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【DELTA tracer】最強の攻略バイブル~ゼロからデルタを理解する~

1. 前書き

たかまる塾長の【デルタトレーサー】解説noteを手に取ってくださり有難うございます。2020年の6月をもってモノレートがサービスを終了すると同時に、デルタトレーサー無料で利用できることになり、月額\1980の有料keepaよりもデルタトレーサーの需要が高まっていくと考えています。

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特にせどり初心者の方や未経験者の方はいきなり有料版keepaでランニングコストを発生させることを敬遠しがちだと思いますので、今回のnoteでは誰でも無料でせどりに取り組めるよう【デルタトレーサー】の活用方法(仕入れ判断)を実際に仕入れ先も実在する商品をもとに、実践的に活用方法を解説していきます。

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これは僕自身が実際にリサーチを掛けて探し出した商品を資料として用いて、回転率や適正販売価格の出し方を丁寧に解説していきます。

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ふわふわした感覚的な説明や表現ではなく、全て理詰めで取り組める、確実性と再現性の高い“せどり”らしい、事実と数値に基づいた解説をしていきますので、僕と一緒に【デルタトレーサー】の使い方を確認・学習していきましょう。この場を借りてまずはこのnoteに興味をもって手に取ってくださった貴方へ感謝申し上げます。

2. デルタトレーサーとは?

まずデルタトレーサーに関する基礎知識を確認していきましょう。デルタトレーサーはAmazonで販売されている商品の価格やランキングなどを知ることができるツールになります。

デルタトレーサーは独立したサイトとGoogleの拡張機能(パソコン版iPhoneのアプリに近い感覚)の2種類が存在しているので、デルタトレーサーを使用する際は、自分がどちらののデルタトレーサーを活用するのか再度確認してみてください。どちらのデルタトレーサーを活用しても仕入れ判断に差は生じませんので、扱いに慣れるまでは時間を掛けてゆっくり確認するようにしていきましょう。

3. モノレートとほぼ機能は同じです

デルタトレーサーが分析/表示してくれているデータ及びその表示方法はモノレートに非常に近い値となっています。その為基本的な仕入れの可否判断はモノレートと同様に行っていただければ大丈夫です。

しかし先日のTwitterでもお話しましたが、デルタトレーサーとモノレートでは商品のデータを読み解く際に注意すべきことがいくつかあります。表示している数字の意味であったり、似ているけど内容が異なる項目がモノレートとデルタではいくつか存在しているので、そのあたりを少し意識して読み進めて頂ければ幸いです。

4. モノレートとデルタトレーサーについて

・実際にデルタを活用したことがある方であればイメージが沸くかと思いますが、モノレートとデルタはデータの表示方法など非常によく似ています。初めてデルタを観た方は一瞬モノレート錯覚するくらい似ているものです。実際にデルタの画面を確認してください。(https://delta-tracer.com/)商品の最安値などをグラフで表示しているところや、モノレートでいうところの“期間毎の最安値一覧”と同じようなデータも表示してくれています。

なので勘の鋭い方は『モノレートと同じ感じで読み解けばよいのでは?』と考えることでしょう。実際にモノレートを読む事が出来れば、デルタの読み解き方もほとんど同じですので問題はありません。

しかし、厳密に言えばモノレートとデルタはデータの表示方法等、モノレートと異なる部分が存在していますので、モノレートとデルタの違いを理解した上で、モノレートの読み解きが出来るスキルがあれば、デルタで十分仕入れ可否の判断を行うことが出来るということになります。

僕が注意して欲しいと考えることは、どんなにモノレートとデルタが似ていても厳密には異なるものですので、きちんとデルタはデルタの見方をしなければ、細かな仕入れ判断ミスで利益を取り損ねたり、不良在庫を抱えてしまう可能性があるので、デルタはデルタとして向き合って欲しいということです。

せどりは仕入れから販売までをセンスや感覚ではなく、すべて理詰めで行うことが出来るという何よりの強みがあります。そのせどりの強みを最大限発揮する為にも、デルタとモノレートの違いをきちんと認識して仕入れに活かして欲しいです。

《モノレートとデルタの異なる部分と注意点》

・ここからは実際にモノレートとデルタの違いについて解説していきます。1つの違いに対して1つの解説という流れで解説を進めていきますので、もし1度では理解出来ないところがあれば、何度か読み返して理解を深めて頂ければなと思います。

【期間毎の最安値一覧】
・仕入れ判断を行う際に重要になってくるモノレートの【期間毎の最安値一覧】ですが、これと同等のデータがデルタにも表示されています。それが【相場情報】というデータです。この【相場情報】に記載されているデータはモノレートでいうところの【期間毎の最安値一覧】と同様の内容になります。

記載されている内容(データ)としては【①データ取得日時②Amazon内での商品ランキング③新品 最安値/出品者数④中古 最安値/出品者数】この様になっています。

モノレート解説のnoteに【期間毎の最安値一覧】から商品が実際に売れているポイントと価格の確認方法(期間毎の最安値一覧の見方)を記載していますので、それと同様の見方でデルタの【相場情報】から実際に商品が売れているポイントと価格を確認することが可能です。

しかしここで注意すべきことがあります。それが【モノレートとデルタではデータを取得している間隔】が異なるということです。

実施にモノレートの【期間毎の最安値一覧】とデルタの【相場情報】を比較してみてください。モノレートの期間毎の最安値一覧のデータの方がデルタの相場情報と比較して、より細かな感覚でデータを取得していることがわかります。

この違いからデルタを活用する際の注意点としてはデータを取得している間隔がデルタの場合、モノレートと比較して広くなるため、データを取得しているポイントの間で実際何点商品が売れているのか意識して考察することが重要ということです。

一ヶ月に○○点~○○○点という膨大な個数販売している商品に関してはモノレートでもデータを取得している間の時間で、何個も商品が売れている場合がありますが、例えば1ヶ月に数点~十数点というような商品の場合、モノレートでは最安値一覧のデータを確認すれば、1点ずつ売れているポイントが確認出来たことに対して、デルタの場合、データを取得する感覚が広いが為に、1つの間隔で数点売れているケースも多々あります。

実際にモノレート解説の教科書にも記載していますが、商品が売れたと判断できるのは【ランキングが上昇して出品者数が減ったタイミング】となります。デルタの場合はデータを取得する間隔が広いのでランキングの上昇具合と1か月間での販売個数のデータを基に、そのデータを取得している間の期間に何点売れたのか考察することが、より正しい仕入れ判断に繋がるということです。

例えばこの期間ではランキングが500位上昇しているから1点売れていて、別の期間ではランキングが1000位上昇しているから2点売れたという流れでの考察が必要になります。

一見大したことのないモノレートとデルタの違いにも捉えられるかも知れませんが、せどり最大の強みである【仕入れ前に回転率と利回り(利益率)を確認して納得できるものだけ取り扱う】という確実性をより高める為には、いつ・どのタイミングで・いくつ売れたのかという判断は非常に重要になってきます。

実際に僕自身が運営しているセラーアカウントの販売実績として、商品が納品されてから販売されるまでの商品保有期間は平均すると【6日間】です。これは僕自身がきちんと短期で売り切れる商品且つ納得のできる利益が生まれる商品のみを扱うという考えのもと、仕入れを行う前の仕入れ判断をかなり細かく、そしてどんな時でも感覚やセンスといった大雑把な判断ではなく、常に商品データ(モノレートやデルタの最安値一覧や相場情報)と向き合って正確に読み取っているからだと思います。

せどりで稼ぐ為に、きちんと資金と商品を回し続ける為には、このモノレートとデルタの最安値一覧と相場情報を似ているからといって同じ扱いをするのではなく、この2つの同じ点と異なる点を理解してデータと向き合うことが大切なのです。だからこそ今回、モノレートのサービスが終了するにあたって、きちんとこの2つのデータ(最安値一覧と相場情報)の双方を理解認識して欲しいと思います。

【モノゾンとデルタで似ているところ】

・その商品が1ヶ月の間に一体何点売れているのか判断する為にモノゾンを活用している方は非常に多いかと思います。こちらのモノゾンもサービスを終了するので今後は“キーゾン”というkeepa(せどり用拡張機能)にあるモノゾンと同じ「販売個数をカウントする」無料ツールを活用することになります。

なので販売個数のカウントはモノゾンからキーゾンに移行する形になります。実際に僕も仕入れをする際はモノゾンで1ヶ月あたりの販売個数を確認しています。

このような1ヶ月に何個商品が売れたのか判断する機能はモノレートには存在していないので、モノレートで仕入れ判断を行う場合、必然的にモノゾンも活用しているせどらーさんが多いです。しかしデルタにはこのモノゾンと同じ機能(1ヶ月あたりの販売個数)を表示する機能が備わっています。

デルタとモノゾンの商品販売個数の表示画面も非常によく似ているので一見同じように感じられますが、厳密に言えば異なります。そしてデルタを使い熟す為には、この違いもきちんと理解するようにしましょう。

では一体どの部分が異なるのかというと“2つ”の点が挙げられます。1つ目は【商品のカウントの仕方】です。モノレート読み解きの教科書にも記載していますが、モノゾンの場合【1ヶ月/2ヶ月/3ヶ月/平均/合計】この様な項目にそって商品の販売個数を表示しています。

この“項目”に関してはデルタの商品販売個数表示部分も同様です。しかしモノレートの場合1ヶ月というのは、商品販売個数をカウントする期間が【今日から~1ヶ月前】、2ヶ月の場合は【1ヶ月前~2ヶ月前】、3ヶ月の場合は【2ヶ月前~3ヶ月前】という期間になります。単純に期間毎の売れた商品個数をカウントして表示しているのがモノゾンのケースです。

しかしデルタの場合は【期間毎の売れた個数】ではなく【今日から〇ヶ月前の期間に売れた個数】という累計方式でのカウントとなります。その為デルタの場合【1ヶ月/2ヶ月/3ヶ月/平均/合計】という項目のカウント方法は【1ヶ月=今日~1ヶ月前】【2ヶ月=今日~2ヶ月前】【3ヶ月=今日~3ヶ月前】というカウント方法です。その為デルタをモノゾンと同等の内容で読み取ろうとした場合は注意が必要です。

デルタで1ヶ月前~2ヶ月前の期間売れた個数を調べようとした場合(モノゾンでいうところの“2か月間”の部分)デルタの販売個数のデータにおける【2ヶ月間―1ヶ月間】という引き算を行うことを忘れないでください。また1ヶ月間に売れた個数をモノゾンとデルタで比較した際に個数が若干ズレる場合があります。

例えばモノゾンだと直近1か月間で15個売れているのに、デルタだと17個など。これは性能の違いによってカウントし間違えているという訳ではなく、厳密に言えばモノゾンとデルタはどんなに似ていても異なるサイト(ツール)なのでデータを取得するタイミングやデータの処理方法が異なります。

モノゾンはデータの取得を14時00分に開始して17時00分に終了しているが、デルタは15時00分に開始して18時00分に終了しているといったイメージです。

データ取得を開始する時間と終了する時間に差があれば売れた個数(販売個数)に差が生じることは不思議なことではありません。この2つの違いを理解していればモノレートとデルタの双方をきちんと理解して販売個数の判断と分析を間違えない様に注意しましょう。

【デルタに存在する最終販売価格と最高販売価格】

・商品を仕入れる際に直近で販売した価格やここ最近で最も高く売れた価格というデータは適正な値付けや利益計算・販売個数を算出する際に重要な要素の1つとなります。

モノレートを使用している場合、これらのデータは期間毎の最安値一覧のところから自ら商品が売れたポイントを見つけ出して確認する必要がありますが、デルタの場合は項目に【最終販売値と最高販売値】が存在しているので、自らデータと向き合って分析しなくても即確認することが可能です。

デルタを用いて仕入れ判断を行う際はこの最終販売値と最高販売値を巧く活用して短時間で仕入れの可否判断を行えるようにしましょう。いかがだったでしょうか?

一度で理解することが難しくて当たり前ですので、もしこのデルタトレーサーとモノレートの違いや共通点についてまだ理解しきれていない方は是非“モノレート読み解きのnote”と併せて何度もこの解説を確認して基礎知識を抑えて貰えればなと思います。

5. 実践的なデルタトレーサーを用いた仕入れ判断

ここからは“超有料級”の解説を行っていきたいと思います。ブログやYouTube・Twitterなどで配布されたり解説されているものでは実際に初心者や未経験者の方が実際に仕入れ判断を行う際に活用できるようなものは少なく、本気で学ぼうとした際に躊躇してしまったり、少しあやふやになってしまう内容が多いと感じています。

そこで今回は僕が実際に仕入れ判断をする時と同じ方法・同じ水準で商品の仕入れ判断をデルタトレーサーで行い、その全てを記載していきたいと思います。

今回の商品仕入れ判断は全て“無料”で誰でも使うことが可能な「デルタトレーサー」を用いて実施しています。またこのnoteを作成してデータを読み解いた日時は【2020年6月30日】となりますので、少し期間が空いてから閲覧した場合は添付画像の数字等に差が生じることが考えられますがご了承ください。デルタで読み解いたデータは下記の項目の順にまとめていきます。

⑴ Amazon商品ページURL

⇒当該商品のAmazonページURLです。


⑵ 商品仕入れ先URL

⇒実際に仕入れ可能な仕入れ先URLです。


⑶ デルタ商品URL

⇒当該商品のデルタ内URLです。


⑷ 回転率

⇒回転率は販売する価格によって多少変動します。今回のnoteでは具体的に〇日で売り切る場合は『¥○○○○』というように、より実践的な解説をしています。


⑸ 売れている日時の詳細

⇒デルタの商品データを確認した上で実際に売れているとカウントしたポイントを色線で囲んで表記しています。


⑹ 適正販売価格

⇒実際に売り切るまでの期間を考慮して、販売する際の条件を記載した上で記載しています。実際に僕がどのように考えて値付けを行っているのか分かるかと思います。僕自身は回転率が〇日以内なら仕入れをするという判断ではなく10日以内に売り切れるか、10日以内に売り切れる価格設定をして十分に納得出来る利益を得ることができるか、という観点で商品を確認して仕入れ判断のジャッジをしています。


⑺ 商品に関する補足事項

⇒当該商品に対して商品・販売の面で特記することがあれば記載します。

それではここから実践的なデルタを用いた商品の仕入れ判断を行っていきますので、一緒に1つずつ確認していきましょう。出来ればこのnoteをプリントアウトして難しいと感じた部分にラインマーカーを引いてあとでじっくり考えられるようにしていきましょう。折角なのでたかまるお奨めの学習方法を紹介させていただきますので、よければこの方法で学習してみてください。

《準備するもの》

・パソコン
・スマホ
・プリントアウトした”このnote”
・ラインマーカー

《学習方法》

①パソコンでこのnoteを開く
②プリントアウトしたnoteで読み進めていく
(パソコンやスマホでありがちな飛ばし読みを防止する為)
③図やグラフ・写真はパソコンで確認
(普段のせどりは画面上で確認する為)
④難しいと感じたところにラインマーカーを引く
⑤Amazonページ等の商品URLはスマホで開く


この方法でnoteを読み進めていただければ、きちんと内容を読み込めると同時に焦らずじっくりと記憶に残る学びを実践することが出来ます。プリントアウトしてラインマーカーを引いたnoteは自分の学びの財産となるので今後も活用してください。

⇩【ここから実践的な解説に入ります】


(商品No.1)
【PENTAX 単焦点レンズ 01 STANDARD PRIME Qマウント 22067 シルバー】

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・まず1つ目の商品はカメラ転売のジャンルになりますが、商品によっては仕入れ単価も数千円程度で収まり、大きく利益をえることが可能な『カメラレンズ』です。特にカメラ転売系のジャンルはモデルチェンジの周期も年1程度かつ新作モデルというよりもモデルチェンジ『改良型の販売』がメインになるので、一度取り扱った商品の知識やスキルがきちんと積みあがっていきます。なのでリピート仕入れがし易く、短時間しか作業が出来ない方や、1点あたりの販売利益を伸ばしたい方にお奨めなジャンルになります。今回はデルタの解説なので詳細はまたTweetやブログ等でお話します。

⑴ Amazon商品ページURL

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・商品の詳細は上記のリンクから飛ぶことが可能ですが、noteを記載している日と閲覧してくださった品で価格が異なる場合がございますがご了承ください。確認していただいて分かるように、現状この商品の最安値は【prime】での販売で¥18000となります。

⑵ 商品仕入れ先URL

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https://item.rakuten.co.jp/yamada-denki/3158276013/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_101_0_0

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・今回の仕入れ先は【ヤマダ電機楽天市場店】になります。楽天市場での仕入れになりますので楽天ポイントも同時に貯めることが可能、現金利益にプラスして楽天ポイント利益まで取れるかなり効率の良い仕入れ販売になります。家電量販店の電脳せどりは公式のオンラインストアだけで行う方も多いようですが、寧ろ楽天などの「支店」も独自の商品や独自の価格で販売しているケースもあるのできちんと確認するようにしましょう。

⑶ デルタ商品URL

https://delta-tracer.com/item/detail/jp/B0071GT6CO

・次にこの商品のデルタ内のページを確認していきましょう。note作成時点のデルタでのデータも画像で記載させていただきますが、出来ればリンクから1度デルタのページを確認するようにしてください。(変なアフィリリンクを噛ませたりはしていませんのでご安心ください)改めてデルタをみていただいて感じて貰えるかと思いますが、やはりデルタとモノレートはかなり似ている仕様になっていますので、今までモノレートで仕入れ判断を行っていた方には馴染み易いと思います。まずはデルタに慣れる為に出来れば毎日新しい商品(異なる商品)のデルタでの商品ページはリサーチの一環として必ず確認して触れるようにしてみてください。


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・まず【商品詳細】の部分を確認していただければ、デルタではモノレートと同様に『新品/中古』の現時点での最安値が記載されています。デルタの方がモノレートと比較してより細かく価格の詳細が記載されているので、寧ろモノレートより使い易いというのが事実かと思います。そしてモノゾンやキーゾンと同様に『販売個数』の記載もされているので、商品をリサーチする際、複数のアプリを行き交うこともなく、1つの画面だけで最安値と販売個数の確認が出来るので仕入れの簡易的な可否判断(パッと見た感じで現時点の最安値より安いかどうか・大体1ヶ月でどの程度売れているのか)が限られた作業時間を有効活用することが可能です。

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[デルタ 商品グラフ]

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⑷ 回転率

【5日】

⑸ 売れている日時の詳細

・6月22日8時 21360円(⇩)

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・6月16日0時 21360円(⇩)

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・6月13日6時 13059円(⇩)

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・6月12日6時  7964円(⇩)

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・6月11日6時 13059円(⇩)

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・6月09日0時 13060円(⇩)

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⑹ 適正販売価格

《①5日間で売り切る場合》

販売価格:17500円
利益:5426円
利益率:31%
ROI:55.65%

《②3日間で売り切る場合》

販売価格:13059円
利益:1474円
利益率:11.28%
ROI:15.11%

※②は①の出品価格で売れない際に実施

(理由)現在、18000円のプライム販売している出品者がカート取得中。その出品者の”在庫数1”。この商品が先に売れさせて21360円に販売価格を上昇させることも考えられるが売り切って利益に変えるのが正です。

販売の方法や価格設定には個人の価値観が現れるのでいちがいにどの値付けが正解ということはありませんが、せどりを副業や収入源というお金を稼ぐ手段の1つとして考えるのであれば、そこに求められるのは確実性です。

商品を寝かせたり、売り切れるのに更なる利益を求めて売り損ねるよりも、現段階できちんと売り切れる価格で満足のいく利益が得られるのであれば、すぐに売り切って次の仕入れにお金を回して利益を積み上げていった方が、確実で結果的により多くの利益と経験を積む事が可能です。

⑺ 商品に関する補足事項

模索している最中の出荷される日数等も計算して今回はヤマダ電機楽天市場が良いと判断。他のサイトにも在庫があった。

(商品No.2)
【Galaxy Note9 CLEAR VIEW STANDING COVER ブルー【Galaxy純正 国内正規品】 EF-ZN960CLEGJP】

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⑴ Amazon商品ページURL

⑵ 商品仕入れ先URL

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・今回この商品の仕入れ先は「ケーズデンキ」となります。家電量販店は少し前から”PayPayモール"にも店舗を構えるようになりましたので、リサーチする際はどちらのサイトも確認するようにしましょう。

その理由としては在庫を共有している店舗であったとしても、どちらか一方では欠品しているが、もう片方では在庫アリで実際に購入可能の状態であるケースがしばしある為です。

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電脳リサーチの基本として複数のECサイトに出店しているお店はきちんと全てのサイトで在庫状態を確認することです。きちんと他のサイトでの販売状況を確認することで、想定外の価格競争に巻きもまれたり、刈り取り損ねや仕入れ損を無くすことにも繋がります。


⑶ デルタ商品URL

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[デルタ 商品グラフ]

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⑷ 回転率

【1~2日】

⑸ 売れている日時の詳細

・6月29日09時 8980円(⇩)

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・6月28日15時 8980円(⇩)

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・6月26日01時 8980円(⇩)

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・6月07日20時 7800円(⇩)

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⑹ 適正販売価格

《①2日間で売り切る場合》
販売価格:8980円
利益:3457円
利益率:38.49%
ROI:78.96%

《②1日間で売り切る場合》
販売価格:7800円
利益:2380円
利益率:30.51%
ROI:54.36%

⑺ 商品に関する補足事項

6/7~6/18まで出品者0になっているため販売数が若干落ちているが商品としては売れているので決して販売数が少ないと判断してはいけません。商品の需要が高い場合、在庫が需要に追い付かず「在庫なし/販売者なし」というテデータ的には”ゼロ”がつく状態は、人気な商品ほど生じる現象です。

確かにデータとして販売個数がカウントされていないと一見売れていないように捉えてしまいますが、在庫が追い付かず在庫なしで販売数がつかない状態は、売れていないのではなく在庫の復活が待たれている、非常によく売れる状態なのです。

その商品の需要は商品が一ヶ月に売れる個数で判断する事が一般的ですが、在庫数がごく僅かでデータがうまく反映されていない(販売数としてカウントされている数が少ない)商品に関しては、在庫が復活してから無くなるまでの期間や、出品者数や在庫が復活してから1つ目が売れるまでの期間の長さで売れ行き(需要)を判断すると良いですね。

(商品No.3)
【Xbox ワイヤレス アダプター for Windows 10 】

⑴ Amazon商品ページURL

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⑵ 商品仕入れ先URL

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・普段はサラリーマンと兼業であることや仕入れ資金をきちんと使い切ることを考えた上で場所や時間帯を問わず仕入れを行える電脳が仕入れの8割を占めますが、勿論店舗も各社月の上旬と下旬はオンラインとの差や店舗の状況確認を含めて仕入れに行くようにしています。この商品はヤマダ電機での仕入れとなります。在庫も豊富でよい商品です。


⑶ デルタ商品URL

https://delta-tracer.com/item/detail/jp/B0748LC6VZ

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[デルタ 商品グラフ]

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⑷ 回転率

【10個/14日間】

・回転率の考え方は前の商品でもお伝えした通り「〇日で売れるから仕入れるor仕入れない」ではなく、「〇日以内で売れるかどうか?」この基準で考える必要があります。そして悩むことが最も多いケースが今回の商品のように「短期間でかなりの個数が売れている」日用品・○○周辺機器・食品などによくみられるケースです。このような商品の場合は1週間で何個・2週間で何個売り切れるという見方をした方が、仕入れ損ねや仕入れ過ぎを防ぐことが出来ます。

⑸ 売れている日時の詳細

・6月30日18時 4657円(⇩)
・6月30日12時 4690円(⇩)
・6月30日06時 4697円(⇩)
・6月30日00時 4749円(⇩)

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⑹ 適正販売価格

販売価格:4490円
利益:879
利益率:19.57%
ROI:35.58%

⑺ 商品に関する補足事項

楽天や各種サイトのSALE等で販売される商品や全国的に徐々に在庫が減少している商品などは回転率が速く、かつ在庫がなくなるスピードが速いので自分自身の資本に応じて適正販売個数を考え仕入れましょう。とりあえずの1個とかではなく、例えば自分の仕入れ資金が10万円であったら、そのうちの10%は同じ商品で運用しても良い、という判断をした場合は¥10000分なので3個など、何かしら自分の仕入れや販売には必ず理由付けるようにしましょう。そうすることで次回以降の仕入れできちんと自分の考えに沿った仕入れ販売が出来るようになりますし、日々付けている仕入れや販売のデータに裏付けが生まれてきます。

6.最後に

モノレートがなくなったことで、今後の仕入れや販売に焦りを感じた方も多いかと思いますが、一切その心配はありません。有料版keepaを導入することを検討されている方もいらっしゃるかと思いますが、個人的なたかまるの見解としては現時点で商品の仕入れ可否を判断する程度であれば有料版keepaは必要ありませんので、今まで通り皆さんせどりに取り組む事が可能です。もちろんモノレートとデルタは非常によく似ていますが、このnoteでも記載していると通りで細かな違いがいくつか点在していることも事実ですので、その点注意してせどりにこれからも取り組んで夢や目標を僕と一緒に追いかけ続けていきましょう。

7.追記

モノレートのサービス終了に伴って新しいサービスやツールなどがいくつか登場してきていますが、正直なところ現時点で何か新しいサービスを活用したから劇的に仕入れが簡単になったり、リサーチが楽になるような機能や仕組みのツールやアプリ・サービスは全て確認しましたが思い当たるものはありませんでした。

商品の売れるペースを数値で表記するサービスなども新しく登場しましたが、そのような自分の目できちんとデータを確認せずに「売れやすさ」の様指標をもとに仕入れ販売していては、今まで以上に「売れない」「価格競争に巻き込まれた」という事象に陥る方が増えていかないか僕は心配しています。せどりは「リサーチ・仕入れ・販売」の全てを理詰めで行えるからこそ手堅いキャッシュポイントになるので、その大事な「仕入れ」の面はアプリやツール任せにせず、自分自身で判断できるようにしていきましょう。

仮に2~3ヶ月その判断する力を養うことに時間がかかったとしても、自分でも確信がもてないふわふわした目先の利益や直近1年間の利益と安定して数年先もこれからも稼ぎ続けられる、自信の持てる販売とでは後者の方が理にかなっていて、副業としてあるべき姿だと思います。最後に6月と7月とで何かせどりで大きく変わった事があるかと言えば【ない】ということが僕は正だと考えています。もしこの6月と7月で【リサーチ・仕入れ・販売】のいずれかでも大きく変化した、影響があると感じたり思うのであれば、少し意識するポイントがずれているように感じますので、今回のこの時間を機に今までの仕入れや販売などを振り返ってみてください。

確信がない状態で「みんながいっているから」「そう書いてあったから」その様な理由で物事を判断していませんか?「このnote」と必要な方は僕の「モノレート読み解きの教科書」の2つを活用して自分の力で自信の持てる仕入れ判断が出来るようになってみてください。それでは今月も過去最高利益を目指して頑張っていきましょう!!


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