勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
こんにちは、吉村です。
今日は、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉について、書こうと思います。
この言葉、僕は高校生の時に、故:野村克也監督の著書を読んだ時に書いてあった言葉でそこから知っている言葉ではあったのですが、野球で考えると確かになぁと思う部分はあったのですが、仕事面に置き換えると、振り返ってみると、あんまり実践できていなかったんです。
先日、仕事のクライアントと商談の機会があったのですが、どうにも自分が思った通りには進まない商談がありました。
自分は、相手のことを考えると、絶対A案がいいと思って提案していたのですが、クライアントの答えは、B案がいいという答えでした。
このクライアントの状況を考えると、どう考えてもA案が最善だと僕は思っていたことと、クライアントも本当はA案がいいということはわかっているという状況でした。
そんな状況で、僕は、納得がいかずプリプリと腹を立ててしまいました。
この決断に納得がいかなかった僕は、すぐに、上司に電話をして相談をしました。
状況を一通り説明したあとに、上司から一言。
「自分の思った通りにいかないと、怒っちゃうって考え方が子どもだよ。B案でもそのクライアントにとっては、前進してるんじゃないの?B案がその人にとっては最良なんだったら、それでいいじゃないか。それに、自分が怒っちゃうポイントは、自分が克服すべきポイントでもあるから、人のフリ見て我が振り直せだよ。あなたも、全部完璧にできているわけじゃないでしょ?」
僕は、金槌で叩かれたかのような衝撃を受けました!
さすが、プロだなと上司のことを心の底から尊敬しました。
その時に思い出した言葉が、これでした。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
僕は、複数の仕事をやっていますが、この仕事はとことんうまく行っていないという仕事があります。しかし、その仕事量だけは、毎月毎月やっているという状況でした。
その仕事が、なぜうまく行っていなかったかと考えると、負けの原因を追求していなかったんですね。
その道のプロは、どう対応するのか?このことについて聞ける状況があったにも関わらず。
うわぁ〜、もったいないことやってきてしまった〜〜!!
と心底思いましたが、ここから前進するしかありません。
自分の状況を把握してくれているその道のプロが近くにいていただけることだけで、とってもラッキーな人生です。
このチャンスを生かして、この仕事もうまく行かせてみせます。
秘密保持の関係もあり、抽象的な表現が多く申し訳ありません。
僕の、先日あった体験談でした。
本日は以上です。
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