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存在は迷い続ける(設問がある物語 8)

あいまいな存在は言いました「もし僕の存在に、ゆるぎない価値があったならば」便箋を机につなぎとめる文鎮は言いました「定められた役割に居続けられるならそれもいい」鳥を守る巣箱は言いました「生まれ変わる部分が存在を導くだろう、ただし終着点はないだろう」

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ここまでで物語は終わりです。

あなたへの設問

設問1
「あいまいな存在」に対して「はさみ」だったらなにを言うか、自由に想像して書きなさい。(30字程度まで)

設問2
「生まれ変わる部分が存在を導く」体験談を書きなさい。(1500字程度)

高濱です。私の小さな物語を読んでくれて どうもありがとうございます。沁みます…。 読んでくれたことがうれしい。ありがとう!