アドマイヤムーンの血の偉大さに賭ける
ここ最近は、日高の牧場を訪れ、競馬関係者の方々からお話をきかせていただく機会が増えている。つい先日も、酷寒の北海道にて、生産者の方々と競馬を熱く語っていると、アドマイヤムーンの話題になった。ある生産者がアドマイヤムーンの種牡馬としての素晴らしさ説いたとき、ちょうど私もアドマイヤムーンのことを考えていたところで、奇遇と言うべきか、思考の縁というものもあるのだと感じた。
彼が示してくれたのは、「産駒1頭あたりの平均獲得賞金」という数字であった。週刊「Gallop」1月14日号に掲載されている2017年リーディングサイアーを見てみると、産駒の獲得賞金順に上から順にディープインパクト、キングカメハメハ、ステイゴールド、ハーツクライ、ダイワメジャーとおなじみの面々が名を連ねている。当然のことながら、産駒の出走頭数が多ければ上位に来ることになる。ちなみに、アドマイヤムーンは11位にランクインしている。
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