キックバックを受けないポジションを走る馬を探せ

ダート競馬における砂のキックバック(蹴り返し)は、競走馬の肉体面だけではなく精神面にも大きく影響を与える。芝のレースであれば、たまに前の馬によって掘られた芝と土がまとまって飛んでくる程度だが、ダートのレースになるとそうはいかない。蹴り上げられた砂が常に前からぶつかってくる。実はかなり痛く、それを我慢しなければならない。砂を被るのを嫌がったり、首を上げて避けようとする素振りをするような馬では到底勝ち目はない。ダートと芝の競馬における大きな違いはここにあり、ダート競馬を走る馬は、激しいキックバックに耐えることができなければならない。

どういう気性の馬がダート競馬に向いているのかというと、砂を被ってもひるまない、向こうっ気の強い馬である。元々、砂が顔に当たってもビクともしない気性の馬もいるし、また初戦は戸惑ったり嫌がったりしたとしても、2戦目からは慣れてきて、我慢が利くようになる馬もいる。そういった意味では、ダート競馬を走った経験が重要であることが分かる。たとえダート競馬向きの体型や走り方をする馬であっても、初戦は砂を被ることを嫌がって、思わぬ大敗を喫してしまうことだってある。

芝コースで圧倒的な実績を残している馬がダート初戦であっさりと敗れてしまうのは、キックバックにも大きな原因がある。

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治郎丸敬之

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治郎丸敬之

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