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No.608 in東京

こんにちは。田舎者です。
本日は、東京はバスタ新宿よりお届けします。

なぜ東京にいるのかというと、有形ランペイジのライブを観てきたからです。
め〜〜〜〜〜〜〜〜〜ちゃくちゃ良かった
7,8年ぐらい前にsasakure.UK氏の作り出す曲や世界に一目惚れした流れで有形ランペイジも好きになりました。4年ぐらい前にも有観客ライブをやっていたのですが、4年前はまだ財力がなかったため断念。そこからコロナが本格的に流行り始めた影響で、財力はついたが有観客ライブができないという状況が続いていました。とにかく待ちに待ったライブだったわけです。
今までCDの音源を聴くとか、画面越しで見るとか、とにかく生で有形ランペイジの演奏を見たことがなかったので、あの曲たちを弾きこなせている、歌いこなせていることの凄さへの実感が薄かったです。というか、実際に生で見て、薄かったということに気づかされました。
自分も音楽を少し齧っており、有形ランペイジやsasakure.UK氏の曲にも手を出したことがあるのですが、音源通りにはとてもじゃないが弾けません。
しかし、金曜日の夜、眼前に拡がっていたのは、跳ねるドラム、うねるギター、生き物のように動くキーボード、雷鳴のようなベース、目も覚める歌声に、聞き馴染みのある電子音の雨。すべてが何年も聴き続けた旋律やリズムで構成された曲であり、そうではなかったです。よく「口からCD音源」という表現を聞きますが、その表現は最早無粋です。
全身に、槍のように、音のひと粒ひと粒を浴びました。
流通している音源はマスタリングされています。全ての音が束ねられて、私たちに提供されます。生音は違いました。全ての音が、自我を持って、頭の先から足の先まで満たしていきました。緻密なガラス細工を虫眼鏡を使って細部まで観察しているような気分でした。
そして何よりも、メンバーの方々の笑顔が眩しかった。会場が一体となって、ひとつの生き物のようだった。曲のイントロが流れる度に会場全体が「おぉ〜」とか「うおおおお!」とかどよめいていたのがちょっと面白かったです。

これの5倍は言いたいことがあるのですが、なんか全部書くとそれで思い出が固定されてしまう気がするのでこれぐらいでやめておきます。流動的にしておいたほうが情報量がある気がする。

ちなみに昨日ライブでそのまま1泊したんですが、完全に今日は蛇足でした。クソ雨降ってたし、朝から夜までなんて動けるわけないので結局6時間ぐらいはネカフェで過ごしました。
でも秋葉原に行けたのでよかったです。なんかよくわかんない美少女フィギュアとブルアカの設定資料集を買いました。
ネカフェではブレンド・Sを観ました。かわいかったです。

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