。それは、自己理解と成長への道のりの始まりなのです。そして、その旅はまだ続いています。
 
★当塾の医学部合格実績★
京大医学部医学科6名(2024,2022, 2016, 2014, 2013)
阪大医学部医学科4名(2023-3名、2014)
名大医学部医学科2名(2018, 2013)
 
高木繁美。「高木教育センター」塾長。
 名古屋大学卒業後、アメリカユタ州で中学校教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。京大二次試験を7回受けて出題傾向を調査。英語81%、数学70%の正解率。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。
桑名市で指導中。God bless you. 指導を希望される方は、HPをご覧ください。

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