四色定理でペンタブデビュー

四色定理というものをご存知だろうか。ウィキペディア日本版によれば、四色定理(よんしょくていり/ししょくていり)とは、いかなる地図も、隣接する領域が異なる色になるように塗るには4色あれば十分だという定理である。

http://ja.wikipedia.org/wiki/四色定理

紆余曲折を経て、1976年にケネス・アッペル (Kenneth Appel) とヴォルフガング・ハーケン (Wolfgang Haken) 等によってコンピュータを使ってこの四色定理を証明したようだ。

証明したようだ、としか言えない。なぜならば、これはいわゆるグラフ理論を用いて証明しているのだが、私はグラフ理論がさっぱりわからず、かつ大した数学もできないため、この証明を解いてみることができないのだ。しかし、とある大学のペーパーでこの定理の証明について追っているので、この定理は成立しているとしよう。

http://www.seto.nanzan-u.ac.jp/msie/gr-thesis/ms/2009/06mi203.pdf

さて、今回の問題は四色定理を証明しようなどという高尚なものではない。買ってからなかなかうまく使えずでホコリをかぶりかけていたペンタブレットを、この四色定理を用いてデビューしてみたのだ。

出来上がりがこちらである。

彩色のセンスについては、ひとまずご勘弁いただきたい。そして厳密には色の保存方法がわからず、例えば赤色でもrgb的に同色ではないことについても同様だ。

ペンタブでラクガキをするのは紙にするそれとは相当に異なるものだ。とあるところで質問したところ、ペンタブを使うのは色塗りだけ、とのアドバイスをちょうだいしたので、クロッキーノートに線をひいてSnapLiteでスキャン、それをPhotoshopで彩色したのが上のものである。

長々と書いたが何を言いたいのか。それはペンタブでとりあえずラクガキを完成させることが初めてできた、という事実だ。

ただ、それだけである。

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