就活生必読!今日から使えるオワハラ対策

タイトル、ちょっと煽りましたが、本当に使える有用な内容を書いたので安心して読み進めてください。

オワハラって何?本当にあるの?

さて6月になり、今日から就活生はオワハラに晒されます。

※オワハラとは
「就活終われハラスメント」の略。
企業が就活生に内定を出す代わりに就活を終わらせるべく圧力をかける行為。
以前からそのような行為は存在したが、元docomo人事で衆議院議員の小林史明氏が問題提起として提示した造語。

まず最初に言っておくと「本当にオワハラされますよ」。
学生に話すと「ホントにそんなことあるんですか?!」と驚かれますが本当です。
泣きそうな声で「内定を辞退させてください」って電話もらうこともあるし「鍵閉められて内定受諾するまで監禁されました」みたいな体験談を聞いたりします。
特に珍しい話ではないです。
今年新しく聞いた事例では「ウチはオワハラするよ、とダイレクトに言われた」というものがありました。
しかもそういうことがみんな知ってる有名な会社で行われています。

本稿では「そもそもオワハラやめましょうよ」というのは一旦置いて、就活生向けに具体例を元にした対策をお伝えしたいと思います。

オワハラの具体例

「これで最終面接は終了です。私としては○○さんは当社にマッチする人材だと感じています。」
「ぜひ内定を出したいのですが、先程A社さんの選考中とおっしゃってましたね。」
「当社が第一志望ということはそちらの選考は辞退するということでよろしいですか?」

「いえ、一生に一度の就活ですし最後までやりきりたいと考えています」

「それはおかしいですね。当社が第一志望というのは嘘だったということでしょうか」

「嘘だったなんてとんでもない。御社を第一志望として就活をしてきたことに嘘はありません」

「それでは当社に入社される、就活はやめるということでよろしいですね」

「…いえ、私としてはA社についても最後までやりきりたいと考えてお」

「それでは当社としては内定は出しかねます。大変残念ですがお引き取りください」

「いえ!ぜひ内定はいただきたく…」

「それでは他社は断ってください」

「…一週間だけで良いので返事をお待ちいただくことはできないでしょうか」

「○○さん、当社としても新卒採用予定数があります。○○さんを待つ間に他の方が当社への入社を決めていきます。後でやっぱり受諾しますと言われた時にはもう枠はないんですよ」

「…」

「当社が第一志望というのが嘘でないのならこの場でA社さんに辞退の電話を入れてください。それができないのでしたら当社の内定は不要と判断いたしますのでお引き取りいただきたいです」
「我々も暇じゃないんですよ。次の面接の方もお待たせしています。○○さんが不誠実な態度を取ることで他の方にも迷惑がかかっています。決めてください。今すぐに決めてください」

いかがでしょうか。
例に出した学生は相当頑張って交渉しています。
それでも詰み将棋、負け戦です。

では就活を続けたいあなたはどうすれば良いでしょうか。

オワハラへの対応策

選択肢は3つです。

1 「ありがとうございます!」と笑顔で内定を受諾し、入社書類に判子押して、その後もしれっと就活を続ける

2 「納得いくまで就活を続けたい」スタンスを崩さず、やりきって入社したい意思が固まったら連絡する

3 オワハラするような会社に失望してこちらから辞退する

1が最も「賢い」案です。
入社誓約書を書かされますが内定辞退しても訴えられたりしないので安心してください。
(参考:ブラック企業との向き合い方(3)オワハラ、誓約書かいても入社辞退できる : 日本経済新聞
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXZZO02746870V20C16A5000000/)
ただし嘘をつくことになるので人によっては罪悪感を感じることになります。
しかし企業側も嘘をつかれるリスクへの対応策を持っています。
それが「内定者合宿や重い入社前課題を課すことによって就活時期に動けなくする」作戦です。
任意とは言いつつも強制力のあるように見せて実質的に動きを止めにきます。

ではそういった悪質な囲い込みに対してどのように対処すべきでしょうか。

端的に言うと「企業側が納得せざるを得ない、やれない理由を述べる」ということです。

「御社にどうしても入社したくて教授に無理言って研究(または卒論)を止めていたんです。ぜひ合宿参加したいんですけど、卒業できなかったら結果的に御社に迷惑かけてしまうので…」

「実家が自営業なのですが、父の具合が悪くて母が何とか切り盛りしています。帰って手伝おうと思ったのですが、母がしっかり就活頑張りなさいと言ってくれて…ようやく内定をいただけたので報告も兼ねてしばらく手伝いに帰ろうと思ってまして」

例えばこんな感じです。

自分の状況に置き換えて、企業側が「むぅ、そういう事情なら強制できん」と思うような理由を編み出してください。

2は意志の強さが必要ですが誠実な対応ですね。
相手が不誠実だからといって必ずしもこちらが不誠実になる必要はありません。
ただし当然ながら内定をもらえないリスクはあります。

個人的オススメは3です。
「そうですか、では結構です」と言って颯爽と帰りましょう。
オワハラされて入社を決めた、いや決めさせられた会社で生き生きと働けますか?
強い外的要因による意思決定が結果として幸せに結び付く可能性に僕は非常に懐疑的です。
ミスマッチを抱えながら何年か後に転職するくらいなら今しっかり見極めましょう。

ただなかなかこれを実行できる学生はいません。
内定が欲しい学生側はどうしても企業に上に立たれてしまう側面はあります。

本当にやるべきこと

そういった就活の構造上の不利を前提として、オワハラに晒される可能性の高い皆さんがすべきことはシンプルです。

「どう対応するか決めておく」ということです。
これまで述べてきたことを参考にして仮説を立てて、自分はどうするのか事前に決めましょう。
決めておくためには自分がどのように就活を終わらせるのかを必死で考える必要があります。
大切なファーストキャリアの選択を自分事としてどのように決めるのか全力で考えてください。
「オワハラ対策」は小手先のことです。
もっと重要なことは「働いたことのない学生の立場で、それでも考えるべきことは考え抜いた、できる行動は全部やった」と納得できることです。

就活真っ盛りの皆さん、頑張って、負けないで、最後まで納得のいくようにやりきって。
心から応援しています。

最後に

もしこれを読んでいるあなたが来年以降に就活に臨むのであれば、サマーインターンなどに参加し早期に内定を保持しておくことでだいぶ余裕のある就活ができます。

内定直結型のインターンで経験を積んで内定も取っておきましょう。

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ワークスアプリケーションズで採用担当をしていた経験から採用について思うところを書いた記事をまとめました。

コメント1件

採用側の気持ちはわからなくはないが、一就活生として、やはりオワハラにプレッシャーを感じていた。オワハラをしない方が、企業にとっては高評価かもしれない^^/
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