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既存iPhoneの一部がUSB-C化になって継続販売される件に関する個人的持論※あくまでも予測です。

note最初のタイトルです。

※今回の記事は噂が含まれているので実際に出るかは不透明です
8月の頭に、こんな記事を見つけました。

それは、9月に発表される新型iPhoneの発表と同時に、既存のiPhoneの一部がUSB-Cになって登場するということ。
これだけ見れば人によってはUSB-Cになってとてもうれしい!って思う人がいると思います。でも、それは本当に実現されるのだろうか?

この話題が突然出たきっかけ

突然話題になったのは、AppleTVの時期OSであるtvOS17のベータ版5から、iPhoneに使われる識別子が発見されました。現在のiPhoneのモデル数的にもiPhone 15の4モデルが発見されることは大体想定内だと思います。
しかし、このうち、iPhone14,1、iPhone14,9という、モデル識別子が追加されていることが判明。


識別子とは?

まず、Apple製品の識別子にはルールがあります。

A13搭載モデル→iPhone12,x
A14搭載モデル→iPhone13,x
A15搭載モデル→iPhone14,x
A16搭載モデル→iPhone15,x

このルールを踏まえると、A17搭載となるiPhone 15 Pro系ではiPhone16,xになる予定です。一方1世代前のチップを搭載するようになっているiPhone 15の無印はA16になる見通しなので、iPhone15,xに割り振られます。

ここまでは大体予測はつくはずですが、冒頭でもお伝えした通り、新たにiPhone14,1、iPhone14,9という識別子が追加されているのです。
すでにiPhone14,xの識別子はiPhone14,2~8まではiPhone13の4モデルすべて、iPhoneSE第3世代、iPhone 14と14 Plusで使われていますが、使用されていない2つの識別子が追加されたことになります。
つまり、これが本当なのであれば9月に発表されるiPhoneは6モデル出るということ。

このうちのこの2機種は、A15を搭載した既存iPhoneにUSB-Cになって登場するということ。
現在Apple公式ストアで販売されているA15搭載iPhoneというのは、

  • iPhone 13 mini

  • iPhone 13

  • iPhone SE 第3世代

  • iPhone 14

  • iPhone 14 Plus

となります。5機種のうち2機種だけがUSB-Cになって登場すると。
この中で実質新しいのは勿論iPhone 14になります。そうなるとiPhone 14の2機種がUSB-Cに変更するのも納得のいく理由になります。

識別子を発見したユーザの意見によると…

この識別子を見つけたAaron氏(@aaronp613)はこう見解しているようです。

これは私が発見した未発表のiPhoneがどれに対応するかという、私の推測です。

@aaronp613

自身の推測と述べつつ、未発表モデルのうち残りの2つのモデルはiPhone 13と13 miniではないかと予測しているようです。


ここからは独自の見解

X(Twitter)などの日本ユーザの意見を見てみると確かにiPhone 13 miniがUSB-Cになったら期待する!という意見もあるようです。確かに日本だとiPhoneのminiサイズは確かな人気があります。
でも、国外ではあまり人気は出ず、わざわざUSB-Cにする理由が出ないのではと思ってたりします。USB-Cになって売れるっていうパターンも確かになくはないので何とも言えませんが…

また、iPhoneの無印はAppleの販売サイクルを深く見てみると、発売から3年はラインナップに残っており、この販売サイクルの通りに行くとiPhone 13は今年で販売3年目に突入します。
基本的に、Proモデルは1年で新型に置き換えられますが、無印は発売から

1年経過で値下げ

発売から2年でさらに値下げ

発売から3年で販売終了

という流れが基本的になっています
※iPhone 12 miniに関しては発売2年で販売終了したため6.1インチモデル以外の画面サイズ(miniやPlus?)のモデルはもしかしたら早く販売終了する可能性が高い。つまりiPhone 13 miniも今年で販売終了する可能性も十分にあり得る

2023年8月現在、今ラインナップで一番古い機種はiPhone 12です。iPhone 12が今年販売終了になり、その穴を埋めにくるのがiPhone 13になります。
ここで引き合いに出したのは、EUの端子統一化の法律が2024年12月28日以降になる。iPhoneは毎年9月にラインナップ刷新が行われるのだが、2024年9月の時点ではiPhone 13は販売終了になってもおかしくないはずです。
つまり、仮にiPhone 13にUSB-Cを搭載しても、来年9月に販売終了するとUSB-Cにした意味がないのです。Appleだったら粘ってLightningを最後まで残して売らせたいはずです。

一方iPhone 14はこのまま行くと2024年9月には発売から2年が経過するためさらに値下げして販売継続するはずです。しかし、こちらもLightningで、EUの定めた法律の適応以降は販売ができなくなります。
そのため、あの識別子通りにUSB-Cにすれば確かに2025年になってもあと1年は販売ができるのです。

SEはどうなる…?

ここで気になるのがiPhone SEです。iPhone SEはフラグシップモデルとまた別でアップデートするのではないかと考えています。SEは過去3つのモデルは春に発表されたので、もし出るとしたら2024年の春あたりが妥当です。
でも、SEの新型は噂は多少あるのですがコスパの問題もあったりで2024年春に間に合うのかというのが疑問。SEはコスパ重視の廉価モデルっていう立ち位置なので、あまり高すぎるのも問題なんじゃないかなと思います。
まぁ…場合によってはSEと14無印をUSB-C化ってのもなくはない話です。


それでも実現は本当にするのかという疑問

でも正直、既存iPhoneのUSB-C化は本当に実現するのかという話。あまりにも疑問が多くて気になるところです。ですがUSB-C化はありえなくもない話ですが。

1.既存モデルのハードウェア変更はあり得ない?

そもそも、AppleはかれこれたくさんのiPhoneを出してきました。それでも、ストレージのラインナップ変更があったり、iPhone 12の発表による電源アダプタ・EarPodsの別売化といった同梱物変更は確かにありました。ですが、ハードウェアの仕様を途中で変えたということはiPhoneの中で記憶だと全くありませんでした。(iPad 2が途中でSoCのプロセスルールの変更があったが消費電力を削減しただけで性能や仕様は変更なかった)
EUでも販売を続けるにあたって、既存モデルのUSB-C化というのはかなり急ぎ足になってるのではないかと考えています。
特にこれが本当だったらすでにiPhone 14を買ったユーザにAppleはかなりの批判を受けるでしょうね。「最初からUSB-C化してくれよ」とか、そういった声も聞こえそうです。

2.iPhone 14という名称で販売はされないかも?

一体どういうことだと思う人もいると思いますが、もしUSB-C化が実現すれば、ハードウェア仕様も変わる上に識別子も変わることから現在販売されているiPhone 14と全く別物扱いになる可能性があるため、iPhone 14 USB-Cモデルという名称が正式な名称になるのではないかと予測。


Apple WatchにApple Watch Series 1というモデルがありましたが、その名前の通り初代?って思う人がいると思われます。しかし、Apple Watch初代は別にあり、SoCを若干強化したものがApple Watch Series 1になります。
こんな感じで、改良を加えたモデルに関しては別物扱いという感じになる可能性が高いです。

3.そもそもAppleのミス、もしくはリーカーホイホイ?

Appleでもミスはすることもありますし、間違った識別子として登録したってことも十分にあり得ます。
また、Appleはリーカーに対しては厳しい一面もあるため、今回の件はリーカーをおびき寄せるために間違った情報を流したのでは?というのも十分あり得る話。
ですが、tvOS 17のベータ1ではiPhone 15シリーズの識別子が存在してたからので何とも言えませんが、こちらは後に非公開になって後からiPhone14,1と14,9が追加された感じなので、難しいところです。


正直最初からUSB-Cにしとけばよかったにと思う

途中で仕様変更するくらいなら本当に最初からUSB-Cにしとけばよかったって思ってます。それくらいLightningが重要なんですかね?
今回の話題はあくまでも予測の範囲。答え合わせは来月に開催されるApple Eventですべて明らかになることでしょう。

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