続:ドラマ版fallout

想像以上にfalloutのドラマの評判が良いらしい。

vault住人としてとても誇らしいし、ゲームとしてのfalloutに興味を持ってくれた人が増えたことが純粋に嬉しい。
これを機にfalloutの世界観を気に入ってくれる人がどんどん増えてほしいもんだ。

ちょっとだけドラマのネタバレになるけど、ドラマfalloutの主人公の1人であるvault出身者はとても良い子である。
人の善性を信じてるし、行動原理は善に基づいてるし、いかにも地上の汚れを知らないvaultの住人らしく描かれている。
ゲーム中では同じように善性に従って行動してもいいし、この世の全ての破壊者として行動してもいい。
「こんにちは、死ね!」も全然アリだ。

falloutは詰まるところ「選択」の物語だ。
いろんな選択の積み重ねがエンディングに響いていく。
選択の分だけ物語が増える。
生かされるヤツもいるし、出会い頭に頭を吹き飛ばされるヤツもいる。
そうして生きていくのがfalloutの世界だ。

falloutの世界を知らない多くのプレイヤーは何をすればいいかよく分からずウロウロしてるうちに勝手に死ぬだろう。
理不尽のようだけれど、それが核戦争後の地上の理屈なのだ。
ドラマのように最初から強力な武器を与えられているような事はなく、大抵は10mmピストルかパイプピストルで、運が悪ければすぐ弾がなくなって近接に切り替えた瞬間死ぬとか良くある。
あまりの世界差に唖然とするだろうが、それがあの世界での現実なのだ。
ドラマの主人公達は実はかなり恵まれてる上に強ステだというのが実感できるだろう。
その差を感じつつも存分にfalloutの世界を楽しんでほしいと心から願っている。

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