【體術】物理的に感度を上げる【番外編】




・鵺神流體術ってなんだ?
・體術はイクの?
・急所学ってなんだ?(方法論)
・脳イキとは逆の理論?(physical&psychological-物理と感情)
・1+1=2?(普遍的+不変的=確定事象)
・読解力と表現力
・反射反応の基本(伸張反射・屈曲反射)
・イクってなに?
・基準値±0?
・危険に対して鈍い人はイキにくい?
・体感方法論・R=sa?


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目次
鵺神流體術ってなんだ?
體術でイクの?
急所学ってなんだ?
脳イキとは逆の理論
脳イキとは生殖器に触れずともオーガズムを迎えさせることのできる技法で、その根幹たるものは信頼、信頼がなければそもそも脳イキは難しい
1+1=2
りんごを空に投げて地面に落ちる。万有引力ですね。実際に誰でも投げれば地面に落ちるわけですが、実際に自分でやって投げてみて落ちているのに「落ちてない」と認めない人もいます。残念ですが、そういった方には私の方法論は当然受け入れ難いものでしょうし、この先読み進めても理解できないと思います。読解力と表現力
反射の基本(伸張反射と屈曲反射)
イクッなに?
基定値±0

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鵺神流體術ってなんだ?
鵺神流體術(以下體術)というのは元々鵺神流の縛りを構成する3要素
(體術・縄筋・急所学)の一つで、體術というのは、柔術技法を根幹として、艶事の為に作り上げた技術です。応用してより快感を得やすい、与えやすい物理的な体の使い方を指します。

簡単に言えば・・・

体の使い方です。

さて、番外編と書いてあるのは、本来の體術とは少し違うからです、より良い縛りの為に色々なヒントを書く為にこのnoteは存在しているわけですが、体の使い方である體術自体は縛りを行わなくとも、広く一般的な色事に応用が利きます。
そして、その一端を動画にしてSNSに公開したところ、たくさんの反響があったので、番外編では縛りに特化した記事ではなく、広く一般的に汎用性が高い技法大系の方法論を説明展開していこうと思っています。
つまり縛りの體術の一部を紹介していこうと言うわけですが、基本的な理論は縛りをする際に必要なものとあまり変わらないので、もし興味があったら読み進めてください。

體術でイクの?
結論から先に申し上げますと、體術単体でイク事は、受け取る側のコスパが抜群に良ければ別ですが、基本的にイキマセン

體術単体でイク事は難しいと思います、先に申し上げた通り柔術技法の応用なので、體術単体でイク状態なるのは、条件が整った相手である必要があります。もしくは既に相手が仕上がっているとか、抜群のコスパ良い感性と体を持っているとかで無ければ難しいと思います、しかし・・・しかしですよ。
ではどうして、體術が抜群にイク状態を導きやすく、またそのような状態に持って行く事が可能なのでしょうか??それは體術という体の使い方と、エロをリンクする為の確かな方法論(急所学)があるからです。

そう、点と点を結んで線にする必要があるわけです。

端的に言ってしまうと、快楽を何倍にもする体の使い方と方法論。この2つが合わさって初めて効力を発揮します。

體術はイクかせる為の技術ではなく、その人が本来持っている快感を感じられる力、オーガズムを迎える力を何倍にもする事が可能な技術と言う事ですね

つまり、イクではなく感度を物凄くアップグレードするって事です。

もちろん、アップグレード後のエロをリンクした快感は…今までの何倍も気持ち良いことになります。



急所学ってなんだ?
急所学と言うのは、先に記しました様々な方法論です。

もちろん、快楽だけではなく、体の使い方であったり、効果的に動かす論法だったり様々です。実際に体を動かすのが體術で、その體術はどのように効果があるのか、どのような理屈で成り立っているのかを論理を持って説いているのが急所学です。

観ているだけでは分からない部分も、この論理を知ればよくわかります。
體術を効果的に快楽を何倍にもする為に欠かすことのできない論理座学です。

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脳イキとは逆の理論
脳イキとは逆の理論というのは一体どういう事なのか、まずは脳イキについて確認しましょう、脳イキという言葉を作り、ロジックを解明した本家の永遠嬢のお話によれば・・・

脳イキとは生殖器に触れずともオーガズムを迎えさせることのできる技法で、その根幹たるものは信頼、信頼がなければそもそも脳イキは難しい
とのことでした。

そう、脳イキの根幹たるモノ、それは信頼です。

信頼とはなんでしょうか??

信頼とは凄く短絡的な言い方をすれば感情です

信頼(感情)→脳の判断→体の反応です。脳イキとは逆という事はつまり體術は・・・体の反応→脳の判断→感情と言う事になります。

體術では基本的に感情をいかに抜いて考えて体得するかが基本になります。

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1+1=2
1+1=2・・・これは誰しもがわかる事だと思いますが、本質を理解していますでしょうか?・・・

そう1+1=2の本質的な凄さは因果がはっきりしており、問題に対して答えが出る事と、何より普遍的であり不変的であるという事です。

簡単に言えば、誰がいつ、どんな状態でやっても答えは変わらないという事です。體術はこういった1+1=2的な部分をとても大事にします。物理現象は目に見える形で平均的な基準値になるからです。

例えば、ラーメン屋さんに入ってラーメンを食べて美味しい!好きだな!って思ったとします、しかし翌日嫌な事があり病んで落ち込んでいる時に同じラーメン屋さんに入ったとします。
そこで感じるのは「味がしない・・・あんまり美味しくない」などと思ったりします。しかしラーメン屋さんは毎日同じ味を出しているはずなので、実際においしくないと感じているのはその時の状況であったりその時の感情であったりします。

つまり同じ刺激なのに、まるでラーメン自体が変化していると感じてしまうのです、しかしここで大事なのはラーメン自体は変わっていないのだということを認識する必要があります。

これができるようになると感情のコントロールと言うのはとても簡単になってきます、なぜならば物理的なものと感情的なモノの区別がつくからです。

1 +1 = 2と言うのは誰がいつどの状態であっても答えは同じで変わらないと言うことが大切なのですつまり物事の本質を見極めるということが重要になってきます、しかしここで邪魔になってくるのは感情です。まずは物理的な物事として理解しその後に感情をプラスするのがより効率的です。

普遍的なモノをベースにする、そしてそのオプションとして様々な感情を付け加えることでより効率的に普段の物事は大きく前進しますし、効果も大きくなります。

體術が物理を重んじるのはとても簡単な理由で感情は目に見えにくいからです。物理はとても簡単に誰にでもわかるようにそして誰の目にでも見えるからです。

第三者でも、目に見える事、現実で起きている事を基本とするので、違いや変化が分かりやすいわけです。

実際に起きている現象(第三者にも見える)を受け入れるか受け入れないかは個人の自由なので私の強制するところではありません。

りんごを空に投げて地面に落ちる。万有引力ですね。
実際に誰でも投げれば地面に落ちるわけですが、実際に自分でやって投げてみて落ちているのに「落ちてない」と認めない人もいます。
残念ですが、そういった方には私の方法論は当然受け入れ難いものでしょうし、この先読み進めても理解できないと思います。


読解力と表現力
読解力と表現力は表裏一体です。
よく私のツイートなどで、そうならない!とかやったけど出来ない!と言う方が散見されますが、基本的によく読んで意味を理解して行うことが大切で、それでも出来ない場合は、どこに原因があるのかとても簡単に見つけることができるのです。

自分の腹筋の限界まで力を入れてみてください

例えば上記の様な文面があったとします、ここで全然限界が来ないとか、動画のようにならないとか、腹筋がないから、鍛えているから等々…
ハッキリ申し上げますと、読解できていないです。
腹筋の限界までとはその人の限界までなので、限界まで出来ていないわけです。

空気椅子をご存知でしょうか?

立った状態から膝を曲げまるで椅子に座っているかのような状態のことです。

これをどの程度続けることができるでしょうか?
ある程度するとその人の限界に到達して膝が震え始めて、その状態を維持するのが困難な状態になるはずです、これがその人の限界です。

これと同じようなことを求めているのですが実際には読解できておらず、少しやっただけで私は鍛えているので、まるで震えません。このように言っているのと変わらないのです。

ここで大切なのはその人の持っている基本スペックの問題です、まず自分がどのように、またはどのような状態まで可能なのか自分の基礎体力、自分の基礎的な身体能力を知ることが大事なのです。

どうして大切なのかと言えば、何回も言うように物理と言うのは第三者が見ても認められる目に見える現象であって感情の変化と言う目に見えないものでは無いからです、そしてそれらの目に見える現象と言うのは体感できるからです。

この体感する、自分の体で感じて、現段階での基本スペックを知れば、どの方向にどの様に進んだら良いのかハッキリするからアップグレードしやすいのです。


自分が思うことを具体的に言葉や表現で表す表現力と言うものは、読解力と比例するのです。

ですのでまず正しい理解(読解力)とその理解した手順をしっかりと正確に行う(表現力)事ができているかどうか確認することが重要になってきます。

反射の基本(伸張反射と屈曲反射)
人の体を伸ばす事、張る事を伸張反射と言います。
その逆に曲げる屈っする事を屈曲反射と言います。

體術ではこのこの2つの反射と、呼吸、浮かせる・沈ませる。緊張と弛緩が基本原則となってきます。その中でも基本中の基本があります、それが様々な反射なのです。

我々が普段何気なく使っている行為や現象にもこの反射で説明がつきます。

そしてその反射の基本的な理解を深めて、呼吸、緊張と弛緩、浮かせる沈ませるを織り込んでゆくと人の体は皆さんが思い描くような「イク」を模倣することになります。

先の「脳イキとは逆」でも申し上げましたが、物理反射から入って、感情をつなげることで、基本スペックのアップグレードが可能になります、相手や状況感情を選ばないでアップグレードが可能になるのです。

例えば毎日筋トレをすれば確実に筋肉がつきますよね、そのついた筋肉と言うのは自分の気持ちの浮き沈みに関係なく筋肉量は変わらないはずです。同じように基本スペックを上げてしまえば感情に左右されることなく相手に左右されることなくアベレージで快感を得ることができるようになるのです。

実際の動きと言うのは、私のTwitterや動画等で確認していただきたいのですが、拳を握り肩の高さに突き出し、もう片方は腰の位置に手を引き付けます、背筋を伸ばし仁王立ちになります。イメージしやすくすると正拳突きのポーズですね。

これは2人1組で行いますが、片方の方がこのポーズをとってもらいもう片方の人はこの拳を正面から叩いてみてください。そうすると多少ぐらつく人、全く微動だにしない人、芯に響くような感じがする人等々色々いらっしゃると思いますが、1番最初にやったその感覚を覚えておいてください。

次に、そのままのポーズで今度は叩くほうの人は拳とは反対側つまり突出している拳と反対側の太ももを軽く触ってみてください.そして再度拳を叩いてみてください、大体の人はぐらつくはずです。

次に同じ状態で今度は拳を突出している方の太もも触ってみてくださいとても強固になってくると思います、まるでグラつかずに立っていることが可能になると思います。

これは伸張反射と重心を利用したトリックですね。
次に同じポーズをとってもらって、倒れないように思いっきり力を入れて頑張ってもらいます、今度は腕の内側(屈筋側)を触ります。
それから再度叩くと容易にグラついてしまいます、これは屈曲反射と重心を利用したトリックです。

人の体は触れられる事で、触れられた部分の筋肉が動きます、もう少しわかりやすく言うと触れられた場所の筋肉のスイッチを入れると言うことです。そうすると次の衝撃や刺激に対してそのスイッチが入った方向に筋肉が作動するのです。

これを身近な例えで申し上げますと、恋人つなぎと言われる手のつなぎ方がありますね。これは男性側が手が前女性側が手が後と言う状態が多いと思いますが犬好きであるとか信頼しているとか安心するとかそういった感情抜きにしても体は行ラックスしたり緊張したりするのです、その答えがこの反射です。

つまり常に後ろ側の女性は屈筋側を刺激され、男性側は伸筋を刺激しています。なので女性側はリラックスしやすく力が抜ける、あるいは体が曲がり力が入れにくい状態が続きます。男性側逆に体が緊張しやすく力を入れやすい状態が続きます。これを逆にした状態で手を繋いでみるとものすごい違和感があると思いますその違和感の正体はこの2つの反射です。

この伸張と屈曲の2つが基本となるわけですが、この2つに先程申し上げたいろいろな要素を加えていくと皆さんの想像する快感を体で表している状態になって行きます。この基本動作を会得するために基本技として浮沈から始めます。

この浮沈はよくTwitterや私の動画などで散見することができるものでして、よく女性が派手に転んだり痙攣したりしながら「イク」動きに見えるモノです。

これの修練をすることによってその先の様々な技法と言うものを楽に習得することができます、どのようなものでも基本が大事だと思いますがその最たるものだと思います。

これは術を施す側、受ける側双方とても良い訓練になりますのでぜひ、していただきたいと常日頃から思っております。

詳しいやり方や先程の反射の確認もそうですが、実際に手をとって教えることの可能な体験会やイベント教室等に来ていただくのが1番良いかと思われます。

DVDや動画配信、本を読んだだけではあくまで体感が伴わないので頭の中だけの感覚になり実際にやろうとするとできないことが多々あります。本を読んだだけで動画を見ただけでオリンピックで金メダルになった人がいないのです。それと同じで実際に体験し実際にやり方を学ぶ必要性があります。

イクッなに?
イクって何ですか??


この問いかけをすると大体の人がオーガズムを迎えている状態とか、筋肉の収縮が行われ様々な化学成分が脳内麻薬として分泌される瞬間とかいろいろな言い方をしますが、そのもっと手前の話であって、イクと言う言葉自体の意味です。

お茶しましょう

この言葉の意味わかりますか?お茶を飲んで休むのであればお茶を飲もうとか休憩しようと言えばいいのです、それを略語的な意味や通称として使っているに過ぎません、英語で言ってしまえば「let's play tee」です、意味わからないですよね(笑)

そう、感嘆詞として深い意味など考えずに通称や通例として使っている便利な言葉に過ぎないと言う事です。

イク女性もイカナイ女性も存在しない。女性にイクは存在しないから…

ここだけ強調すると炎上しそうですよね(笑)

ただしオーガズムは存在する。です。

??どういう事なのか??

イクということは、出発点があり、対義語としてイカナイという言葉も常態も存在しているのはわかりますよね?

では一体そのスタートライン、明確な線引きはどこにあるのか??
これは明確な線引きができている人達の専門用語のようなもので、その線引きができない人たちに求めても分からない事になります。

明確な線引きができている人たちは「男性です」

別に差別や男尊女卑とかではありません。目に見える物理的な第三者が確認できる証拠として、イクを立証できるモノ…

そう、射精です。

そう、イクというのは明確な射精する/射精しないを言い換えているだけなのです。

そもそも、射精しない女性にこれを物理的現象を元に体感して、出せ!共感しろ!と言っているようなものです。

イキソウ?イク??=出そう?出す?
イケ!=出せ!
イキタイ!=出したい!

書き換えてみるとこんなに滑稽なんです。
そう、イクという言葉自体何気なく使っていますが、女性には当てはまりにくい言葉なのです。

男性のエゴで作り出した造語の押し付けに呪われているのです。

これがイケナイとか、もっとイケるようになりたいという女性、イカせたいと思っている男性に掛かった言葉の呪縛のようなモノです。

女性の絶頂、快楽を表現した言葉で適切なものがないから当てはめただけに過ぎないのではなく、エクスタシーの極みみたいな「感嘆詞で言うところのイク」は本来オーガズムという言葉で形成立証されているので、やはりエゴの押し付けに過ぎません。

ではどうしたらいわゆる「イク」と言う状態を導きやすくなるのか??

※ここから先感嘆詞として便利なので時折イクを共通認識と容易な理解の為に表現方法として使わせていただきます。

基定値±0
そこで登場するのが、基定値±0です。

先ほども申し上げましたが、明確な結果が物理的に出て立証できる男性に対して、女性は明確な物証が出ませんよね?感情を基準にしていてはその時々によってゴールもスタートも変わってしまうので、いつまで経っても向上どころか安定もしません。

しかし女性には明確に生殖行為として体が認識した際に起きる第三者が見ても確認できる物理現象があります。

そう「濡れる」です。

濡れる事が基準なの?…


濡れない事だってあるよ?
私は気持ちよくなくても濡れるよ?
好きな相手じゃないと濡れない…

そう思ってしまった、女性の皆さん、もしくは男性の皆さんはもう一度書き出しから読み直してみて下さい…感情で物事を判断する勢いと考え方がまだ染み付いてますね…
感情と物理を分けて考えないとお話になりません…

「生殖行為として認識した時にです」

物凄くドライな言い方をすると、生殖行為に感情はいらないし、快感やオーガズムも本来必要ないものです。

着床さえすればいいわけですから、その行為事態に好きだとか、愛しているとか、気持ち良いとか感情はいらないのです。

感情がなければ着床が不可能…それは人工授精を否定し、また人工授精で誕生した小さな尊い命は「人として認めない」と言っている様なものです。

生殖行為、繁殖行為に感情はいらない理由はなんとうなくわかっていただけましたでしょうか?

ではなぜ?
生殖行為と体が認識すると濡れるの??

それは「防衛本能が働くからです」

そう、濡れると言う行為はこれから内臓に異物が入ってきて擦れる際に体が壊れない様に守るために潤滑液を出すのです。

危険から身を守る行為現象が本来であって「気持ち良いから濡れる」は後付けの話であり、基本を理解した上での感情がもたらす更なるプラスαなのです。

この濡れる状態を基定値±0とします。

そう濡れてからがスタートです。濡れるを確認できたら少しでも気持ち良いとか、安心するとかプラス要素は+1として加算していきます、様々な刺激や感情を集めてゆくのです。

皆さんが想像し、言っている「イク」状態は億千万という桁の数字だと思って下さい、この億千万もスタート地点である±0がなければ数えることができません。

逆に乾いてしまうような行為は-1という感じで行っていけば何がよくて何が悪いのかが明確になってきます。

元々さほど気持ち良いものではない。

動物の生殖行為をい見ればわかる通り、白目剥いて痙攣しながら交尾中に「イッテル」動物は見ないですよね??

そう、そもそも生殖行為事態女性にとって、さほど気持ち良いモノでは無い

と言う事です、むしろ劇的に気持ちよくなっている人は頭と体の二人三脚が抜群なので可能なのですが、あんまり気持ちよくない状態の方が元来の姿に近く普通なんです、気持ち良くないものをどうして気持ち良く感じられるのか??

これは人間か「ホモサピエンス」だからです、様々な類人猿が絶滅してゆく中これだけの発展を遂げ、絶滅しなかったのはホモサピエンスが「イマジネーション」を使えたからだと言われています。

そう、人間は知性知能が発達し、愛や倫理、様々な「こうあるべき」という名の概念を生み出してきました、その一環に愛があるセックスは気持ちが良いものだ!という概念を生み出したわけで、その概念に体のコスパが良い人はうまく組み合わせる事ができるから何倍も気持ち良いが可能なのです。

ではどのようにすれば濡れやすくなるのか?生殖行為として体が認識しやすくなるのか??

最初は難しい事でも慣れてしまえば、問題なく自然と考えずに行うことができるようになります、そう「慣れ」とか「癖」ですね。

これから始めるであろう様々な稽古や、技法、思考に何回も繰り返して自然と行えるようにしてしまうのが最も体の感度を上げるのに最善な方法なのです。

そう答えは「性癖」です。

最も濡れやすい癖、最も興奮する癖、最も射精やオーガズムに到達しやすい「性の癖です」

元々持っている性癖は自分で確認するのであれば、オナニーやセックス の際最も感じている所を見る必要があるので、ムービーに録画すると良いでしょう。

しかし後天的に癖づけることも可能です。
友達の口癖を真似していたら移ってしまった…とかの類ですね、つまり癖にすることができるのです、體術では感度を上げる癖を身につけます。

ではどの様にして體術では濡れやすくするのでしょうか?


危険対して鈍い人は快感に対しても鈍い。



危険に対して鈍い人は快感に対しても鈍い。


どうして快感と危険が同じ感覚なのか??
それは人間が外的な刺激を受け取る際に使う感覚は、痛みも快感も同じ

「痛覚を使うからです」

1つの刺激の快感か不快なのかを判断しているのは最終的には脳味噌ですが、入ってくる入り口は同じなんですね、つまり刺激として反応するセンサーは同じセンサーを使っているという事になります。

體術では元々人に備わっている危機管理能力や逃避反射など、様々な人の持っている本来の機能を高める事をまず最初にします。

なので、先程も申し上げた通り、「自分の基本スペックを感情抜きで知ること」
から始める必要があるわけですね。

頭ではわかっていても体が追いつかない人が良く性に対して悩んでいるように思いますが、それはこの頭と体の認識の合致、つまり二人三脚ができるように慣れば容易に解決する問題です。

頭は気持ちいけど濡れない、気持ち良いのだけど今一歩「イク」が分からない人は正に二人三脚ができていない状態です。
しかし、危険と認識すると頭と体は自分でも驚くほどの力や能力を発揮します、火事場の馬鹿力などは代表的な例ですね。

危険である感度が上がれば当然同じ感覚を使っていますから快感の感度もすごく上がります。

そしてここでもうひとつだけ言えることは、興奮を呼び覚ますのに危機感の緊張は不可欠だということ。

興奮、胸が高鳴る、緊張、絶頂、夢中になる。

これら全てのことは緊張状態の興奮における極度の集中状態から生まれます。
なので、リラックス状態から緊張状態へ持っていくには時間がかかるので、體術では物理的に緊張状態に持って行ってしますのです。
リラックスから入るのではなく、まずは緊張と興奮で生み出される集中力を物理的に鍛えていく事。
これが快感を何倍にもするとても簡単な方法の一つです。もちろん「基本」ができたらエロに応用するために急所学の方法論は必要なのですが、まずはこの基本を習得する必要があるわけですね。

これを可視化した方法論がR=saです



R=sa体感方法論
下の図は体感方法論を可視化したものです

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時折出てくる「コスパが良い悪い」はこの図を見ていただければ一目瞭然かと思いますが、ほとんどの人はaを増やすばかりでsを鍛え上げないのでコスパが悪いです、コスパ良く感度を上げていって、アップグレードされた快感を得るためには感情を抜きにして基本スペックを鍛える必要があるわけです。

どうして感情を抜くのかは、再三申し上げてますが、TPOで変化してしまうので、TPOに左右されにくい物理で鍛えた方が遥かに効率的であるという事です。

それに「好きな人とするなら何でも良い」が大前提に感情はきてしまうのです。

そしてその好きな人とうまく行かなくなると、感情の魔法は消えてしまうので、残った基本スペックで何とかしようと試みるも、感情が戻ってきたらいいなーと淡い期待で行ってしまうので、大概は失敗します。

常に違う方法論や、スイッチのように押したら気持ち良い魔法がないかな?と探し求める結果になるわけですが、堂々巡りで結局は改善されないまま時間を浪費して行くわけです。

時代がどれたけ進化進歩してデジタル化が進んでも、人はまだハードを取り替えれば劇的に修繕や進化する生き物ではなく、アナログなので、結局のところアナログな元々持っている力を引き出して鍛えることが、この先何年も裏切られずに確実に力になる方法なんです。


いかに物理的な可視化できる、体感できる事から始めて、鍛え上げることが大切なのか、一見魔法のように見える體術ですが、なんの不思議もない、魔法でも何でもないことはわかって頂けると思います。

ここまで長々と読んでいただけて幸いです、決して感情がいけないわけではありません。物理を基本ベースに感情をトッピングした方が現代人にとっては遥かに効率的で、快適な性生活が送れるという事です。

物理をベースにしていただいて、様々な方法論を試してみるのは決して損はしないと思います、體術ってなんだ?この説明を体験会講習会では毎回やっていたのですが、流石に疲れました(笑)

ですので、これを前置きというか入門説明番外編とさせていただきます。

このnoteを読んで理解していただけた方にのみ、今後は具体的な手順であったり、マル秘テクニックだったりを講習でやっていこうと思っています。

體術自体は鵺神流の縛りを支える要素として存在していますので、今回ご紹介した入門編というか番外編としたのは、あくまで広く一般的な性行為の快感をアップグレードできる抽出したエッセンスの様なものです。

體塾で教える事、お伝えする事はあくまで広く一般向けによりカスタマイズされた結果だと思ってください、もちろん根本技法や根幹理念、方法論はSMや縛りに抜群の効果をもたらすものに違いはないので、そちらのユーザーさんも頭の片隅に入れておいてもらえば幸いです。

その際必ず合言葉が必要になると思いますので、その際は次の文言を言うなり書くなりしていただきたく思います。

合言葉は「あなたが思うより単純です」です

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