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Porter Robinson

みなさん、こんにちは。このブログに訪れてくれてありがとう。2回目のたかひろのおんがく。
ライブに行ってみて欲しかったので来日前に公開したかったのだが、間に合わなかった。申し訳ない。

おととい、6月3日。大好きなPorter Robinsonの福岡 美獣でのライブが最高だったので、それについて書きたいと思う。

ため息が出るほど好きとか言うけど、毛穴という毛穴から体内の空気を出し切ってしまいそうになるくらい筆者のタカヒロは好きなので、超熱狂的なマニアのつらつらとして主観的な文章になってしまうと思う。なので、読み飛ばして頂いて、2hライブの最後の後半30分とアンコール部分の動画だけを見て貰っても構わない。ただし後半30分の動画は最後の曲は絶対見ること。倖時間(Happy Time)を約束しよう。

今回も好きなDJを紹介しようと思うのだが、そもそもDJって何してるの?クラブ、DJってなんぞや怖い、しかも人の曲流してるだけなんでしょ、等々よく言われるので、このブログでは初心者の方にもわかりやすい文章が書けたらと思う。(もちろん音楽フリークにも楽しんで頂けるようにアツい文章を書きたい。)
日本の世論ではあまりイメージの良ろしくないクラブ文化のイメージ向上もこのブログの願いである。””"本当は楽しい音楽に酔いしれる場所なんだよ〜!
またこれらのことは、別の記事で詳しく書くとして、今回は割愛させて頂く。失礼。話が反れた。

Wikiより抜粋。彼はゲーム "ダンスダンスレボリューション" の音楽に影響を受けて、12歳より作曲を始めた現在25歳のアーティストだ。(2018年6月5日 現在)

早速、いきなりだけど、今回のPorterのライブはアンコールがあったのだ。DJ setだったのだが、アンコールがあったのだ。
(彼の表現スタイルはDJに生演奏を織り交ぜたLIVE setというのもある)
タカヒロはそれなりの数のDJのライブを観てきたが、DJでアンコールを見たのはこれが初めて。それほど、200~300人で満員の会場がひとつになる良いライブだった。
(美獣は音も良くて映像もフルLEDスクリーン(?)VIP席多めだけどサイズ感も程よくて箱自体も良い印象だった。)

世界で活躍しているDJの多くは、クラブで自分の空気感を作り出すための自身で作った曲をたくさん持っている。今回のPorter Robinsonも自分の曲を持っている側のアーティストだ。

ここからは筆者がPorterを知った経緯を交えてPorterの紹介をしていこうと思う。

筆者はPorter RobisnoをLAのレコードレーベル ”Owsla” で知った。
“Owsla" は、”Skrillex" が創始者で、Dubstepというジャンルを作った立役者でもあり、彼のDJ(音楽)も攻撃的でありながら、哀愁漂うメロディ、オールディーズも使い様々な音を鳴らし、欲しい時に欲しい音をくれる大好きなDJだ。2017年の世界ランキングでは16位。

そんなSkrillexのレーベルのアーティストを掘っている時にPorter Robinsonに出会った。2011年くらいの事だったと思う。

その時はSpitfireというアルバムの下記の2曲が好きだった。

彼の音楽はドロップ(サビ)に入ったとき、そこまで静かめで綺麗なメロディだったのに、まるで目の前の光景がパーっとが広がるかのようなドロップの入りにテンションをあげられるのだ。ライブではそのドロップにHardcoreやDubstepを混ぜてくるので、更に凄い。

この時から哀愁漂う独特で綺麗なメロディは健在だったのだな〜と今になって思う。2011年リリースなので、彼は当時19歳。若い...

それから時は経ち、2014年 “Worlds" という彼のフルアルバムが発売された時に衝撃を受けた。
このアルバムは一聴してみて欲しい。


聴いてもらうと判ると思うのだが、彼の音楽はとても優しいのだ。繊細なのに力強く愛に溢れている。このアルバム以降リリースの曲は世界観の一貫性がある。(Porterインタビュー動画より)


上手い表現の言葉が見つからないが、哀愁感、わびさび、水色ピンクなど淡い色彩、流れる雲、海中から水面を見上げたとき差し込んでくる揺れた光、そんなものを感じさせてくれる。
寂しさや孤独を感じていたり、愛を求めている方には彼の愛に包まれてみて欲しい。
PorterもとてもShyで繊細な男の子であるらしい。余談だが元AKBのこじはるもPorterのファン。ツーショットもUPされてる。

話を戻して、彼は大の日本好きでもある!
日本語の歌詞でアニメゲームのような声もこのアルバムには登場する。


そして彼は、madeon(までおん)という彼と同世代のフランスの若き才能のDJと2人で “Shelter” という曲を作りあげた。この曲が素晴らしい。タカヒロも何度もこの曲に助けられた。

今回のライブでShelterは最後の曲で大画面にはPVが映し出された。もちろん曲のイントロの時点で拍手喝采。PVの主人公の女の子リンが登場した時も拍手喝采。Porterが後ろを振り返ってVJを眺めているシーンも見受けられた。

日本の文化 特にアニメ、ゲームが好きなPorterは、”Shelter” のPVの脚本、監督をPorter本人が担当し、宇宙兄弟など有名作品を多数輩出している日本のアニメ制作会社 A-1 Picturesが製作を担当している。
Youtubeでは2億回再生を突破している。
A-1 Picturesの製作側のインタビュー記事があるので、興味のある方は読んでみて欲しい。日本のアニメ業界を心から尊敬しており、ShelterのPV自体も愛していることが判ると思う。

前置きが長くなったが、そんなPorterの福岡でのLIVE 最後の30分とアンコール部分の撮影をしたので、行けなかった方、これからPorterを知る方々に是非ご覧頂きたい。

Worldsのアルバムを聴いてから、ライブを観て欲しいのだが、彼のDJセットはWorldsの曲達が主軸として構成されている。

"Worlds"1曲目の "Divinity" から始まり、流行りでありPorterが好きであろうBass系の曲(Dubstep、Hardcore、Bass House等)を挟み、また彼自身の曲に戻ってくるという軸が一本通った構成で、お客さんの心を離さない。

綺麗で壮大な彼の音で倖時間(Happy Time)が何度も訪れる。生きてて良かったと何度も感じさせられる。

個人的には挟みとして使われたBoys Noiseと、PS4のゲーム グランドセフトオートVの中で使われているHackerのShockwave(Gesaffelestein Remix)が流れた時に、彼の好きな音楽と筆者の好きな音楽は完全にマッチすることを実感した。

余談だが、グラセフはLAをモデルとしたサンアンドレアスで、マフィア抗争、カーレース、ストリップ等何でもありのゲームなのだが、その中で車に乗ると何局かあるラジオのチャンネルを選局できる。その中のSoul Wax FMというチャンネルで “Shockwave” は流れる。絶望的な音のシンセが入っており、その当時の大好きな曲だった。

話を戻そう。

彼のライブは、前述したが、アルバムWorldsに収録されている曲が多く使われる。ただし、その曲達がそのまま使われることは、ほぼない。彼自身により、再度ライブ用に様々なエディット、Remixが施されている。これがまたとてもカッコ良く、テンションが上げられる。ファンとして楽しみにしてる部分であり、堪らない瞬間である。
2016年のサマーソニック大阪、夜のソニックマニアでの彼のライブも生で鑑賞出来たのだが、その時とはまた違ったエディットなのである。再度エディットするなんて彼は自分の世界(音楽)を愛している。(確信)
その時のライブの映像がこれ。

音楽はもちろん良いのだが、映像とのマッチング、シンクロ率も100%で素晴らしい。

最後に、今回、Porter Robinsonの公演にタカヒロは参加したわけだが、彼の今回の来日のメインの目的はPorter Robinsonとしての公演をするためではない。
彼は2016年突如 "VirtualSelf” という名義で曲をリリースしてきた。そう、今回はそのVirtualselfの来日ツアーだったのだ。
Porter Robinsonの音楽がジブリ映画 "天空の城ラピュタ” の空に浮くラピュタを遠くから眺めた時の全景だとしたら、Virtualselfはラピュタの中の動力源となっている「カコーンカコーン」言うて音を上げるキューブといったイメージだろうか。
Virtualselfの音楽はサイケ寄りのダンスミュージックになっており、エヴァというか、人造人間というか、そんな世界観を感じさせる。こちらの世界観も語ると長くなるので今回は止めておく。

そして、そんな私タカヒロはSPiRAL KiDとして自分の世界観を表現しようと日々自分なりに研究して励んでいるのだが、Porter Robinsonにはかなり影響を受けている。目標であり、完成形だとも思っている。 SPiRAL KiDはVR、服飾なども使いながら表現していこうと思っているので、そちらも密かに暖かく楽しみに応援してくれると嬉しい。フォローの程、よろしく。


話はまた反れたけど、そんなPorter。ありがとう!最高のライブだった!

以上、最後まで読んで頂いた方はありがとうございました。今回のたかひろのおんがくはPorter Robinsonでした。

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最後はPorterのアンコールで流れたこの曲(映像)でお別れしよう。
ありがとう!バルス。


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