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チームコンテスト2023のすごさ

初めまして。しがないSCP読み専です。

今回のチームコンテストはとにかくすごいです。

それをライト層にも知ってほしいので書いていきます。

今回のレギュレーション

テーマ: 財団

シンプルだけど、とても難しいテーマだと感じます。SCP-JP10周年という節目に相応しいんじゃないでしょうか。でも、ただ財団について書くんじゃなくて、

「内部部門」「機動部隊」「セキュリティ施設」「フロント組織」に関する記事

これが条件。どれもSCP-JPでは殆ど掘り下げられて来なかったテーマですね。ここ数年、ENでは内部部門やセキュリティ施設をテーマとした記事の執筆が盛んで(On Guard 43関連とかArea-12とか)、どれも面白い記事ばかりなのでJPでも期待できますね。ちなみにPLにはSite-PL-69という面白いセキュリティ施設があったりします。From 120's Archives関連の記事でたまに出てきますね。

機動部隊はSCP-ENの初期の頃に盛り上がってて、今はそこまで活発でない印象。アルファ-1(レッド・ライト・ハンド)とアルファ-9 (残された希望)、オメガ-12 (アキレウスの踵)くらいですかね、メジャーなのは。
JPを代表するような機動部隊が今回のコンテストで現れることを期待しています。(というか機動部隊-JPのページ、ちょっと簡易的過ぎないか……。)

最初にあんな事言ったけど、フロント組織はもしかしたらJPが一番掘り下げてるかもしれません。それでも少なくはありますが。ENのフロント組織のページ、三つしか載ってないからね……。

といった感じで、新たな概念が生まれることが期待されるチームコンテスト2023に今後も目が離せませんね。

メンツが濃い

メンツ濃くない?

イカれたチームを紹介するぜ!

一番目にエントリーしたチームです。温泉街というSCP-JPサイトメンバー向けのDiscordサーバーに所属する方が多いですね。やはり共同作業というのは信頼性が大事なので、関わりのある人で組むのは一つの作戦ですね。
sian628氏(SCP-1917-JPのアートワーク、終わらぬ夜には終演を、そして君には銃弾をは本当に素晴らしいです)とKaiDo_svg氏(SCP Wallpaperはスマホの壁紙などに使用できるアートワークです。とっても可愛い!)アートワークを主に投稿されている方で、挿絵がついたTaleが投稿されることを密かに期待しています。


飯落の提言のMeshiochislash氏、SCP-2784-JP  - 何処かで誰かが貴方の事を話しているのrokurouru氏(同著者のメモ: ペトリコールで思い出した事もとても面白いので読んでみてください)、王子様によろしくのCRC-601氏、南太島市脱色事件(SCP-8900-EX壊された虚構をテーマにした連作、グレースケール属する記事で、本当に面白い作品なのでぜひ読んでみて下さい)のNorthPole氏。

強くね?

もう完成してるのも強い。かっこいい画像があるのも強い。


これまた濃いメンツですね。
ponhiro氏は、Vtuberのましろ氏の配信でも取り上げられたSCP-2520-JP - 玖虞攣の著者です。ゾッとするような作品を多く執筆なされています。

Karathh氏はSCP-2434-JP - やかんの著者です。Karathh氏は英語が堪能な方で、ENでも活動なさっています。SCP-7103 - StatuedはENで評価が100を超えています。

VideoGameMonkeyMONO氏はSCP-1638-JP - イタチごっこの著者です。様々なスタイルの記事を執筆なさるオールラウンダーな方です。また、自分の残業代を個人コンテストの賞品にするヤバい方です。

Iti119氏はSCP-3222-JP - 金玉蹴撃の著者です。この方も不気味な記事やシュールな記事など多様な記事を執筆される方です。また、毎日午前1時19分に時報を行う不健康な方です。

PoKaMon119って何だよ!?

ponhiroのPo、KarathhのKa、VideoGameMonkeyMONOのMon、Iti119の119なのは分かるんですが、このアカウント

アカウント作成日が2022年2月15日なんですよね。2回しか変更できないアカウント名をこんなことで変えていいんですか……?


挑避の著者であるFireflyer氏、名前のないファイルの著者であるv vetman氏、東京事変の著者であるRyu JP氏、新進気鋭の著者であるTeahermitcrab_001氏によるチームです。
Fireflyer氏とv vetman氏とTeahermitcrab_001氏は主にTaleを執筆されており、各人の魅力的な文章によって生み出される物語に注目です。
また、Ryu JP氏は世界観の掘り下げや構築が上手な方で、カノン「1998年」に所属する記事を多く執筆なさっています。また、SCP-3363-JP - アトラスタへの提言(非常に長いですが、その分重厚な世界観と熱い物語が本当に面白いです。好き嫌いは分かれるかもしれませんが一度は読んでみて欲しい記事です。)の著者の一人でもあります。

Fireflyer氏は色々とお忙しいと思うのですが大丈夫なんですかね……?


斉藤 和義(さいとう かずよし、1966年6月22日 - )は、日本シンガーソングライター栃木県下都賀郡壬生町出身。血液型O型。身長181cm。既婚。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

チーム名とひとことは斉藤和義さんのやさしくなりたいが元ネタだと思われます。(斉藤和義さんの曲は素晴らしいですよね。私はワンモアタイムが好きです。というか、今の若い子は斉藤和義さん知ってるんですかね……。)

KABOOM1103氏はSCP-1790-JP - 事故再発防止講習士クエスチョナー・モーブの著者です。また、SCP-JPに2021年、2022年に加入した方のみが参加できる21, 22職員鯖(通称、蛮族鯖)の現サーバー管理者です。さらに、同氏は京都大学SCP同好会の会長を務めています。しかも、SCP-JPの公式Discordサーバー「SCP-JP公式チャット」の定例会オペレーターも務めています。報告書っもTaleも翻訳もこなすマルチな方です。

yzkrt氏はSCP-1598-JP - 『ほら、いつものアレやれよ。』の著者です。大ベテランです。シンプルに面白い記事から心を揺さぶる記事、笑えるJoke記事など、様々な記事を執筆なさっている方です。また、評価が100を超える記事を12個も執筆なさっています。12個も!?(天見ノドカ)

SealBaby-V氏はもしよろしければ使ってください(この記事は非常に評価が割れており、好き嫌いが大きく分かれる記事だと思います。一度でいいから読んで見て下さい。私は大好きです。)の著者です。もしよろしければ使ってくださいは表現のしようがない不気味さが非常に面白く、これからの執筆がとても楽しみです。

Syutaro氏はSCP-3739-JP - ひとりはみんなのために(ならない)の著者です。SCP-3000-JPコンテストで処女作を残し、しかもその記事の評価が100を超えるという凄まじい人です。また、評価が100を超える記事を3つも執筆なさっています。(同氏のAt first, back in...という記事が非常に好きで、続きを首を長くして待っています。一本の映画を見ているような感覚にしてくれる濃厚なTaleですので、ぜひ読んでみて下さい。)


2MeterScale氏はOp. シュガーサンの著者です。読みやすく美しい文体が特徴の、主にTaleを執筆していらっしゃる方です。

始まりはいつも夜だった。「始まり」という言葉がこの状態を表すのに適切かどうかを知ることはできないが、とにかく夜にいつも始まるのだ。

Op. シュガーサン - 2MeterScale

これはOp. シュガーサンの始まりの2文です。読みたくなって来ませんか?この2文だけでのセンスと執筆スキルの高さが伝わって来ます。

gero_mince氏は2MeterScale氏のTale、藍色の停滞: ビギニングの挿絵を描いている方です。独特のタッチの絵には見た人を惹きつける何かがあるように感じます。(事実、この記事の執筆中に手を止めてgero_mince氏のXアカウントを数十分眺めてしまいました。それほど魅力的な絵を描かれる方です。)

konumatakaki氏は急速な人口増加を補助する育成・教育設備の開発のための認可計画自己複製装置を用いた小惑星からの採掘のための認可計画など、プロメテウスのGoIフォーマットを主に執筆されている方です。また、konumatakaki氏はハーメルンという小説投稿サイトでも活動なさっています。

Ruka_Naruse氏はQ9ALTという連作(ワクワクする設定とクールなアクションが面白い連作です。是非読んでみて下さい。)を現在進行形で執筆されている著者です。情景がスッと浮かんでくる文体が特徴です。

実力派揃いのチームで、出来上がる記事が非常に楽しみです。


teruteru_5氏は適性の著者です。多種多様なタイプの記事を投稿されており、どれも非常に面白いです。執筆ばかりしてるのでアンドロイドと言われているらしいです。

souyamisaki014氏は酩酊街の春の著者です。躍動感のある激しい作品と切なさを感じさせる落ち着いた作品のどちらも執筆される方で、どの作品もとても完成度が高いです。

kihaku氏は執筆とアートワーク、翻訳とマルチに活動を行われている方です。その高い画力と惹きつけられる文章で織りなされる序一話 - 『信仰』は同氏が構想しているシリーズ「かみよつぎ」の一話目です。少し長いですが、差し込まれる美しい絵が読者を飽きさせません。

Fennecist氏はSCP-1970-JP - 13の著者です。悪のコンテスト夜のコンテストを優勝されています。また、ハルトマン霊体撮影機を考案された方です。Fennecist氏にはここに書ききれない程の功績を残しており、SCP-JPへ多大な影響を与えた人物です。

SCP、Tale、アートワーク、GoIフォーマットと得意が多いチームです。多種多様な見せ方に期待です。


seda87ne氏はベイビーピンクをぶちまけての著者です。登場人物の心情や行動を丁寧に表現される方で、物語に入り込むような没入感のある文体が特徴です。(カノン「大正150年」に属する作品である朝焼けのヒラヱスではその特徴が存分に生かされており、上質な純文学を読んでいるような感覚になりました。是非読んでみて下さい。)

MAKOdot-氏はSCP-1507-JP - 愛した者の声(起承転結がしっかりとしており、短いながら読み応えのある記事です。是非読んでみて下さい。)の著者です。翻訳活動も行われています。

Matcha tiramisu氏は哀に染まる(人物の心情の描写が上手で、主人公の志向が生々しく伝わってくる作品です。非常に面白い作品ですので是非読んでみて下さい。)の著者です。登場人物の心情が直に伝わってくるような文体が特徴です。

TOLPO氏はさよならも言わずに(初期のEN産Taleのような言い回しや陰鬱さを感じさせる作品です。エージェント・カナヘビとブライト博士という珍しい組み合わせが見られます。本当に面白い作品なので是非読んでみて下さい。)の著者です。御洒落な表現と読み応えのある文体が特徴です。

どの方も感情を動かすような表現が得意な方だと感じ、どのような作品が完成するのか非常に楽しみです。

ライセンス

全文

この記事はチームコンテスト2023のページを一部を使用しています。

タイトル: チームコンテスト2023
著作権者: SCP財団日本支部
URL: http://scp-jp.wikidot.com/teamcontest-2023-hub
作成年: 2023
ライセンス: CC BY-SA 3.0

記事見出し画像

記事の見出しにはKota-2氏によるチームコンテスト2023のイメージイラストを使用しています。チームコンテストを分かりやすく、かつダイナミックに素晴らしいイメージイラストだと思います。

タイトル: チームコンテスト2023イメージイラスト案(16:9)_Kota-2_差し換え用
著作権者: Kota-2
公開年: 2023
ファイルページ: チームコンテスト2023イメージイラスト案(16:9)_Kota-2
ソース: http://scp-jp-storage.wikidot.com/file:7662975-153-qo6q
ライセンス: CC BY-SA 3.0


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