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#304 それは目には見えないけれど

スーパーキャリイには、「X」と「L」という2種類のグレードがある。うちのは安価な「L」を選択したのだけど、その最大の理由は「X」になるとグリルやドアノブにメッキが施されてしまうからだ。まったく余計なことを。

「L」にはいくつか省かれている装備があり、パワーウインドウやパワードアロックなんかがそう。窓はクルクルしながら閉めるし、ドアのロックが必要な時はまず運転席側を、その後、助手席側を閉めに行く。キーで直接ロックすることもあれば、ドアを開けて内側のロックボタンをパチンとし、然る後、外側のドアノブを引っ張ったままの状態でバタンとな。この描写は、若い世代には通じないかもしれないが、うちの娘はすっかり慣れている。

もっとも、安価グレードならではの地味に困った点もある。たとえば、左右のドアガラスは何の変哲もない無加工ガラスゆえ、UV(紫外線)が遠慮なく車内に降り注がれるところとか。だってほら、お肌なんてとっくに曲がり角だし、油断しているとアッと言う間にシミができちゃうし、軽々しくすっぴんなんかでいられないじゃない? 車内の温度も上がり放題で、だからといってエアコンのつまみを「強」にしようものなら、パワーガタ落ちで坂道なんて登んないわけ。

夏場に日がな一日運転しているとね、日光直撃の右顔面と右腕だけが日焼けするし、どうしようかしら……と思っていたところ、「テレレレッテレ~、○○○○フィルム~」なるものを紹介されて、フロントと左右のガラスに施工してきたのが昨日のこと。その模様と結果はいずれまた。

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