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たった8年間だけ新幹線の終着駅へ向かう

【はやぶさ9号盛岡10:59→八戸11:27】


■空席利用できる盛岡以北

ここで、同じ列車の後方に連結されていた
「はやぶさ」号に乗り換える。
このキュンパスでは盛岡以北の新幹線は
指定席の権利を行使することなく
全席指定列車の空席利用ができる。
そこで、空席を利用させてもらった。

■さっきと同じ列車


 ごく、一般的な利用ならこんな
まどろっこしいことはしなくても、
仙台→八戸で予約をとればいいこと。

 なぜ、わざわざ盛岡駅で乗り換えを
したかというと、全車種制覇をするためだ。

■盛岡以北は一気にトンネル区間が増える

 この列車は盛岡から八戸までノンストップだ。
盛岡から先は、整備新幹線ということで
最高速度260㎞/hに落ちる。


青森県になると雪が多くなってくる

乗っていてもそれを大いに感じる。
この先は、ほとんどがトンネル区間で
車窓を楽しめる区間は少ない。


 なお、盛岡以北の新幹線は完全に
E5系またはH5系に統一されている。

■かつての東北新幹線の終点

八戸駅に到着。
八戸は、かつて東北新幹線の終点だった。
その時に駅舎がきれいになった。




 2002年12月に東北新幹線が八戸へ延伸され、
ここで在来線特急に乗り継いで青森方面へ
向かっていた。

 今は、JR線乗り換えといっても八戸線のみ。
東北本線は、青い森鉄道に移管されている。
ただ、八戸線も青い森鉄道も
改札内は繋がっていた。

 

■列車名が刷新された過去

東北新幹線が盛岡までだった頃の
青森方面の在来線特急は、
「はつかり」という名前で連絡していた。

 八戸開業で、新幹線は「はやて」に。
在来線特急は「白鳥」「つがる」に
改称された。

■現在の「はやぶさ」にバトンタッチ

 2010年に新青森まで開業すると、
新幹線は徐々に「はやて」から
「はやぶさ」に。
車両がE2系からE5系への置き換えと
ともに進められた。


E5系

■E5系ってどんな車両?

E5系は、2010年より投入され始めた
東北・北海道新幹線用車両である。
JR北海道所属はH5系という。


シンプルな車内

なにより、最高速度320㎞/hで
運転できるのが特徴。
また、国内初のグランクラスを採用された車両である。


美しい洗面台

編成数は50を超え、
東北・北海道新幹線内で完結する列車には
ほとんどこの車両が担うことになる。

【まとめ】


・八戸は、短い間だが、新幹線の終点だった

・終点だった時代には在来線特急「白鳥」「つがる」が
 発着していた

・E5系は今や、ほとんどの列車に使用されている。

・今後の改正で東北新幹線の定期列車は全てE5系が連結される見通し

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