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世の中の変化にひぃひぃ言いながら付いていってる

それが精いっぱい
でも別に変化したものが悪いものって思ってるわけじゃないです。
で も !



『会話を楽しみながら食事をする』というのがどんどん下手になっていってる気がします。
というかもうやりかたがわからない。

それこそ学生の頃は友だちやサークルの仲間たちとしょっちゅうごはんを食べに出ていたし、一人暮らしの部屋で食べる時でさえテレビにツッコミ入れながら食べたりしていました。

それが今ではどうでしょう。
職場での昼食が給食であるということもあるのですが、昨今の感染症の対策のアレでさらに黙食化が進んだように思います。
忘年会、新年会や送別会といったものは軒並み中止になっています。
(でもこれに関しては開催されていた頃でも私はそんなに喋っていなかったような…偉い人が気持ちよく酔って喋る話を聞いている側でした。お酒も飲まないし)
たまに外食するときでも、日ごろの訓練の成果なのか、黙ってさっと食べてさっと帰るが迅速にできます。

ここまで技術が高まると、それ以前はどうしていたのかがわからなくなる。
会話を楽しみながら、食事も良い具合に進めていき、かつ相手や周囲の人が不快に感じないように…
そんなマルチタスク(マルチタスク?)こなしていたのか以前の私
喋りながら行儀が悪くないように食べるって無理なんでは?と現在の私の脳は主張しています。

今の感染症対策のための黙食が終わったとして
まわりに友達がいても、ついたてで作った自分のコーナーで黙って食べるっていうのがむしろ普通っていうくらいの時代を過ごした子供たち、大学生になったときに居酒屋とかでキャッキャ言いながらお友達とごはん食べたりできるんかな…子どもは柔軟だから平気なんか??いやそんな…
高校生とかでも(もう昔の事すぎてあんまり正確に思い出せないけど)仲良しで集まって机寄せてお弁当食べて、その後自販機で買った紙パックジュース飲みながらあーだこーだお喋り…してたよね???よね?ちょっと記憶に自信無いんだけど

もう戻ってこないあまりにもキラキラしていた時代を思い出すにつけ、今の子どもたちはそれも制限されているんだなあ…と苦しくなります。
あのキラキラはさ、歳いってから思い出の中であまりにも尊く輝くんだよ…それの色が、かつて子どもだった私と今の子どもたちとでは、ちょっと変わっちゃうのかな。

何がどうなったら以前のように過ごせるようになるのか私にはわからないですけど
歳を重ねた私は『以前の状態に戻る』という変化に対応していかないといけません。
子どもたちは現在の価値観から、年上は知ってるけど自分は知らない『以前の状態』に適応しなければいけないのかもしれません。
それもしんどいよね。すでにマスクを外すのに抵抗があるって言ってる子もいるもんね。
わかるよ。(多分ちょっとだけ)

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