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愛犬の躾から学ぶ「なにかを教える」ということ

ネット上では
これは残しておいた方が良いと感じる記事に
出会うことがある

今日もそんな記事に出会ったのでご紹介したいと思います▼

愛犬の躾から
「なにかを教える」経験をしてこなかった筆者が
気づいたことを書いた記事です

うちのクリニックは
お子さんの歯並びを
お家でマウスピースを正しく使ってもらうことで治すクリニックなので
こちらから何かするというよりも
お家でどうやったら習慣を作って目標を達成できるかということが
治療の成功のために大切になってきます

お家でのマウスピースの習慣を作るために
「なにかを教える」経験をしてこなかった僕にとって
記事の中で参考になると思ったところは
こんなところです▼

「教えるときに大切なのは、期待せず分析すること。応援せず調整すること。指示せず誘導すること」

「きっとできる」と雑に信じるより、根拠に基づいて「これならできるはず」という課題を与えるべきだし、「どうせできない」と思うのなら、「どうやったらできるか」を考えたほうがいい。

教えてもうまくいかない場合、応援という精神論にすり替えるのではなく、課題の難易度を相手に合わせて調整してあげるのが「教える側の務め」だ。

むずかしい課題を与えて「君ならできる! がんばれ!」と言うより、「まずは難易度1から、それができたら2、次は3……」と難易度調整する指導者のほうが、よっぽど頼りになる。

だから教える側に必要なのは、応援ではなく、課題の難易度の調整なのだ。

教える側の仕事は「課題ができるように導く」ことであって、「課題を突きつける」ことではない。

指示して丸投げは、教えたことにはならないのだ。

ちゃんと相手が課題をこなせるように誘導してゴールへの道筋を作ってあげることが、「教える」ってことなんじゃないかと思う。

・「期待」という先入観をなくし、いま現在なにができてなにができないか、どうすればいいのかを「分析」する

・精神論で「応援」するのではなく、相手がステップアップできるように適した難易度の課題に「調整」する

・やっておけと「指示」だけするのではなく、適宜フォローして相手が自然とクリアできるように「誘導」する

期待→分析
応援→調整
指示→誘導

こういった内容をクリニックの治療にシステムとして組み込めば
きっとどんなお家でも治療が成功できると思うので
これからどうすればシステムになるのか考えていきます

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