高井、Marshall Gilkes氏にのレッスンを受けたの話

多分現代トロンボーンプレイヤーの最高峰の一人であろうMarshall Gilkes氏。小曽根真feat.No Name Horsesのライブと新作のレコーディングのために来日中。奇跡的なコネクションにより個人レッスンを受けることができた。


ちなみに内容については無料公開の記事のため割愛。そもそも筆者の問題点をなおすための話をここにかいて誰が得をするというのかという話。あとお金はらって得た情報なので横流しはしないの精神。ただ大事だも思ったことが他に大量にあったので防備録もかねて書いておきたいと思う。

実は筆者が海外のプレイヤーのレッスンを受けたのは初めてではない。今までにジャック・モージェ氏、マイケル・ディーズ氏、バート・ファン・リール氏、イリヤ・ラインハルト氏のレッスンを日本にいながら受けている。これだけのプレイヤーが来てくれる今の日本のめぐまれっぷりである。東京にいないと恩恵がないというのはあるが、、、

これだけの方々にレッスンをうけてみるとさすがに色々気づくことがある。

まず、演奏を聴いてもらって教えてもらう自分の演奏の感想であるが、これはいつも言われるようなことと大体一緒である。高校生の時に言われたことあるなあみたいなこともいわれる(何年もやっててまだいわれるんかいとも当然思う)

なんなら先生ではなく先輩や同級生、奥さんに言われたようなことも言われる。

ようは、気づきのチャンスは今までもあったのだ。そして自分でも問題だとその時認識はしていたのだ。

自分の演奏のもつ違和感にどれだけ敏感になれるかがとても大事で、それができていればわざわざ誰かにならいに行く必要もないし逆にそこにアンテナがなければどんなに優秀な教師のもとで教わっても無駄なのかもしれない。


また、問題解決の練習方法もそんなに特殊なことはやらない。割と普通である。ただ各人筆者の知らなかった画期的かつ合理的なアプローチ方法を何個か教えてくれた。今回もご多分にもれずであった。ただ、それらの方法は、確かにこういうことができるようになりたかったらこうすればいいよな、というものばかりなので、これは自分でゴールを設定してそこから逆算的に作り出すことができる練習方法ではないかとも思う。ようは日頃から頭つかって練習しなさいということなのである。


そして、みんなやってる量がやばい。

日本ではここ最近効率重視、ただやるだけはダメの風潮が強い。

質を良くするというのには全面的に同意しかない。しかし、その上でものをいうのが量である。一流になりたかったらそれだけの準備をするしかないということなのだろう。なんかできてるというタイプの天才には今のところあっていない。みんなすごい積み重ねが必要なことを平然とやっている。若いうちにそれに気づいて十分な時間を費やすということを選択できるのが才能というのかもしれないが、できる人が特別に選ばれたものだというものではないのだ。もちろん歯並びとか背丈とか先天的な有利不利はあると思うが。筆者は小柄なので7ポジが届きにくくつかうたびに姿勢がかわるというハンデがある。

、、、という、気づいてる人からすればなに当たり前のこといってんだなことをわざわざ海外の人に教わった筆者。ただこの機会のお陰でそこに意思きがむいたのも事実。まだその程度だったということでそれは受け入れるのがつらいところではあるが、理想に向かってちょっとずつ頑張るしかない今日この頃である。




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