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2022年、若者の圧力団体になります。

あけまして、おめでとうございます。
2022年の目標は、若者の圧力団体になるということです。

見かけだけのSDGsではダメだ

このままでは、日本は衰退します。少子高齢化社会で人口減少し、経済成長もなくなり、外国人の受け入れも中途半端で、ブランディングもできず、経済力が衰えたことで外交力や世界への影響力もすくなくなっていくでしょう。

少子化や人口減少なんてずっと前からわかっていたのに、食い止めることができませんでした。持続可能な社会、未来のため、子どもたちのためといいながら、今日本で流行っているSDGsも理念をきちんと理解せずに、見せかけで終わっていることも多く見受けられます。

未来のために「変える」必要がある

SDGsは社会を変える17個の目標なんです。このままの地球環境や社会、経済ではまずい。だから変えよう。そう、「変える」ためのものなんです。だけど、大きな社会変革をしようとしているでしょうか。答えは、ノーだと思います。

若い人の一部は声をあげ、危機意識をもっていますが、若者の投票率はあがらないし、そもそも声のあげ方や社会の変え方を習ってこなかったので、変えようと思う人たちは孤独にたたかい、大人たちから「不勉強だ」「生意気だ」などと誹謗中傷にあい、心が折れてしまう。

若者を代弁する団体が少ない

9月入学や大学入試改革など若者が不利益を被りそうになった時に、結局は若者が声をあげました。もちろんマスコミも報じ、一部の政治家も声をあげましたが、最終的に若者の圧力団体なるものがないことが問題だと私は強く思いました。

環境問題に、10歳のときに関心をもちはじめた私は、18年ほど活動していますが、叩かれ続けました。そして、大人たちに利用されそうな場面が多くありました。政治というと特定のイデオロギーや、結論ありきで議論されることもしばしあります。特定のイデオロギーではなく、問題を解決するための思考力や行動が必要です。

そのためには、社会問題を身近にし、気軽に話せ、行動にうつす人が増える必要があります。私はそう考え、「笑いで世直し」という理念をかかげ、笑下村塾を作りました。笑える授業を全国の学校に伝え続けます。

若者の圧力団体というのはちょっと強い言葉かもしれませんが、子どもにツケを回さないために、変えることが必要です。

だから、私は子どもにツケを回さないために、社会問題を解決するために何ができるのか、そのことに徹底的にこだわる1年にしたいと考えています。

現場主義「主権者教育を自治体で広める」

具体的には、1つ目は、笑下村塾で自治体連携を強めます。単発での出張授業の依頼が多かったのですが、自治体と連携し、若者の政治参加を強めることをします。1回の授業で投票率が84%になったこともあります。市町村や都道府県レベルで若者の政治参加を促進し、それを全国に広げられないか挑戦します。弊社は、全国レベルで主権者教育(政治の授業)をする日本で唯一の株式会社です。他は儲からずに撤退してしまいました。既存の政治教育では、10代のおよそ半分の人が選挙にいかないという結果のため、外部団体の力が求められます。スウェーデンでは、税金で30億円ほど使われており、税金で行われる必要があると私は考えています。学者さんとの連携なども深め、日本のために主権者教育の効果的な調査事業もやっていきたいと思っています。連携してくださる自治体や学者さんなどお気軽にお声かけください。

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YouTubeで社会問題の敷居を下げる

2つ目は、社会問題解決型の YouTube番組を作り続けることです。いろんな形でこれは引き続き模索していきたいと思います。当事者の人の辛さをやわらげ、「私だけではないのか」「こうやったら楽になるのかもしれない」「こういう手助けや外部とのつながりがあるのか」という自助グループのような空間を作ることや、政治家や政党がいいことをしたときにはそれを評価したり(減点報道ばかりではなく加点報道をしたり)、専門家に学術的なアプローチでファクトをもとに作ったり、解決のために提案をしたりする番組や具体的な解決方法を提示したりする番組を作ったりしたいと考えています。

いずれにしても、私たちはお金に苦しいです。特定政党や政治家にスポンサーになってもらうことなどはもちろんしておらず、お金に色がつかないようにしているからです。SDGsの企業研修などで黒字化した部分を赤字でも出張授業に補填したりしています。

YouTubeは、自殺やいじめ、虐待というキーワードは自動的に広告収益ができなかったりします。動画を出せば出すほど、取材すればするほど赤字になってしまっています。


海外取材をし、教育をアップデート

3つ目は、日本と海外の二拠点生活を2022年はしながら、語学の勉強をするのはもちろんのこと、主権者教育やSDGsを取材し、日本にいいものは輸入したいと考えています。海外とくにヨーロッパはどのようにして主権者教育が根付いたのか。なぜ税金が使われているのかなどしっかりと参考にしたいと思います。こちらもお金も時間はかかりますが、頑張ります。

日本で中途半端なコメンテーターや論破ゲームするテレビ番組の演出に加担し続けても何もうまれない。そこからは少し距離をおき、新しい価値をつくっていきたいと思います。


もしよろしければ、ぜひ寄付をお願いします。

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お金になりにくい。無理ゲーで先輩方もみんな撤退してしまいましたが、私は頑張ります。応援のほどお願いします。

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