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視力矯正手術をした話【適応検査編】

人生で一回くらいしかやらないと思うので、記念に
レーシック体験記録を書いてみる。

■近視矯正手術の動機

近視矯正手術をしたいと思う動機は人それぞれたろうけど、私の場合は「メガネが鬱陶しい」「メガネが似合わない気がする」だった。コンタクトの使用経験はない。
そこまで切実ではないが、せっかくなのでやってみようと思い立った。

■病院選び

過去、近視矯正手術に興味を持ったときは日帰り手術ができるようなクリニックを調べたりした。
が、今回は真剣に「ちょっと金額が高くても、しっかり面倒見てもらえる病院がいい」と思って検討した。
そこで「視力は日によって体調に左右されるので2回検査のあるここが良かった」という口コミかレビューのあったクリニックに適応検査を申し込んだ。
申込みはWEBから必要事項を記入して行った。
近視矯正手術として、リレックススマイル、レーシック、ICLのどれが向いているかを調べたかったのでこれらの適応検査希望の旨を記載した。
翌営業日には検査日確定のメールが届いたので、大変スムーズだった。
持ち物に「保険証、普段使いのメガネ、あればサングラス」とあった。瞳孔を広げる点眼薬を使った検査をするので、帰りにしんどくないようにサングラスがあると便利らしかった。結局私はサングラスを持っていかなかったが。代わりにつばのある帽子を被っていった。

■適応検査当日

予約の時間にクリニックの待合室に到着。初めてなので問診票を記載した。
その後、わりとすぐに検査に呼ばれた。
一人専属で視能訓練士(かな?)の方がついてすべての検査を実施してくれる。検査機器を回ってくので、健康診断の視力版のような感じだった。
検査内容は以下のような内容だった。

・視力検査?
気球が見えた。機械が自動でピントを合わせてくれるので、こちらがなにかすることはない。ちゃんと目を開けておくくらい。

・眼圧検査
視力検査と同じ機械で実施。目に向かって風が出る。予告されても、ちょっとびっくりした。

・角膜形状の検査?
別の機械に移動。目の形をチェックするためか、がっつり目を開ける必要がある。視能訓練士さんに瞼をこじあけられるが、うまく力が抜けずに何度か撮影?をミスった。申し訳なかった。自分で目を大きく開いた方がうまくいく場合がありそう

・眼球の奥行き検査
別の機械に移動。光が目にあたったが特に眩しくなかった気がする。

・網膜と視神経の検査
別の機械に移動。赤い+が出るのでそれを目で追った。

・裸眼の視力検査その2
別のスペースに移動。メガネ屋さんでするような、Cの開いてる方を回答するものと、赤と緑のどっちがはっきり見えるか?のよくある視力検査のもの。

・利き目の確認
魚の絵が映って、それを渡された小さな穴越しに見る検査。覗き窓のあるカメラ(写ルンですとか)で写真を撮るとき、どっちの目で覗くか?が利き目にあたる。

・眼球内の細胞数を数える写真を撮影
別の機械に移動。特に難しいことはなく、撮影完了。

・眼球の歪み
別の機械に移動。ちょっと眩しい、とのことだったがそこまでのことではなかった。(青い線が円形に幾重にも連なって見えた。後の散瞳薬のあとの撮影のほうが眩しかった)

ここでいったん検査は終わって待合室に戻った。
わりとすぐに診察室に呼ばれる。

お医者様に直接目を確認された。
ここで自分の場合はレーシックのほうがリレックススマイルより安全らしい案内が出る。
(なんでだろ……?)と思いつつ、ひとまずこの場は診察完了。このあと向いている手術についての説明があるという。
再び待合室に戻り、しばらく待つと、視能訓練士さんが散瞳薬を持ってきて点眼してくれた。(私は真上を向いて目を開けてるだけ)
点眼直後はちょっとだけ、なんだかジワッとした感覚が目にあったが、数分しないうちにその感覚は収まった。

それからしばらく後、視能訓練士さんと別室にて検査結果と向いている手術についての説明があった。
目がいい人と目が悪い人の違いや、自分の場合はどういう理由で目が悪いのか。どの手術が向いているのかをわかりやすく説明してもらえた。
リレックススマイルは自分の場合はリスクがあるから、こだわりがないならレーシックのほうが向いていることがわかった*
手術のステップをわかりやすく丁寧に説明してもらえて、非常に親切で安心した。

*リレックススマイル→近視の程度が軽いと、レンチクルが薄くなってしまい、取り出すときに千切れてしまう可能性がある

説明が終わったあと、瞳孔が開いた状態での検査を2つ実施した。瞳孔が開いてるらしかったが、特に自覚症状はなかった。

・瞳孔が開いた状態で視力検査?
最初の検査と同じ機械で、自動でピントがあったので特に難しいことはない。

・眼底写真の撮影
別の機械に移動。カーテンで天井から床まで区切られていて真っ暗だった。眼球の歪み検査と似た感じだったが、こっちはかなりまぶしかった。目に数秒残像が残るくらい。

すべての検査を終えて、待合室で待つ。このとき手元のスマホをいつもの距離で使おうとしてかなり見づらいのに気づいた。
30センチくらい目から離して、やっとピントがあった。今気づいたが、老眼って、あんな感じだろうか……

待合室で名前を呼ばれて、会計窓口に座る。
適応検査は無料なので支払いはないが、このままここで視力矯正手術をするつもりなので、2回目検査と手術日の予約を決めた。

■帰路

散瞳薬の効果か、ちょっと見づらいなかで帰宅。
途中の慣れない駅で乗り換え迷子になったのは笑い話。
帰宅後に鏡をみたら、明るいのに瞳孔が開いててなかなか不気味だった。6時間くらい経てば、視力はほぼ平常に戻ってきた。

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