【新】Nikon NIKKOR Z 50mm f/1.2 S(作例無し)

買ってしまったので初noteです。

堂々のフラグシップ

購入先はみんな大好きマップカメラ。
Nikon Z f用の一張羅として購入しました。

なお9月30日にニコンダイレクトで購入したZ fは

まだ来ていません。

(12月8日現在)

なので、何故Z fにこのレンズを選んだか、Nikon Zを使用する気になったのか、忘備録も兼ねてネットの海に放流します。

ちなみに、現在使用しているカメラはSony α6400で、基本はスナップ用途です。よくこんなクソ重いレンズでスナップしようと思ったな。

・Zシステムの導入理由

これは簡単なもので、「Z fのデザイン」「135mm Plenaの描写力」の2つです。
みんな大好きレトロに加えて空前絶後のレンズ、こいつぁ行くしかない。惚れたなら握り締めて手放すな。
逆にフルサイズEマウントや他マウントの移行ですが、候補に挙げていたのが「Sony α7C2」「SIGMA fp」「Pentax K-1markⅱ」でした。
それぞれ

・α7C2

pros:平均点が高いSonyシステム、数多くのEマウントレンズ、露出補正ダイヤルのカスタムダイヤル化、強力な手ぶれ補正、何より小柄軽量
cons:グリップのエルゴデザインが気に入らない、GMレンズの描写があまり好きでは無い、チルトバリアングルが搭載されていない

厚みを考えたらどうしようもないんだけど、4軸液晶が無いのが一番がっかりした。24-50F2.8 Gの噂が流れた時は正直後悔したけどしゃあない。
仕事で使うなら真っ先にシステム組みたいくらいには好き。仕事じゃなくても使いたいくらいには好き。α7M5が出たら戻ろうかな。

・fp

pros:小型軽量、Lマウントアライアンスの拡張性、拡張性に富んだボディ、フルフレームFoveonという名のロマン砲が待ち構えている
cons:起動の遅さ、ちゃちい作り、劣悪なモニタ、操作性、手ぶれ補正無し

コスパヨシ!スナップ性ヨシ!映りもヨシ!45mmレンズキットで君も街に繰り出そう!とはならなかったのがSIGMA fp。
そもそもFoveonを開発するメーカーにまともさを期待するな、と言われてしまえばそれまで。少なくとも別売りEVFは必須。
FFF機が1年以内であれば多分行ってた位には魅力的ではある。

・K-1 Markⅱ

pros:一眼レフ、Limitedレンズの描写、機能もりもりコスパ過剰
cons:一眼レフ、サードパーティーレンズの少なさ、劣るAF周り、6年選手で新機種待ちの状態

迷走してんのか突き進んでるのかイマイチわからないPentax。K-3 Monochromeを出したので後者だと信じてたい。
確かに撮影体験としては凄まじいモノがあり、正直Limitedレンズだけで十分に楽しめる。一蓮托生なら★レンズに手を出すのも。
ほんっっっとうに悩んだ、スペック自体はスナップ目的としては十二分な上にニッチな需要にも答えてくれる、名機にふさわしいとは思う。
残念ながらKマウントはアダプタで遊べるんですよ~

・その他のシステム

・M3/4達、特にOM-5はきゅんと来た。この小ささ軽さならどこへでも行ける、そう確信させてくれる。フルサイズの重さに懲りた際に買うかもしれないけど、今はまたいつか。
・CANONは手のサイズが合わなかったのが残念。あと標準ズーム多すぎません?
・LEICA?ハッセル?フィルム???ぶぶ漬けくいなはれや

・Z f

ということで、予約開始即入荷未定になってしまったやばいやつ。そりゃみんな好きだよね。
pros:見た目、モノクロ、次世代プロセッサー、強力な8段手ブレ補正、浪漫
cons:重いレンズを使うには焼け石に水なグリップ、地味に重い重量、案外見た目に合うレンズが少ない

はい、勢いだけで予約したけど正直使い切れる気がしません。これならZ6ⅱでも良かったんとちゃいます?でも買ってしまったので仕方がない。
ちなみにレンズは40mmSEよりノーマルの方がモダンな佇まいになって雰囲気に合致します。中古で買い漁ろう!
見た目以外で何か気になるならZ6ⅱかα7C2勧めます。そっちの方が絶対に楽。でも浪漫は大事だよね。

・レンズの取捨選択

システムが決まったなら、どのレンズを合わせるか。最も悩んだのでその纏めも書いておきます。

・Nikkor Z 135mm F1.8 S Plena

惚れたレンズ。これを最終目標として組み立てることにした。
ただ、Z fとどっちが納期が先かな?使う場面の少なさをどうする?と考えた上で、まずは他のレンズから。買うにしても、安定供給を待つべきと判断。
正直Nikkorはこれ一本だけで終わらせることも考えたくらいには名玉。

・Nikkor Z 50mm F1.8 S、同35mm、同85mm

真の標準レンズと名高い一本。サイズと相まって多分一番なんじゃないかなあ、とは思う。前後と合わせて3本買ってPlenaよりも安い!
かな~~~~~~~~り悩んだけど、3本も持つならTAMRON 35-150がどうしてもちらつく。

・Nikkor Z 28mm F2.8、40mmF2.0、24-50mm F4.0-6.3

軽くて便利、映りも良いと素晴らしいキットレンズな方々。どれも気軽なスナップ向けかつ中古市場であれば35mmF1.8の値段で3本が買えてしまう。
が、暗所を撮ることが多いので、とりあえず除外。気が向いたら26mmを買うかも。

・TAMRON 35-150mm F2.0-2.8

タムロンの名玉。何もなければ選んでいた可能性が高い。ただ、Plenaと距離が被ってしまう。なかなか難儀なものだが、利便性よりも浪漫を優先したい。そもそも、TAMRONならEマウントでも動かせるのでZマウントに移行する必要がなくなってしまう。

・Nikkor ズームレンズ群

それではNikonのズーム群は…と見た所、安定した性能を誇る24-120 F4、大三元の24-70 F2.8等々、こちらも名玉揃い。ただ、ズーム使いたい場面少ないし…
絞りリングが付いているSony GMシリーズと比較してしまうと一段落ちてしまう。24-50 F2.8が出たら手のひら返します。

・Voigtländer

ならばマニュアル単焦点は、と考えたものの、Eマウントをコンバートしたスカート部分がどうしても目についてしまう。いつか35mm F2.0を手にしてるとは思うけど、一旦横に置いておく。

・他社レンズ・オールドレンズ

実は真っ先に考えたのがPentax HD Limited FAシリーズの43mmと77mmの2玉。それぞれ焦点距離・映りがいたく気に入った。手にしておくべき傑作だと思うので近いうちに手に入れる。
ETZを介したEマウントシステムも良いが、Sonyレンズの性能は素晴らしいが趣味で使う分には目につくレンズが多い。SIGMAはZマウントに意欲的なのでそのうちZ f用のレンズを出すだろう。
オールドレンズも安く楽しく遊べるレンズが多いし、現代でも通用する名玉も揃っている。が、光学系にセンサーガラスを考慮に入れていないことが気になる。Zシステムは薄い方な上にZ fは更に薄いとも聞くが、そこはあくまで「遊び」の領分であり、新機種に与えるべき一張羅では無い。といった観点から今回はスルー。

・Nikkor Z 50mm F1.2 S

結局、標準単焦点に戻ってくるわけですよ。ええ。
このレンズに関してはビオゴン型で明るい、という2点に絞って決めたので、合計1.7kgもする重量を支えないといけない面に関しては諦めています。取り回しを犠牲にしてまで色をとる。浪漫は大事なのです。
Z fが発表されてから内外問わず様々なレンズの作例を物凄い勢いで観察していたのですが、どうせ買うだろうなと直感で感じたのでこのレンズだけは見てませんでした。
結果はこの通り、見事に買ってしまいました。使い倒すぞうおうお

・これからの予定

とにかくZ fをはやくください

はともかく、レンズはPlena→HD FA Limited 43mm+77mmとレンズを歩き渡ろうと思います。
あんまり本数あっても管理が面倒なので。お酒や楽器もあるのでそこまでコストをかけられないのもありますが。

今回はこの程度で。次はZ fが届いてから書こうかと思います。





余談ですが、公式ではZとfの間に半角スペースが入るのでそれに倣って自分も入れてます。それでは今度こそ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?