見出し画像

ヨーロッパの巨大エネルギー企業イーオンの人的資本開示!ドイツ企業の人的資本開示第20弾

この記事は?

ドイツ企業DAXの人的資本開示が進んでいることを知り決算資料を見ていく企画第20弾です(以前の記事はこちら)。

自己紹介

4,400社30万人のお客様が使うミツカリ適性検査のミツカリ代表。社会全体の適材適所を目指して邁進しております。4児👦👦👦👧の父で子供好き。教えることで教えて頂くことが生き甲斐の多動人間。

今回はE.ON(イーオン)

ドイツのエッセンに本社を構え、ヨーロッパ有数のエネルギー会社のイーオン。2000年に巨大エネルギー企業2社が合併して誕生した企業とのことです。エネルギー企業のSustainable Reportは基本今までの傾向だと①CO2削減と②従業員の健康と安全がメインテーマで人に関わるデータは少ないというパターンが当てはまるのか!?

https://www.eon.com/content/dam/eon/eon-com/eon-com-assets/documents/sustainability/en/sustainability-report/2021/EON_2021_Sustainability_Report.pdf

が対象のレポートと言えそうです。全体で146ページのレポートの中のSocailのセクションに主に人的資本に関わる内容が書かれています。

全体のまとめ
やはりCO2や安全に関わることが多そうな印象
危険な事故数のレシオ
女性の管理職比率
セグメント別女性従業員の割合
年齢の分布も
ほぼドイツ企業(DAX30)の平均同様で42歳が平均年齢

感じたこと

事前に想像していたよりは人に関わる情報も多く、Goalなども設定されている印象。ただ細かな字で表現されていることが多いのでちょっと一気に理解していくのが難しかったです。綺麗に性別や年齢などのデモグラ別の表示もあり、DE&Iや人が大切という流れからトレーニング時間に関しても表記がありました。ただ強いて言えば戦略上、人がどのように重要なのかという中長期のストーリーがなかったように感じました(当たり前のことだから書いてないともいえるけど)。

ドイツ企業人的資本開示の内容の総まとめ的(DAX40銘柄を全部見ていく内容)なウェビナーも開催しますのでよろしければ下記よりご参加ください!


自己分析、教育、自己啓発などの情報を引き続き発信していきますので、気に入っていただけたら是非是非サポートいただけたら嬉しいです!