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第96回全国高等学校選抜野球大会 6日目展望

 おばんです!今日は、雨で残念ながら順延になっちゃいましたね。明日は、何とか天気が持ちそうな感じですね!明日で、全出場校が甲子園の土を踏むこととなり、2回戦にも突入します!では、展望してまいりましょう!

第1試合 日本航空石川(石川)- 常総学院(焼肉)

 2年生の投手力に自信を持つ日本航空石川に対して、強力打線と粘り強さで勝ち上がってきた常総学院との対戦。ロースコアになれば日本航空石川、常総学院は早めに先制したいところだろう。
 日本航空石川は、学校が1月の能登半島地震で被災した影響で、山梨や徳島で練習を重ねながら、今大会に臨む。被災地の想いも背負った戦いとなる。昨秋は2年生の投手陣の活躍が光った。エースナンバーを背負う蜂谷は、ツーシームの制球も良く、内角を鋭く突ける。184㎝の大型左腕の猶明(ゆうめい)も将来性抜群で、ストレートを強気で押す本格派。加えて、すらーだーが魅力的な右腕・長井も2年生だ。打撃陣では、182㎝の大柄の4番・荒牧の長打力に期待したい。昨秋は調子が上がらなかった主将の寳田の奮起にも期待したい。
 3年ぶりの出場となる常総学院は、昨秋の関東大会では粘り強い打線の印象が強く残った。各打者がセンター返しの打球を意識し、繋ぐ打線を身上とする。187センチ87キロの恵まれた体格の4番武田は、選抜出場がかかった昨秋の関東大会の準々決勝で3安打1本塁打の活躍。勝負強さとパンチ力を兼ね揃える。前を打つ丸山や若林の出塁率も高い。投手の柱は、本格派右腕の小林。最速147キロのストレートにカットボールを組み合わせて打ち取る。球の力がある大川にも注目したい。投打のバランスが良く、波に乗れば上位進出も十分に狙える。

第2試合 八戸学院光星(青森)- 星稜(石川)

 どちらも終盤までもつれる接戦を制したチーム同士の対戦となる。どちらも、投手陣は強力で2番手以降も温存ができており、ロースコアの接戦になることが予想される。
 開幕戦をタイブレークの末に制した八戸学院光星。この試合でも、投手陣の奮起が求められるだろう。エースの洗平(あらいだい)は、初戦で160球近く投げていることから、好リリーフを見せた岡本や変則の横手投げ左腕の森田が投げることが予想される。打線では、初戦で2安打を放った佐藤に期待がかかる。リードオフマンの砂子田が出塁して、塁をかき回すことができれば、得点力が上がることも見込まれる。
 星稜は、1回戦で田辺のエースの寺西に対して、自慢の打線がなかなか捉えられない展開が続いた。特に、昨秋の大会で見せていたパワーも少し鳴りを潜めていた印象だった。3番の芦硲(あしさこ)や4番の萩原らに長打が飛び出すかに注目したい。投手陣の中では、2年生の道本の先発も考えられる。初戦でエース佐宗が良い投球をしただけに、持ち前の制球力を生かして、長いイニングを投げていきたいところだ。

第3試合 熊本国府(熊本)- 阿南光(徳島)

 熊本国府も阿南光も、どちらも春夏通じて初めてのベスト8進出をかけて戦うことになる。熊本国府の投手陣に、1回戦で爆発した阿南光の打線がどこまで通用するかが一つの見どころだろう。
 初出場ながら、1回戦で堂々の戦いぶりを見せた熊本国府。内野守備の軽快な守りに加えて、エース坂井と背番号10の植田の継投も決まって守り勝った。次戦でも、継投のタイミングは重要になりそうだ。打線では、4番の中嶋がなかなか勝負させてもらえなかったこともあり、1番梅田と2番野田の出塁率が重要になってきそうだ。早めに先制点を奪って、投手陣を楽にしていきたい。
 1回戦では、想像以上に打線が爆発した阿南光、低反発バットでありながら、各打者が鋭い当たりを連発していた。特に注目は2番を打つ西村。独特なフォークから広角に打ち分ける能力を持ち、警戒すべきバッターだろう。大黒柱のエース吉岡も巧みなマウンド捌きを見せて、143球で完投。ストレートだけでなく、鋭く落ちるフォークも効果的に使っていきたい。スタミナ面がどこまで持つかどうかも重要だろう。

では、当たるはずの無いスコア予想を
第1試合 日本航空石川5-3常総学院
第2試合 八戸学院光星2-3星稜
第3試合 熊本国府4-2阿南光

 とある焼肉さん、もし常総学院が勝ったら焼肉奢ってくださいね!

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