スト6はトレモで色々情報が表示されるので、ダウン技の有利不利なんかの情報も把握しやすい。
もしかしたらトッププレイヤーは知っているけどあえて使ってないかもしれないけど、この技強いのになと個人的に思う連携、セットプレイを紹介していく。

1. 見て判断できる限界は15Fと仮定してセットプレイ条件を整理する

例えば…
ラッシュは、光る演出が出る。
ヒットストップ、ガードストップという、演出と時間停止がある。
この辺の効果で、相手に何をするかバレる暗転返しとか、コンボ繋がる判断いわゆるヒット確認なんてものが出来たりとかする。

つまり、いろいろな要素があるが、相手に何か判断される時間を与えない事、それがじゃんけんに持っていくということになる。

例えば、投げを埋めるということ。
ダウンさせ、投げ間合いで+2〜+5の状況を作り、投げボタンを連打する。
相手は、ガードしたら投げられる。小技暴れも間に合わない。これが投げが埋まってる状態。

次に、打撃を埋めるということ。
ダウンさせ、その技が届く間合いで
有利フレーム-技の発生+(技の持続-1)=0〜-3
の範囲にする。
+1以上は有利すぎるので当たらない。
持続含めて-4の不利は、相手の４Fわざと相打ち。
例を挙げると、+5の状況で、発生8Fの技を振る。相手の最速技である4Fがこちらに当たる直前に、こちらの技がヒットする。これが打撃が埋まってる状態。

投げは発生5Fなので、相手は見てから何かすることはできない。
打撃の場合、発生が15F未満の技なら、やはり相手も見てから何かすることはできない。
後出しじゃんけんが許されない、読み、もしくはリバサ無敵技でしか回避できない状況。これを作るのがセットプレイになる。

2. 前ステ19F、ラッシュからの最速行動11F、という数字を把握する

キャラによって前ステのフレームは多少違う。
春麗は19F。
後から説明する、セットプレイに無茶苦茶向いてる屈大Pが、一段目の判定が11〜13Fとなっている。
つまり、前ステして屈大Pを出したら30F。持続で32F目まで判定は出ている。
ダウンさせて有利27Fの技に出したら、相手が4F技で暴れても判定が出るのは31F目。ギリギリこっちの屈大Pがヒットする。有利26Fの技で同じことをしたら、相手の4Fと相打ちになる。
逆に、ダウンさせて有利33Fの技の後に前ステ屈大Pを最速で出すと、有利すぎて空振りする。

パリィドライブラッシュ、生ラッシュとか言われるこの技は、演出付きダッシュを途中で止める事も出来るし、放っておくと23F目までダッシュする。ラッシュを開始してから23F以内に攻撃ボタンを押せば、そこからダッシュを中断して演出付きで通常技が出る。ただし、ラッシュが始まってから11Fまでは技は開始されない。
演出付きの技は、ガードされてもヒットしても、4F分有利が追加される。

で、本題。
ダウン技で30F有利が取れる状況。
前ステして屈大Pだと、確実に打撃が埋まる。
ヒットすればキャンセル技で大ダメ。ガードで-3。確反はない。
ラッシュして、目押しで屈大Pすると、ボタンが早すぎたら技が空振りするし、遅すぎたら4F暴れに負ける可能性がある。ただし、ガードされても+1になる。
セットプレイとしては、目押しに頼る後者は望ましくない。有利フレームよりも確実に埋めたい。

後ろ投げの場合。相手をダウンさせて+13。
届くなら、生ラッシュして最速で11F。投げれば+2からの投げなので、ガードや小技暴れに対しては投げが勝つ。実は春麗唯一の疑似柔道要素。
また、生ラッシュして最速で出す立小Kは-3で、画面中央で唯一埋めれる打撃技。カウンター確認で+8なので、追突や中足がつながる。端で出せればガードして+2なので投げも埋まる。

そして、前ステと生ラッシュ最速行動として一番重要な、大天昇脚で取ったダウン+37、前ステ1回では届かない距離。
ラッシュして9〜12F歩いて投げと、ラッシュして20F辺りで出す演出付き翼旋の二択。これも強い。
ただ、翼旋はよく見れば15〜17F確認の対象。翼旋でなければ遅らせグラすればいい。翼旋ガードは五分。
でも、前ステしてからラッシュすれば、発生5持続4の立中Pを最速で出して持続当てで更に+2。ラッシュから最速より2〜5F遅らせた投げと二択な上、立中Pは持続当てではなくてもカウンター時は+12なので、ヒットで屈大Pが繋がる。立中Pガードされても+5〜7なので微歩き投げが埋まる。
この攻めは結構強い。

3. 春麗の屈大Pはヒット確認しやすいぶっ壊れ

発生は11Fと遅めだが、ダメージは通常技としては最大の900で、キャンセル出来るのは2段目から。
そう。2段目からなので、ヒット確認猶予も長い。なんと27F。
スピバのタメが30Fなので、先に数Fタメてればキャンセルスピバが出る。溜まってなくてもキャンセル前突からタメなしスピバが繋がる。
そして前ステ屈大Pが埋まる技は下記全て。なかなか多い。

• 翼旋パニカン仙風大スピバ

• 百裂連脚

• 小天昇脚

• OD覇山→小スピバ

• OD天昇脚（画面端のみ

• ODスピバ→小スピバ

そして、大百裂も、前ステ前ステ屈大Pが埋まる。画面端の前投げは+11Fなので、やはり屈大Pが埋まる。屈大Pが端で当たればヒット確認大百裂からSAなり大天昇なりが繋がる。

これだけ便利な技で、ガードされても-3で確反なし。これよりセットプレイ向けの技はないと思う。