1987_決意表明

THE BEATNIKSツアーに参加・ギタリストとしての葛藤、焦燥の日々を超えて (1987)

*23.9.26. 当時の雑誌のインタビューなど追加しました。
*19.12.5. リハーサルの短い動画を追加しました。

*このページ単体で¥200でも読めますが、¥3000でマガジン「ずっと、音だけを追いかけてきた」を購入していただくと連載の全ての記事を読むことが出来るので、おすすめです。

1987年(昭和63年):金賢姫による大韓航空機爆破事件発生 / アップルコンピュータが「Macintosh II」と「Macintosh SE」を発表 / 国鉄分割民営化によりJRが発足 / NTTが携帯電話サービス開始・麻原彰晃がオウム真理教を設立 / 「ファイナルファンタジー」(シリーズ第1作)発売・BOØWY 解散宣言 / 坂本龍一が「ラストエンペラー」でアカデミー賞作曲賞を受賞

1987年5月、大学4年の春。生まれて初めてプロとしての舞台を踏むことになった。幸宏さんと鈴木慶一さんのユニット「The BEATNIKS」のツアーにギタリストとして参加するのだ。

メンバーは、
高橋幸宏 (Vocal、Keybords、Guitar、Drums) 
鈴木慶一 (Vocal、Guitar) 
大村憲司 (Guitar) 
小林武史 (Keybords) 
矢部浩志 (Drums / カーネーション) 
渡辺等 (Bass / リアルフィッシュ, SHI-SHONEN) 
矢口博康 (Sax / リアルフィッシュ) 。
鈴木祥子 (Per, cho) 
高野寛 (Guitar, cho) 
サポートミュージシャンは若手と中堅のメンバーで、ベテランの大村憲司さんが支柱となる編成だった。

画像1
小林武史さんはまだ20代後半の新進気鋭のアレンジャー・キーボーディストで、鈴木祥子さんはソロデビュー前、女性ドラマーとして活動していた時期。慶一さんはたぶんトイレに行っていて、写真には写っていない(笑)
ツアー前の雑誌「TECHII」より

ここから先は

2,781字 / 4画像
この記事のみ ¥ 200

この「サポート」は、いわゆる「投げ銭」です。 高野寛のnoteや音楽を気に入ってくれた方、よろしければ。 沢山のサポート、いつもありがとうございます。