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コミュニケーションって超ムズいけど、超大事っていうことを教えてくれたPodcast愛の楽曲工房

コミュニケーションって超ムズいですよね。

こちらが上手く話せたと思っても、相手にちゃんと伝わってなかったり。

また、相手の言ったことを完全に理解できたと思っていても、完全に勘違いをしていたり。

そして、そういったミスコミュニケーションって、大きな問題に繋がったりしますよね。

コミュニケーションはムズい、だけど、コミュニケーションは大事。

それは、本屋さんに並んでいたり、Amazonで紹介されているコミュニケーション関連書籍の数が物語っています。

「コミュニケーション 本」と検索すると・・・

職場での悩み、友人関係の悩み、そのほとんどがコミュニケーションによるものだったりします。僕も前職では、上司とのコミュニケーションに悩んでいました。

みんなコミュニケーションに悩んでいるんですよね。

ところで、家族間のコミュニケーションについては、どうでしょうか?

ここに、家族間のコミュニケーションを題材にした素晴らしいコンテンツがあります。それは登場人物たちの人生をかけたPodcastコンテンツです。

愛の楽曲工房『樋口家実家片付けプロジェクト』

僕は、このコンテンツの中に、人生を幸せに過ごすための大事な教訓を見つけました。今回はそのことについて、書いていきます。

樋口兄弟の愛の楽曲工房は、2016年に始まったラジオ番組で、現在はPodcastで配信されています。

樋口兄弟とは、大人気Podcast『コテンラジオ』のパーソナリティを務める「兄」の樋口聖典さんと、音楽プロデューサーである「弟」の樋口太陽さんのお二人のこと。

そして、この番組は、このお二人と、大人気YouTube『アットホームチャンネル』を運営している青柳貴哉さんの合わせて三人が出演しています。

今回、ご紹介するのは、第179回から4回に渡り配信された『樋口家実家片付けプロジェクト シーズン2-1〜2-4』です。

簡単に説明すると、このプロジェクトは「樋口兄弟が両親と一緒に4人で樋口家の実家を片付ける」というもので、文字にすると24文字くらいのことなのですが・・・

配信では1つのエピソードにつき約40分〜50分を計4回、約2時間半に渡り喋り続けて、ようやく完結した超大作級コンテンツとなりました。

「お互いのことを理解できない」ということを本当の意味で理解できない

樋口兄弟は幼い頃から母と衝突を繰り返していました。それは、兄の聖典さんが40歳を過ぎてもなお繰り返し、2022年、あることがきっかけで「絶縁」まで話が進んでしまいます。

番組では、母が兄弟二人の想いを理解していないことが繰り返し言及されます。「わかってる」と言いつつも「わかっていない」言動を繰り返す母。

片付けの最中、母が「わかっていない」ことに対し、弟の太陽さんの提案で、何度も話し合いの場が設けられます。

母が「わかっていない」ことを指摘し続ける弟。

一方、兄の聖典さんは、母の理解を促すため、第三者の目線で、状況説明し続けます。

そして、あることがきっかけで、母は自分自身が「わかっていない」状態だったことに気づきます。

それは、樋口兄弟と母の30年以上続く衝突の歴史にようやく訪れた変化でした。(番組を聞いていた僕は、この瞬間、涙が出てしまいました。)

コミュニケーションとは、完全には理解できないことを認識する一方で理解しようとすることを諦めないこと

自分自身が「理解できている」と勘違いしていたことに気づくことは、とても難しいです。コミュニケーションの「難しさ」そのものだと思います。

自分の行動や言動で相手が怒ってしまった時、関係が崩れてしまった時、人は、そのことに気づくことが出来ます。

しかし、「理解できている」という想いが強ければ強いほど、勘違いに気づきにくくなってしまいます。

そして、こういった勘違いは、家族の中にも多くあります。

一番近くで時間を過ごしてきた存在であるが故に、お互い「わかっている」という勘違いが生じやすいのかもしれません。

僕は、自分自身が幸せでいるために、自分の家族との関係を大切にしようと思っています。そのためには、今回、樋口兄弟が、自分たちの人生をかけて教えてくれた教訓を忘れないようにしたいです。

僕たちは誰しも、お互いを完全に理解することはできない。しかし、理解しようとし続けなければならない。

僕は、映画やドラマや漫画や小説を色々と鑑賞しますが、その中では、よく上述したようなことが描かれます。

描かれているそれって「愛」に違いないと、いつも僕は思います。これが「愛なんだな」と。

そして『愛の楽曲工房』で配信されたこのエピソードは、紛れもなく家族の「愛」の物語でした。是非、聴いてみてください。

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