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わたしのやりたいこと

今日の記事のテーマは、FPの試験を受けたあとに宣言していた「やりたいこと」の明文化です。

結論


結論から申し上げます。
若いお医者さん向けにお金の知識に関する講義/講演をしたいのです。

講義スライドは完成しました。
タイトルは「研修医のための最低限知っておきたいマネーリテラシー」。
1時間くらいでの内容を想定しています。

講義/講演用の服も準備しました。
高級感のある織柄のはいった白のワイシャツも先日オーダーしました。
そのときに店員さんに着ていたスーツを見てもらって、講師としても大丈夫そう、とお墨付きを頂きました。

最低限の資格もあります。
医師免許。医師は16年目、専門医や学位も取得し、恥ずかしくないくらいの経験や論文も積み上げました。
FP3級。とりたて。資格としてはちょっと(だいぶ?)弱いのは認めます。

ないのは、講義/講演の予定のみ!!

まぁ、これが一番の問題なのですが。。
それ以外は準備できているのに笑。
とりあえず院内の研修責任者にお願いに行ったり、大学の先生にお願いしたりはしたので、何かしらの形で実現しないかなと期待してます。

なぜこれがやりたいのか

理由を説明するのは結構難しくて悩みました。
ひとつずつ整理して考えます。

お金について考えたこと

お金に関する本をそれなりに読んで、自分の投資方針をまとめました。
NISAやiDeCoについても改めて学び直し、こうした制度の利用が税制面でいかに有用かを思い知りました。

また同時に支出についても考えました。
ここ7-8年は家計簿アプリを利用し、支出の管理をしてきましたが、それ以前は全くしていなかったので、なんとなく貯蓄が増えている状態でした。

ご存知の通り、投資は時間がモノを言います。
運用期間が長くなるほど恩恵が大きくなります。
恩恵が大きくなるほど非課税運用ができるNISAやiDeCoの意義が大きくなります。
同時に支出をコントロールすることで、浪費を避けることができます。

この辺りのお金の知識は働き始めた頃に持っておくとよかったな、と少し後悔しているのです。

お医者さんの仕事について考えたこと

しかしながら、お医者さんの仕事は忙しいです。
とくに働き始めの初期研修医は、いきなり現場に放り出されるので、通常の業務を習得するほか、勉強もしなければなりません。
個人的な経験で言えば、3年目はさらに大変です。
研修医というのは、ある意味では守られる存在ですが、3年目に自身の診療科を選択すると、その途端に周囲からはその診療科の医師、という目でみられます。
患者対応はもちろん、他科の医師から問い合わせもあったりして、とにかく大変でした。
一番辛かった。。

少しずつ落ち着いて仕事ができるようになるのは、5年目以降からくらいでしょうか。
それでも業務は増えるし、学ぶべきことはたくさんあります。

15年年ほど医者をやってきて、いろんなお医者さんを見てきたつもりですが、思うのは「お医者さんは優秀でとても真面目な方が多い」ということです。
どの科の先生もプロフェッショナルで本当に凄いなぁと思うのです。

ですが、お金の話というとどうでしょう
お金のことを知るには若いうちが適切だと考えていますが、若いうちは忙しすぎて、なかなかお金に関する知識を得る時間がありません。
もちろん興味がある先生は、持ち前の能力の高さで、どんどん知識を蓄えますが、そうでないと全くお金のことを知らずに歩んでいきます。
まさにわたしのように。

ならばそれを誰かが教えたらいいのでは?
というのが動機です。

それなりに医者としての実績を積んできたので、今後は若い先生たちの役に立ちたい。
わたしがこれまで勉強してきたお金の話は役に立てるのでは?


講義/講演について考えたこと

資産形成は時間があればあるほど有利です。
したがって、お金の話は若いときに聞いてこそ、だと考えています。
なので講義のタイトルを研修医のための、としました。
私が研修医になりたてのときに聞きたかったな、という内容を盛り込みました。
何かの本で読みましたが、「過去の自分に伝えたかったこと」は、いま誰かの役に立つ可能性があります
中年以降の課題が「若い世代への利他的な配慮」であるならば、お金に関する「過去の自分に伝えたかったこと」を伝えるのは、その意図に沿うのではないでしょうか。

おわりに

もうここで宣言しちゃいましたから。
いずれ、「講義やりました!」と報告できるようにがんばります。

そういえばnoteには「仕事依頼」という項目がありました。
ちょっとまとめてみようかな。
近日中の課題とします。

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