#あたしおかあさんだから の一件をエンジニアリングに例えてみた

とあるエンジニアがユーザビリティを重視した製品を開発しました。

ホームページに製品紹介を載せたところ、ターゲットユーザーの一部から「使いやすそう」という肯定的な声が上がりました。

しかし一方で「使いにくそう」という否定的な声もありました。

エンジニアは事前にユーザーヒアリングした上で開発していたので否定的な反応は意外なものでした。

そして製品開発のプロセスと開発意図を説明しました。

しかし否定的な声はやみませんでした。

エンジニアは「使ってみたら良さが分かるかもしれない」と製品をリリースしました。

ユーザーから肯定的な意見も聞かれましたが、否定派の意見は変わりませんでした。

また「こういうものなら良かったのではないか」といった意見も寄せられるようになりました。

さて、エンジニア、肯定派、否定派それぞれはどうすべき、どうあるべきでしょうか。

以下は私見です。

エンジニアは、肯定的な意見のみならず想定外の否定的意見や批判に真摯に耳を傾けるべきです。

その上で一連のプロセスや製品のどこに問題があったのかを検討し、具体的なアクションを取るべきです。

具体的なアクションとしては
・肯定、否定関係なく意見をくれたユーザーへの感謝を表明する
・製品自体の修正や追加開発など今後の方針の説明
などでしょうか。

逆にしてはならないことは、否定的な意見に耳を塞ぎ、肯定的な意見のみを信じることです。

さらにしてはならないのは否定派を否定することです。

製品に対する評価をユーザーの使い方や理解不足のせいにすることはエンジニアとしての責任を放棄することです。

肯定派、否定派がしてはならないのは双方及びエンジニア個人に対するヘイトスピーチです。
(「これを良い(悪い)と思う人はどうかしている」など)

最近、広く言うと発信者、狭く言うとクリエイターの責任範囲はどこまでなんだろうと考えています。

#あたしおかあさんだから の一件を下敷きに自分なりに整理してみました。
(まだ整理しきれていない論点も多々ありますが)

エンジニア以外の職種、立場を当てはめてみてもいいかもしれません。
(教師、公務員、大統領など)

作者の方にはクリエイターとしての真摯な対応を期待します。

そしてヘイトスピーチや過度な一般化をしている方は冷静にご自身の発信を見直していただきたいと思います。

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