Takahiro Matsui

今は京都を拠点としつつ、色んな場所を巡っています。

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最近の記事

ChatGPT時代に読みたい本「理解の秘密」

ChatGPT時代に必読と紹介された「理解の秘密」を手に取ってみた。このnoteは、読んで印象に残っている部分を抜き出したメモになります。 現在、amazonなどで見てみると中古でも15,000円を超えていることが多いときもあるこの本(2024年に入ってから、3000円台と落ち着いています)が、ChatGPTを使う時に限らず、誰かに何かを共有する、行動を促す際に重要な示唆が詰まっている本なので、是非手に取ってみてください。 第2章 インストラクション入門毎日の生活はインス

    • 「ジョジョの奇妙な冒険」にハマり、海外でオフ会を主催することを決めた話

      完全に趣味まる出しな投稿です。 今年の頭に入ってから、「ジョジョの奇妙な冒険」に完全にハマってしまいました。 ジョジョに縁がなかった31年間実は、子どもの頃から、少年漫画大好きな姉の影響で、ありとあらゆる漫画を読み漁っていました。実家には3000冊近くの漫画があり、1990年代ごろの少年ジャンプは一通りそろっていたかと思います。 だがしかし、「ジョジョの奇妙な冒険」はなぜか置いてなかった・・ 姉に確認したわけではないが、やはり「絵柄が独特」などがあったのではないかと推

      • 「まちづくり」という言葉に感じていた違和感と、「アーバニスト」という言葉が気づかせてくれたこと

        つい最近まで、「都市」だったり「まちづくり」という言葉は、自分にとって、遠い言葉だった。 元々、「まちづくり」という言葉に苦手意識があった。 それは、「まちづくりは、行政や都市計画をつくる人など、一部の専門家による営みである」という思い込みがあったからだと思う。 ただ、タイミングとして、去年7月に京都に戻ってきたあたりから、「自分自身も、都市の構成員の一人である」という感覚が、強くなってきた。 京都に拠点を戻したことも影響の一つだったが、for citiesの活動や「

        • 習慣化をする上で大切にしてること3選・おすすめの本を紹介

          世間は年始ということで、新年の目標を立てたり、新しい習慣形成をチャレンジしている方も多いのではないでしょうか。 この記事では、自分自身が今まで取り組んできた習慣を振り返りながら、役に立った方法などを振り返ってみることにします。 その前に「あんた誰やねん」という感じかと思うので、自身が実践してきた習慣化について、覚えている範囲でいくつかピックアップしておきます。 なんとなく、どんなことを習慣化・継続してきたかを書いたところで、次に進みます。おすすめ本だけ知りたい人は飛ばし

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          純度高く没入する

          年内最後のコーチング終了。今年は、年始から毎月、同じコーチからコーチングを受けていました。 コーチングを受け始めた頃の自分を思い出せないほど、この1年、マインドセットが変化したのを実感しています。 具体的にいうと、心理的柔軟性が高まった感覚があります。自分自身の根源的欲求(want to)が明確になったことにより、周りのことをwant toとリンキングできるようになってきました。 また、今回のコーチングは、今まで12回に出た伏線が回収されるような心地よさを感じました。一

          純度高く没入する

          「過度の一般化」を崩していく

          最近、コーチングを受けた備忘録みたいな感じのnoteになってますが、今日はコーチングでの学びの一部をシェア。超ざっくりとシェアします。※ヘッダー画像は先日見に行った紅葉で、このnoteの内容とは一切関係ありません・・ 「過度の一般化」とは「過度の一般化」とは、認知の歪みの中でも代表的なもので、「たった1つのネガティブな出来事を基準に、その他もすべて同じようにネガティブだと考える歪み」という風に説明されることが多いです。 例えば、「幼少期に犬に噛まれた、なので犬全般が嫌い」

          「過度の一般化」を崩していく

          自己認識が書き換わる時

          昨日からドキドキしていたコーチングが無事終わったので、備忘録がてら自分の内面に起きた変化などを書き留めておこうと思います。 「京都が好きかどうか」はある種どうでもよかったいきなり、強烈なフレーズですが、これはどういうことか整理してみます。 自分自身、これまで、「京都が好きだから、京都に拠点を移した」という風に、自分自身の行動を解釈していました。ただ、これは、正確にいうと、ニュアンス的に正しくないことが、コーチングを受ける中で分かってきました。 より正確に伝えると、「価値

          自己認識が書き換わる時

          人生が変わる大きな決断をする覚悟

          定期的にコーチングを受けているのですが、明日の午前にコーチングを受けるので、その備忘録的なメモとして・・ 今年の頭より、コーチングを受ける中で、色んな変化があったことは、過去にnoteにまとめました。 ただ、「人生が変わる大きな決断」だったか、と言われると、退職や拠点を移す、というのは、小さくない決断だったとも思うのですが、まだまだ大きな決断が待っているな、という感覚はあります。 ここでいう、大きな決断というのは、「今ある日常が壊れるような大きな決断」のことを指していま

          人生が変わる大きな決断をする覚悟

          「食と農」とのしっくりくる距離感を考える旅

          昨日と今日、あるプログラムに参加したい欲求が自身の内向性を上回り、1泊2日のプログラムに参加してきました。 振り返りは鮮度が大事だと思うので、一旦印象に残ったことだけまとめ。 自分の目で見ることで、日常を生きる視点が変わる消費者として、普段足を運ぶ際に、オーガニック野菜との接点は八百屋と飲食店になるかと思います(スーパーはほとんど扱ってない)。 その中で、今回とある八百屋を訪れて気づいたこととしては、「八百屋さんに農家さんのこだわりを聞けるという認識が今までなかった」と

          「食と農」とのしっくりくる距離感を考える旅

          京都に拠点を移して感じていること

          7月末に拠点を京都に移して、3か月程度経ちました。ようやく1サイクルまわった感があるので、言葉にしておきたいと思います。 住む場所が与えている影響最近読んだ本に、まさに自分自身が感じた内容が書かれていたので、その引用からはじめたいと思います。 人生で重要な決定事項は、3つあると僕は常々考えています。それは「どこで」「誰と」「何をするか」。逆に言えば、この3つしか人生の重要な決定事項はないとさえ思います。そして一番大事なのが「どこで」。次が「誰と」、最後に来るのが「何をする

          京都に拠点を移して感じていること

          「トランジション ――人生の転機を活かすために」を読んで

          とあるコミュニティの読書会で、「トランジション」を読んだ。 自分自身がトランジションのプロセスにいることもあり、この本をじっくり読みたいと思っている中、読書会を企画した。読書会の中では30分程度しか時間を取って読まなかったが、その中で気になる点を書き留めておきたい。 深刻な空虚感 この本では、トランジションの最中(ニュートラルゾーン)に味わう、なんとも言えない感じが、非常によく言語化されていると感じた。 個人的なトランジションにおいてしばしば体験する、まるでなにもかもが

          「トランジション ――人生の転機を活かすために」を読んで

          「生活者」として生きる

          京都に拠点を移して早2か月。色んな所を行ったり来たりしながら、ようやく少し見えてきた方向性。 それは、「生活者として生きる」ことを大切にしたいというものでした。 労働者としての前に、生活者として東京で働いていた頃は、「労働者」としての側面が強すぎて、「労働者である前に生活者である」ということを、どこか忘れていた気がします。 大きい部分で行くと、東京から京都に戻ってきて「食」が大きく変わりました。東京ではほぼ100%外食だったのに対して、京都では平日はほぼ毎日自炊をする中

          「生活者」として生きる

          自分の才能を見つけるまで~コーチングセッションを受ける中でのプロセスと起きた変化~

          ふと、自分自身が「才能を見つけるまで」のプロセスをまとめたくなったので、長文になる覚悟で、まとめてみようと思います。 ※「才能」という言葉には色んな解釈があると思いますが、ここでは「結果が出ても出なくても、やり続けたいこと」のようなニュアンスで捉えています。 30歳になる直前、思い立ってコーチングセッションを申し込むちょうど2020年の12月ごろ、会社に入って5年目が終盤になろうというタイミング、部署異動から10か月ぐらい経とうと思ったタイミングで、7年ぐらいの関わりにな

          自分の才能を見つけるまで~コーチングセッションを受ける中でのプロセスと起きた変化~

          問いかけから生まれるケアを受け取って #問いを贈ろう

          現在、認定NPO法人PIECESでは、「#問いを贈ろう」キャンペーンと題し、9月21日の「国際平和デー」(Peace Day/非暴力と世界の停戦の日)に向けて、8月15日からの1カ月間、31個の「問い」を贈りあうことで自分や社会に関心を持つきっかけをつくるキャンペーンを行っています。 その一環で、PIECESから贈られた31個の「問い」から1つを取り上げ、このnoteで問いに応えてみたいと思います。 ※問いの一覧はこちらからご確認いただけます。 取り上げたい問いと回答

          問いかけから生まれるケアを受け取って #問いを贈ろう

          【9月16日(木) 20時~】公開インタビューのお知らせ

          京都に戻ってきて1か月ほど住んで色々動いていく中で、自分自身の今後の方向性が見えてきたので、近況報告もかねてお知らせします。 公開インタビュー実施背景・概要 京都で色々模索していく中で、自分自身が生涯したいことが、「社会の同調圧力に屈せず、好奇心や衝動を大切にしながら、未踏の地を歩んでいる人」を覗くことなんだなということに気づく機会がありました。 今までは、この活動を周りにシェアせずに、ただ自分が好きでやっていることが多かったのですが、「人の生き方を覗くことが、他の人の価

          【9月16日(木) 20時~】公開インタビューのお知らせ

          プロセスエコノミー

          実は、昨日が勤務していた会社の最終出社日だった。それを過ぎた今日は、早速保険証の返却など、事務的な部分をすませた。(それ以外は料理など、いつもと変わらない1日だったが・・) また、以前より楽しみにしていた本が届いた。 以前から聴いていた要素がたくさん出てくるが、自分の中でつなぎあわせられてなかったこともあり、そのあたり読みながらじっくりつなげていきたい。また、「あなたの物語が価値になる」というのは、今のような不安定な生き方をしていると、とても励まされる。 京都で活動する

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