【書評】「夫のちんぽが入らない」「36度」

ちんぽ。

声に出して読みたい日本語、ちんぽ。

原作の小説「夫のちんぽが入らない」は印象的なタイトルと「タイトルからは想像できない感動作」的なキャッチで話題になってるのは知ってました。

大好きな漫画作品「R-中学生」の著者、ゴトウユキコさんが漫画化を担当されることも知ってました。

twitterを眺めていたら、どうやら一巻が発売になった模様。

ポチろうかな、と思ってAmazonを見たら★1のレビューが一つのみ。
※20180911追記 今見たら★1のレビュー消えてました

ちょっと迷いましたが、twitterで感想をサーチしたところ良い反応が多数あったのでKindle版を購入しました。

小説が発売になった頃に「これは夫のちんぽが入る入らないの話ではない!」みたいに言っている人がいたような気がするのですが

バッチリ「夫のちんぽが入る入らないの話をしている」作品

だったので、良い意味で期待を裏切られました。

こんなに看板と中身が一致している作品も珍しいのでスピッツの皆さんは見習ってください。

漫画作者のゴトウユキコさんは、同調圧力が強く生きづらい世の中において、あまり人様には開示したくない人間的な欲望や葛藤にフォーカスして生々しく描く天才ですね。

今作だと主人公のさち子は「ど田舎出身」「恋愛経験、男性経験少ない」「引っ込み思案」というコンプレックスの塊です。

そんなさち子が好きな人とお付き合いすることになって、新たに抱え込むことになるコンプレックス「ちんぽが入らない」。

そもそも「性」について描くことが生々しいのに「ちんぽが入らない」て。

もう一つ生々しさを増幅しているのが「絵柄」です。

人物を描くタッチがすごく柔らかくて愛らしいんですよ。

柔らかいタッチで描かれる愛らしい人物たちが、ものすごく奥底の欲望や悩みを抱えていて、それがジュクジュクと染み出しちゃってるギャップが凄まじい。

良作だったので2巻以降も楽しみです。

原作をどのタイミングで読むか思案中です。

冒頭のツイートにもあるように、ゴトウユキコさんの短編集「36度」も同時発売になったとのことで合わせて購入しました。

これまたそれぞれの物語で描かれるキャラクターが皆ジュクジュクジュクジュクしててゾワゾワします、たまらんです。

表題作「36度」では「淫夢」なんて単語を久々に目にしました。

昨日久々に淫夢を見たのは何かの天啓でしょうか。

漫画ばっかり読んできた人生ですが、息子が産まれて親になったので「すてきな休日」で描かれる父親の奮闘は微笑ましかったです。

「ちんぽ」はセックスシーン満載ですが、それほどエロさを感じませんでした。

それに比べて「36度」は全体的にどエロイです。

股間と脳と心にくるエロさです、ヤバいです。

どちらの作品もハマる人ハマらない人いると思いますが、20年以上漫画ばっかり読んできた私がこんなブログ書くくらいにはハマってるので、良かったら読んでみてください。

そう言えば以前にもブログでゴトウユキコさんの「R-中学生」を引用したの思い出しました。

今回もそうですけど、この時もダダ漏れてますね。

ゴトウユキコさんの作品にはそういう毒性があります。

学生時代にmixiや裏ブログでしょーもないこと書いてたテンションを思い出して書きましたが、明日になったら2行くらい削除するかもしれません。

信頼のおける人物こと妹にレビューしてもらって判断することにします。

物理本も購入したくなったので、読んでいただいて参考になった、楽しかったという奇特な方がいらっしゃいましたら投げ銭おなしゃす。

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【書評】「夫のちんぽが入らない」「36度」

たかはしウォーカー

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