事実は小説よりも奇なり

つい一昨日から旅に出て、いきなりあり得ない事態のオンパレードです。

どっから話そう?

まず、滞納していたガス代に3万円払うから旅に出るまでガスを止めないでくださいと言って、いざ出発前に五千円しか用意できなかった。

あてにしていたとか言われました。

いつ支払えるか?わかりません。とか、やりとりなどあって。

保証人もいなければ、財産もない。

信用を裏切った?

かもしれません。

信頼は?

うーん?どうでしょう?

わたしの家の大家さんは、わたしと会ったこともないのに、礼金敷金はおろか、保証人すらなくて貸してくれました。

ガス屋さんもわたしのことを信頼するしかすべがないことを悟って、わたしを送り出してくれました。

お金はもちろん払います。

口で言っただけです。

しょっ引かれてもガス屋さんの元にはお金は入ってこない。

面白い。

わたしは大真面目に生きています。

お金がデジタルになったら、管理する人に権力などがあったら?

ゾッとしますよね。

関門トンネルを抜けるのに、20円足りないために念書を書かされました。

そのお金は、払いません。

納得いかないものにはビタ一文払いません。

今まで理想を語ってきましたが、実践することにしたくらいのものです。

いろんな覚者の啓蒙は、ひとえに人に実践してほしいがためのものでしょう?

わたしは説いてまわる役柄ではありません。

教えを実践する人です。

教科書に載っていない學びがこれからうんと待ち受けています。

人情?

そんなものなのかな?

向こう三軒両隣。

萩に向かうところでガソリンが尽きてしまいました。

そんなことははなから承知の上で、適当な水場で米と味噌汁を調理して、お金以外は今日一日不自由はしません。

ガソリンぐらい分けてくれてもよかろうもん。

保険屋には通じません。

警察、消防署、自衛隊、通じません。

友人に頼るのも筋が違います。

たまさか停めた駐車場の所有者のお店の方にもきちんと断りを入れて、ウンコまでさせてもらいました。

これから昼にかけて暑くなるのはツラいけど、なんのためにガードマンをやってきたのか?そんなので音を上げるほどやわな作りには仕上げてきませんでしたから。

こんな程度が苦難など、ちゃんちゃらおかしい。

弁当なら3食分あります。

水出しコーヒーもいい具合に飲めます。

思案のしどころです。

旅のために用意したMacBookを質屋に入れるなら、ガソリン代は捻出できます。

しかしそれはやりたくない。

悲壮感?そんなわかりやすいことをできるやつではありません。

元氣の塊の人に救いの手は差し伸べられないみたいですね。

困ってるって言っても顔が笑ってるので、説得力も何もあったようなものではありません。

普通に働けよってか?

まっぴらごめんの助ですね。

わたしはこれでも24時間働いています。

ただ、対価とか報酬を、与えた人から直接受けるのが、当然のことと思えないだけです。

なんかちょっと整理がつきませんが、他人事と思って楽しんでください。

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