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『遅れて来たダイキ』。金子大毅がベルマーレにやってきた経緯と3人のライバル

湘南ベルマーレには2人の『ダイキ』がいる。杉岡大暉と金子大毅。この2人は名前の読みが一緒だけではない。同い年でかつ市立船橋高校サッカー部のチームメイト。この2人のダイキは、高校卒業後はそれぞれ異なる道を歩いたが、僅かその1年後に再びプロの舞台でチームメイトとなった。

今季、プロ2年目となる杉岡は左のウィングバックとして不動の存在となり、U-21日本代表としてアジア大会準優勝に貢献するなど、この世代を代表する選手の1人となっている。

プロ1年目となる金子も、シーズン途中まではなかなかリーグ戦に絡めなかったが、ルヴァンカップで調子を上げると、J1第25節のVファーレン長崎戦でプロ初ゴールをマーク。続くルヴァンカップ準々決勝ファーストレグのホーム・セレッソ大阪戦でも2戦連発となるゴールを挙げ、第26節の鹿島アントラーズ戦では10試合ぶりとなる、今季2度目のスタメン出場を果たしてプル出場するなど、どんどん頭角を現して来た。

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