見出し画像

30歳を超えてからスタートして遅咲きしていく戦い方


月曜日も終わりましたねー。
みなさま、いかがお過ごしですか?


今日は大量の郵便物を持って郵便局へ。
わたしが運営しているオンラインサロンでの企画、ベトナムのおみやげの発送をしに行ってきました。

今回は30個以上あったのと大きさがバラバラだったので定形外で送ることにしたので、郵便局まで持っていかなきゃならないんですよ。

オンラインサロンというと著名人のファンクラブのようなイメージが強いと思いますが、うちのようにこじんまりとしたアットホームな学びの場もあります。

現在90名弱が在籍しており、メンバーは北海道から九州まで様々なところに住んでいます。早いものでサロンを始めてから3年半が経過し、その割にメンバー数があまり増えていないけれど、減ってもいないというゆるゆるとした状態で続けております。


まぁ、とはいえわたしのような無名な人が運営するオンラインサロンに入ってくれる方がいるというのはありがたいことでもあり、人によっては「なぜ入会するの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

思えば会社員を辞めて実店舗を持ったときも、商業施設のテナントになったときも、クラフト教室を始めた時も、コンサルタントになった時も、書籍を出版したときも、企業様から講演依頼をいただいた時も、リアルからオンラインへとコンサルティングを切り替えた時も、「なぜ?」とか「どうやって?」と聞かれた気がします。


わたしは34歳で自営をスタートさせたわけですが、今よりはもちろん若いけれどその時点で既に、完全に遅いスタートなんです。

「若さ」を生かせるスタートは、10代後半から20代前半まで。
それ以降に始めた人って、「若さ」のファストパスは持ってないスタートなんですよね。

なので、30代でも40代でも50代でも、スタートに関してはあんまり変わらないと思うんですよ。

むしろ大事なのは、自分の長所と自分の年代での戦い方をしっかりと理解して、確実に勝っていくことじゃないかと思います。


わたしが起業した頃、異業種交流会なんかに行ったこともあります。
何回か行ってはみたものの、毎度毎度違和感しか感じないのと、極め付けにうざすぎる保険の営業マンに粘着されたことでいくのをきっぱり辞めました。

違和感のひとつに、わたしと同世代で始めているにも関わらず「若さのファストパスを持っている」と勘違いした人がたくさんいたことです。

確かに異業種交流会に参加しているひとのなかに、40代以上の人も結構いました。でも世間的にみて30代で起業するって、どう考えても若くはないよねって話です。

10代20代の女の子のような感覚で絶対うまくいくはずないと思ったんですが、わたしも今よりは若かったので、うっかりそんなことを口にしてしまい、嫌われてしまうという失態をおかしてしまったこともあります(笑)


来月から起業して10年目に突入するんですが、この10年で世の中的にもいろいろなことが変わりました。

もしも本業で食べていけなかったら吉野家でバイトしようと思って自営業を始めたのですが、今のところなんとか一本で食べてこられています。
もちろん金銭的にキツイ時期もありましたが、それでもなんとかここまで来られたのは、遅くスタートしていることを正しく理解して、遅咲きするためにどうしたらいいかの戦略を練ってきたからだと思います。


コンサルタントをやっていなかった時、周りとの雑談で戦略の話をしたことも何度かありましたが、その度に「あなただからできること」とか「そこまでしてやりたくない」と言われてきました。

今ではわたしもわかります。彼女たちにとって好きなこと一本で食べていくことよりも大切なことがあるってことが。
 
つまり「現状を変えたくない」ということに。

それなのにバカなわたしは、懇々切々となぜ戦略を立てるべきかなんて講釈を垂れ流していたんだと思います。あぁ恥ずかしい、黒歴史です。

現状を変えたいと口では行っていても、実際行動を変えてまで現状を変えたくないという人がいることに気づいていなかったんです。

コンサルタントになって4年と8ヶ月、今ではその気持ちがわかります。
なので聞かれてもいないのに勝手に戦略の重要性を喋ったりはしません。熱く語れば語るほど、相手にとっても無意味な時間が続くだけですからね。


遅咲きと言われるためには、成果を出す必要があります。
成果を出すためには相応の行動が必要で、行動するためには正しい知識が必要です。

そういう基本的なことは「聞きたい」と言ってくれる人にだけ話すことが大事なんだと、ここ最近しみじみ思います。

なのでオンラインサロンという場を設け、お金を払っても聞きたい、行動したいという人だけが集まる場で、熱く語るという形にシフトしました。



オンラインサロンは儲からない上に手間がかかるとよく言われます。
正直、著名人のサロンは儲かっていると思います。でもわたしのような規模の小さいところは、赤字ではないものの収益の柱にするレベルではないと思います。

実際わたしも事業のひとつではありますが、ここで大きく利益をとる形での設計にしていません。なので前半で書いた、30人以上に当たるおみやげなのです(笑)

他にもうちはなんだかんだとサービスも充実しているし、プレゼントなんかも当たります。あんまりやっているところはないと思いますが、自分自身でやっているのでまぁいいかなと。

もともとシナプスやDMMオンラインサロンサロンなどのプラットフォームを利用していたのですが、1年前から自前で集客を始めました。
なのでプラットフォームにかかる費用は決済手数料くらいなので、その分を還元しようという思いでいろいろなサービスを提供しています。
 
プラットフォームを利用するメリットもたくさんあるので、わたしは必ずしも自前がいいとは言えませんが、わたしの場合はプラットフォーム利用から自前に移ってきた今、すごくのびのびとやれていると思います。

もちろんこれも、遅く始めたからこその戦略の一つです。


この記事を読んでくださっている方の大半がおそらく30代以上だと思うので、もしこれから自営で何かをやろうと思うなら、戦略をしっかりねることをお勧めします。

なるようになるさ〜でうまくいくほど、起業は甘くないです。
起業後3年で7割が、10年で9割が廃業ですからね。


遅く始めて遅咲きするためには、自分の長所と自分の年代での戦い方をしっかりと理解して、確実に勝っていく(成果を出していく)ことがマストだと、わたしは思います。


わたしのサロン、ただいま入会キャンペーン中です。

遅咲きしたい方のご入会、お待ちしてます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?