Mondo Electro : HAAS ≧ Takano Hiroshi

2000年頃、一度「高野寛」名義をやめて、別名でソロプロジェクトをやろうと思ったことがある。インストもやってみたかったし、ツアー後の休みに思い切ってpro toolsを買って、ライブの再現性を考えずにいろいろ作ってみた。その時考えた名前が「HAAS」(ハース)。

その時代の曲が、ここにある2000年録音の曲だったり https://note.mu/takano_hiroshi/m/m9c43b8497868  
これの http://amzn.asia/5VPDDz4 「satisfaction」だったりする。

こういう曲もアコースティックな歌も、作る時の楽しさは変わらないんだけど、同じアルバムに共存させるにはだいぶ無理があるし、音を重ねて作った曲をステージで再現する(つまりライブでコンピューターを使う)のがあんまり好きじゃない。

この「mondo electro」みたいなインスト曲は山ほどあって、今はまだネット(とたまにCD)の片隅にひっそり棲息してる音源がほとんど。

ある若いバンドマンが何年か前「Youtubeにない音源はこの世に存在しないのと同じ」と言い放っていたのを強烈に覚えてる。僕の音源はあまりMVがないので、昔のテレビの動画の曲以外は、若い人にとってはほとんど存在していないことになるのか。大学生と接していると、それもリアルだけど。

というわけで、イメージが湧いたらMVも作ろうかと思います。
この動画はCritter and Guitariのビデオシンセサイザー・ETCをアドリブで「演奏」して、編集しました。

音源→ https://note.mu/takano_hiroshi/n/nbc7d5017d407

この「サポート」は、いわゆる「投げ銭」です。 高野寛のnoteや音楽を気に入ってくれた方、よろしければ。 沢山のサポート、いつもありがとうございます。