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都知事選で感じた、虚無感。

27歳になったのに、夢みがち?


昨日は都知事選。そして自分の誕生日でした。
27歳にもなって、あまりにも効果を感じにくく、
投票率あげる夢みがちな活動をやるのが虚しくなることがあります。
今正直、twitterを開きたくないですし、なにも考えたくありません。

投票率をあげるため、少しでもフックをもってもらうために、
あの手、この手で私は発信しました。

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   <<私が情報発信したもの>>

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●選挙に行かない人をグラフで可視化
●1分で分かる都知事選の選び方 フローチャート
●4コマ漫画で発信
●公職選挙法を分かりやすく図式化
●勝手に22人のマニフェストをキャッチコピー 化
●選挙のうた(シルバー民主主義を訴えたラップ)
●「若者よ選挙に行くな」という若者をあおる動画
 (アメリカで話題になった動画を日本版にオマージュしたもの)
●小池百合子さんのモノマネ動画で風刺ネタ
●小池百合子さんをよく知る人物とYouTubeでシンポジウム
●7分で小池都政を振り返るYouTube動画
●乙武洋匡さんと YouTubeでコラボ
 候補者を選ぶ基準や思考を話す
●他メディアの出演、寄稿、取材
              ……などなど。

詳しくはtwitterをご覧ください。

●たかまつななtwitter
https://twitter.com/nanatakamatsu

 おそらく、全部のインプレッションは500万以上あり、それなりに頑張ったと思いますし、情報発信量も笑下村塾の代表の相川のおかげで、めちゃくちゃ増えました!(デザインセンスが素敵すぎる)
 
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が、しかし……。

選挙のたびに、炎上

 政治に関心がない人から政治に関心がある人まで、また多様な伝え方をしている分、批判や炎上はある程度、覚悟の上でやっています。それでも、私の発信をきっかけに政治に興味を持ってもらえる人がいるかもしれない、いたら光栄だと思いやり続けています。

 泥臭いです。お金にもならず、批判や炎上を覚悟している上でも、発信するのは、精神的に辛いです。右からも左からも批判がきます。しかも、これが経済界や評論家の方からもくるので本当に嫌気がしています。でも、なんで、自分たちが作ってきた文化を顧みずに、そんなこと言えるのでしょうか。

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よくある批判


●投票率があがったところで、結果は変わらないのに、バカじゃないの。
→統計から考えるとそうでしょう。しかし、全体の投票率があがることは特定団体への利益誘導がおこなわれにくくなる。民主主義は参加人数が多ければ多いほど健全になる。
 私は特定の候補者を当選させたい訳ではない。自分の支持する人を当選させたいから公平に見せかけてキャンペーンをするぐらいなら、応援演説にいって、メディア戦略から徹底的にみなおしブレーンになる。

●社会を動かすのは政治ではなく、民間だ。
→はぁーーー。なら、あなたたち民間が主導してきて作った世界は、こんな格差社会ですか?女性が働きにくい会社文化ですか?民間が動かすのはもちろんいいことです。でも、ウーバーがなかなか日本に進出できなかったり、オンライン診断がなかなかすすまなかったり、根強いハンコ文化がのこったり、グローバル化や消費者目線で世の中にちゃんと浸透しましたか?政治も一緒になって動かないとダメだって痛感は本当にしなかったんですか?大企業や自分たちは儲かっているからよくて、そこからあぶれてしまった社会的に立場の弱い人の救済は、民間ができますか?積極的なCSRや寄付文化はおこなっていますか?コロナで非正規でクビになった人を目の前に、民間がやるから政治で世の中変えるのはださいなんて言えますか?どうやってその人たちを助けるんですか?なぜ、そんなに他人事なんですか?

●政治に納得いかないなら引っ越せばいい
→そんなお金があるならいいですね。日本全国政治が腐敗して、引っ越す先がなくなってもいいのですか?海外にどんどん移住して、日本から頭脳流出してもいいんですか?そういう考えが、タックスヘイブンなどを生み出すのでしょうね。稼いで、社会貢献する。寄付する。私はこういう生き方に憧れますし、小さいころに読んだ伝記にはそういう人たちがたくさんいました。自分たちが作った世界にもうちょっと責任や当事者意識を感じて欲しい。日本に生まれただけで、法律がある国で、最低限の生活が保障され、戦争がないことがどれだけ恵まれていることか分かりますよね。そんな中で日本社会や国際社会に恵まれている自分だからこそ、貢献したいという気持ちはありませんか?家庭や先生からそのような教育を一度もうけたことがないですか?そういう生き様に本や映画を通して触れたことがないのですか?

●公平じゃない
→私の視点が入り込んでます。もちろん。でも、より違いを分かりやすくするにはという徹底的な議論をかわし、各選挙事務所に電話したり、取材を通して決断しています。覚悟なく、報道しない、発言しない人よりもよっぽど社会的責任を果たしていると思います。あなたが平等に、公平に選挙報道をされているならまだ分かるのですが、なぜ人の足を引っ張ることをするのか理解できない。本当は社会をよくしたい仲間じゃなかったのかな。一緒に変えていきましょうよ。あと、風刺ネタは風刺だとよみとってほしい…。もう、遠回しに伝える文化やジョークというものが通じない世の中になっているのかな。。私は敷居をさげる入り口の役目のつもりです。そのあとは、みなさんの調べるなどアクションをと思っています。

●投票の質をあげないと意味がない
→だから、関心をもってもらう第一歩を私は担います。あなたが質をあげてください。いきなり質を高くは無理です。ステップをふむ必要があります。まずは私が関心を高めます。お笑いや分かりやすさという点で。そして質を高めるための仕掛けや導線としてシンポジウムまでおこなっています。でも、質を高めるまでは一人ではデザインしきれません。みんなでやっていきましょう。

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とにかく、高みの見物で、頑張っている人を揶揄するのではなく、せめて「もっとこうしたらいいよ」という建設的なアドバイスがほしい。あなたが、変えて欲しい。あなた方、上の世代が作った世の中を少しでもいい方向に世直ししているから邪魔しないでほしい。

政治ができること

 これから日本の未来は暗いです。景気が悪くなる、少子高齢化で若者の負担が増加。政治は、気軽に発言すると炎上するし、面倒くさい。でも、政治が解決できることはたくさんある。ご主人を過労死でなくしたという奥さん。働き方の法律で救えたかもしれません。コロナで職をなくした人、自殺を考える人を救える1つが政治です。取材する度にこの人を政治で救えたのでは?と考えます。

 社会問題を解決するためには最終的には、政治が重要だと気付きました。なのに政治の世界は暗い。若者が人口が少ない上に選挙に行かず、政治は今を逃げ切ることばかりに目が向いている。だから、若者の投票率をあげたい。あまりカッコよくないかもしれないけど諦めずに声をあげ続けます。

メディアの意義

 選挙が終わってから、特番で候補者のこと特集するって本当にメディアの意味ってなんなんだろう。視聴者の役にたっていない。候補者の政策の何が違うのか、実現可能性はどのぐらいあるのか候補者に問い質したり、東京都のこれからの課題をあらいだすなど、メディアが論点を積極的に作ったり、討論会を開催したりしないと。。。
 もちろん公職選挙法の範囲内でやるのは大変。だったら、公選法を変える動きをつくるなども必要だし、危険だからやらないのではなく、どこまでが大丈夫なのか勉強した上でギリギリを攻めたり、報じる必要があるのではないか。
 国政選挙ではないが、選挙前の報道量が少なすぎる…。(やっていたメディアももちろんあるけど…)私は、YouTubeでできる範囲で頑張ります。

https://www.youtube.com/user/takamatsuch

YouTubeたかまつななチャンネル、現在チャンネル登録7万6千人。

YouTubeで選挙報道をする


 今回、一番多かった私のtwitterのツイートは、インプレッションが400万あった。視聴率でいうと4%。かなりの影響力だ。SNSで誰にもしばられることなく、報道や社会問題解決型の番組が作れる日はそう遠くないと思っている。まだまだお金がなく、辛いが、今が踏ん張り時で、実現の光は見えている。前回の参議院選挙では、動画がtwitterで400万回再生され、それで民放中心に40社ほどで取り上げられた。影響力は1つの高視聴率番組で取り上げるよりも遥かに大きいだろう。SNSから社会を変えられるかもしれない。そのことを信じて頑張ります。

よろしければ、誕生日プレゼントに取材費やYouTubeの製作費などを寄付していただけますと幸いです。

https://shouka.thebase.in/

上記のbaseにサイトにグッズと、寄付をもうけています。ぜひご支援ください。この記事も、7文字だけ有料にしますので、よろしければご支援ください。最後までおよみいただき、ありがとう



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