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ブラウザとアプリ

パソコンやスマートフォンには、様々なアプリ(ソフト)があります。

その中で、Internet ExplorerやEdge、Chromeなどのようなアプリは、ブラウザと呼ばれています。

ブラウザとは、英語で「見るもの」というような意味。インターネット上にある場所を指定すれば、多くの場所の情報を読んだり、サービスを利用することができます。

インターネットの情報を見て、操作するための窓 と言えるでしょう。

ところで、メールソフトやカレンダー、天気予報のアプリなど、ブラウザ以外のアプリでも、インターネットの情報を扱うアプリは少なくありません。

これらは、ブラウザでも見られる情報を、より鮮明に、気軽に読むために、別のアプリが用意されている と考えるのが良いでしょう。

スマートフォンのYahooのアプリで見られる情報と、ブラウザでYahooのページを見た時に表示される内容が同じように、アプリで見られる情報と、ブラウザで同じインターネットページを表示したときに見られる情報は、基本的には同じものです(文章の配置や見方・構成など内容以外の部分は変わる場合があります)。

ブラウザは、場所を指定すればどのような場所でも見える双眼鏡、それ以外のアプリは、見られる場所が固定されている代わりに、決まった場所はより鮮明に見える望遠鏡 と思うと良いでしょう。

ブラウザとアプリの使い分け

それでは、ブラウザとそれぞれのアプリは、どう使い分ければいいのでしょうか。

それは、実際にパソコンやスマートフォンを利用するみなさんが決めることです。良く使うもの、より便利に使いたいインターネットサービスは、個別にアプリをインストールしても良いですし、それほど使わないものはブラウザから必要に応じて見にいくだけでもよいでしょう。

自身のパソコンやスマートフォンの使い方、端末自体の容量、どれだけそのサービスを頻繁に使うかどうか など、自分の使い方を考えた上で、決めると良いでしょう。

パソコン・スマートフォン初心者に関わるみなさまへ

パソコンやスマートフォンの利用の初心者の皆さまが、よく戸惑う場面の一つが、インターネットとブラウザやその他アプリの関係性です。

たとえばYahooなどのサイトをブラウザから表示するときと、アプリから表示した時、全く違うものが表示されていると思っている。

あるいは、Google検索で気象庁のページを表示したときと、Yahoo検索経由で気象庁のページを表示したときと、違うものが表示されていると思っている。などという具合です。

もちろんただページを見るだけであれば、そのような理解でも問題ないのですが、例えば自分たちから初心者に向けて「○○のサイトを確認して欲しい」などというときに、注意が必要です。いつもと違うパソコンやスマートフォンを使っているときにまったく指示が伝わらなかったり、思いもよらないところで操作に詰まってしまう などという問題が起こりえます(そのような人はそもそも複数のパソコンやスマートフォンを持たないだろう と思われた方。例えば、家庭用のパソコンと事務所のパソコンではどうでしょうか。修理中の代用機を使っているときなどはどうでしょうか)。

このような誤解を持たれたままで以降の話を進めると、より面倒な問題になってしまいがちです。早めに誤解を解いておくと良いでしょう。



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