見出し画像

【66】ドゥテルテ大統領の前の大統領②

こんばんは!

今日は、昨日に続いてドゥテルテ大統領の前の大統領だった、ベニグノ・アキノ3世(第15代大統領)について書こうと思います。
昨日の記事はこちら!

政治の世界へ

1983年に、父が暗殺されたのち、ニノイ・アキノの妻のコラソン・アキノが注目されるようになった。ニノイ・アキノの遺志を継ぐことを期待されたようで、1986年の大統領選に出馬した。1965年から1986年まで、大統領だったフェルディナンド・マルコスと対抗し、両者共に勝利宣言をした。はじめはマルコスが勝利したとされていたが、マルコスによる開票操作があったとされ、デモが起こった。結果的に、コラソン・アキノが当選し大統領の座についた。

ベニグノ・アキノ3世の母が大統領になった翌年の1987年、クーデターが起こりベニグノ・アキノ3世も被害にあう。警護官が犠牲になったものの、彼も5発被弾した。そして、そのうちの一つは今なお、彼の首に残っているらしい。

1998年に生まれた場所であるタルラック州の下院議員として当選し、2007年まで務める。フィリピンの法律上、下院議員を4選以上することは禁じられているため、2007年から2010年は、上院議員として活躍した。

いざ、大統領に

第11代大統領であり、母であったコラソン・アキノが2009年に死去したことがきっかけで、長男であるベニグノ・アキノ3世への期待が高まった。そして、2010年の大統領選の出馬を決める。

無事、大統領になり、貧困からの脱却、教育施設やインフラの整備、医療サービスの改善などに取り組んだ。

フィリピンはキリスト教が70%を占めており、その考え方が広く浸透している。アキノ3世自身もカトリックを信仰していながら、避妊に関して肯定的な考えを示し、『リプロダクティブ・ヘルス法案』を支持した。

*リプロダクティブ・ヘルス法案とは、コンドームや避妊具を支給するという法案

*キリスト教では、子どもを産むためのセックスのみ人間にふさわしく、快楽のためにセックスすることに対して否定的な立場をとっているらしい。それゆえ、避妊するという考え方は、カトリックでは、好まれないそうだ。

また、ベニグノ・アキノ3世は、フィリピンで唯一独身の大統領であった。そして射撃と、ビリヤードの熱狂的なファンらしい。

フィリピンでは、ビリヤードをしている姿をよく見ます。国民的に人気で身近な遊びなのかもしれない。

以上!

今日の詩は、『メガネ』

世の中には、
いろんなメガネがあると思う

メガネのおかげでよく見えるものもあれば
歪んで見えるようになったものもある

それに気付こう

そしてたまにはそれをつけたり外したりしよう

明日は日曜日!おやすみなさい!

参考:



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?