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クラウドファンディングを終えて今感じること

 この度は「ゆとり本」への多大なるご支援をいただきまして、誠にありがとうございました。すみたです。

 みなさまのおかげで1カ月の期間をもって150名の方から68万7500円ものご支援をいただくことができました。本当にありがとうございます。

 はじめてのクラウドファンディングでしたが、「ゆとり世代の思想を書籍として平成のうちに出版する」というアイデアだけでろくな準備もなく何か形として見せられるものもない状態で、これだけのご支援を集められたことに僕自身驚くとともに、期待に答えられるように本気で書籍を作らねばと考えておる次第です。

 さて、支援者の皆様には別途詳細ご連絡をさせていただきますが、ここではクラウドファンディングを終えた今現在の所感を述べさせていただこうと思います。

 まず、オンライン上でこれだけ簡単にお金を集められるということがいかなるものか、実際にやってみるまでは理解できていなかったのですが、むしろお金のありがたみ、重さをすごく実感しています。ぼくのために顔の見えるユーザーさんがこれだけ支援をしてくれる。すごく感動しました。

 反対に言えば、それだけ怖いことでもある。かつては「作って販売するより先にお金を集めてその数だけ作った方が楽なのでは」とも思っていました。アパレルでいう受注生産とかD2Cとかの流れですね。でも、そんなことはない。むしろアイデアの段階で期待を込めてお金を出してくださるみなさんに期待以上のプロダクトを提供するということは、当たり前ですが、すごく緊張することです。

 だけど、このD2Cのような顔の見える消費者との対話はすごく心地いいなというのも事実です。ヘルシーなモノ作りをしている気がするんです。

 唯一の心の残りは、後半仕事や書籍の制作に追われて、プロジェクトのPRが全くできなかったこと。最後の最後、たくさんの支援をいただけたことは本当に嬉しいですが、もっといろんなPRやイベント、届けたかった人がいたのかもしれないなあと思うと、少し悔しいです。次回があれば、もっと戦略的に、ね。

 とはいえ、もちろん、これだけたくさんの方々に注目をしていただけたことは心から嬉しいと思います。本当にありがとうございます。この期待に応えられるよう、4月にいい本を作ってみせますので、楽しみに待っていてくださいませ。

 それまでの途中経過やイベントなどのご報告も追ってさせていただきますので、引き続き「ゆとり本」プロジェクトをどうぞよろしくおねがいいたします!

すみたたかひろ

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