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昆虫がいなくなってる

「昆虫絶滅」という本のタイトルが衝撃的で、気になって図書館検索しましたが、まだなかったので ナショナルジオグラフィック を立ち読みしてきました。
ドイツでは1989年から2016年までに76%減、
米国では1970年から 甲虫で80%減 昆虫は40%減
オランダでは蝶が80%減

昆虫たちの重要な役割として、栄養源、分解、害虫防除、送粉、土壌改良という、働き者なのですよ。農薬や気候変動によって、こんなにも急激に昆虫が減っていくのには、人間の責任も感じますし、これからどうするべきかを、考えなければいけないのですね。(もう遅いのかもしれない)

もう一冊 ナショジオと考える地球と食の未来
2050年までに世界人口が35%増加、増えた人口を支えるのに、作物の生産量を2倍必要となる、開発途上国が豊かになると、肉の消費が増え、飼料作物の需要が高まる、人口を大きく上回るペースで作物を増産する必要なのである。
そこでどうすればいいか、で
資源をもっと有効に、とか今ある農地の生産性を高めるとか、食品廃棄を減らすとか、食を支える未来の養殖、とか書いてあるが
前の分で紹介があるように、すでに人間が作り上げた、農業や産業で、昆虫すら生きられない地球なのだ。

なんだか矛盾だらけで、近い将来の地球や人類がどうなっていくのだろうかと、危惧する。

昨年だったか 沈黙の春  を読んだ記憶がよみがえった。
半世紀も前から、わかっていたことなのに。。。


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