2000_bye_jacketのコピー

初のライブ盤・2度目のアコースティックツアー・大村憲司トリビュートコンサート / 20世紀最後の年に(2000)

*2020.4.23. 加筆修正しました。
*このエッセイはページ単体で¥200でも読めますが、¥3000でマガジン「ずっと、音だけを追いかけてきた」を購入していただくと、連載の全ての記事(全42話・¥8400相当)を読むことが出来るのでおすすめです。
*2000年の出来事:Microsoft Windows 2000日米欧同時発売 / ワシントンD.C.にて反グローバリゼーションの大規模デモ / ウラジーミル・プーチンがロシア大統領に就任 / イチロー、日本人野手初のメジャーリーガーとなる / 太陽活動の黒点極大期を迎える / 「おっはー」(慎吾ママ)「IT革命」が新語・流行語大賞の年間大賞を受賞 / シドニーオリンピックで女子柔道の田村亮子、女子フルマラソンの高橋尚子が金メダルを獲得 / 東京証券取引所でヤフージャパンが1億6790万0000円の最高値を記録 / ジーンズや学生服をずりさげて履く腰パンが流行 / ユニクロの流行が広がる



2000年は、オフィシャルサイトの日記のデータが沢山残っていた。
正月はこんな記述で始まっていた。

1/5(水)
さっきふと考えた。「'80年代」「'90年代」という区切り方でいくと、これからの10年間は何年代と呼ぶ?
そこで命名。 「'0(ゼロ)年代」

いまだ、マスコミでこの話題に触れているのを僕は目にしていない。
もし、この言葉を僕が発見したのだとしたら嬉しいなあ、と。
みなさん、証人になって下さい。
「'0年代」、白紙のような。

1998①の項で書いたように、当初は「音楽・文・絵・コラージュなどの発表の場」として立ち上げたオフィシャルサイト「HAAS」だったが、次第にその意味合いは変わってきていた。

1/24(月)
ついに30万アクセス越えました。
感謝してます、ホントに。

「HAAS」は初め、音楽以外の趣味を公開する、 
息抜きのつもりでつくってたのです。

でも、みなさんからのメールを読んだりしているうち、例えばライブのあとすぐ反応が返ってくるってこととか、いままでに感じたことのないダイレクトでヴァーチャルなコミュニケーションの形にすっかり魅せられて、いろいろ書いて、すっかり別物のページに成長してしまったのでした。

ホームページ作りは盆栽に似てるような気がします。
盆栽やったことはないですが、なんとなく。
今の自分にとって、趣味のような、仕事のような、今までになかったモノです。まあ、飽きないように、疲れないように、今後も適当に続けます。
これからもよろしく。

*この頃は、よく絵を描いていた。作風はいろいろ(笑)

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世紀末には、悲しい知らせが続いた。

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