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【後編】私は良い子にしてたのに

私は良い子だったと思います。

中学時代は生徒会をやりつつ、母の教えを守ってテストの順位おろか勉強の話題も避けて過ごしました。
相手の気分を害さないかちょっとビクビクしていたところもあったと思います。
あるいは合わせる私に気を良くしている相手を内心馬鹿にしていたか。

文章にしてみれば嫌なやつですね。

高校時代は教師の望むように国立一本でしたし、浪人して私大にはなりましたが悪くない大学に通えました。

毎日ずっと勉強でした。
予習も復習も全然追いつかない。
英語を犠牲にして世界史で高得点をとるみたいな勉強の仕方をしました。
おかげさまで今でも英語は苦手意識があります。

私は信じていました。

バリバリ働く自分を。
子どもがいて、それでもかっこよく働く自分を。
働きながら、「良き母」である自分を。

でも、蓋を開ければうつ病で全然働けない。
出勤できなくなるし、油断すると寝たきりになる。

まったく、なんでこうなったのか。


良い人をするのは得意です

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