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僕にとって"初めて"の子どもたち

 こんにちは!指導者2年生の油井です!

ここ最近日向坂46の「こんなに好きになっちゃっていいの」を結構聞きます。僕自身ガチなファンではありませんが、日向坂で会いましょうは毎週見ていて1回だけですが、横浜アリーナのLIVEを見に行くある程度なファンです。そんな日向坂にハマった決定打の曲が「こんなに好きになっちゃっていいの」でした。個人的に日向坂の表題曲の中では1番好きな曲で、逆にそれ以外は好きではないという感じです笑。ネタに困ったら日向坂関連の記事を執筆してみます。炎上しない程度に。

 さて今日は1ヶ月前に僕が指導しているジュニアの子どもについて書きましたが、今回はジュニアユースの子どもについて書いてみたいと思います。基本的にこういうのは指導者目線というか素の自分で書くのでまあご愛嬌ということで。

 今年の4月から社会人になった僕が初めて正式に雇われて見ている子どもたちが今の中1の子どもたちです。何度も言いますがその場所の子どもによって差別や関わり方に差は無いと思いますし、関わっている子ども全員に平等に関わっているつもりです。それが週5回でも週2回でも。ただ、

「初めて」

の子どもたちはやっぱり特別な感情が少なからずわきます。まあ指導者キャリアが少ないので、全ての出会いが「初めて」なのは事実なんですが、それでも特別な感情が湧いてきます。僕にとって彼らは

「ジュニアユース指導に携わって初めての子どもたち」で、

「プロの指導者として初めて携わる子どもたち」

に当たります。

 年齢にすると8歳差で彼らと僕は週5回関わっているので、お互い多分親の次に会う頻度が多い関係になっています。彼らからすると多分僕は、

「話しやすい大人」

だと思います。真相は知りませんが、年齢差も僕自身のパーソナリティもそんな壁を作ってはいないはずです。

 そんな子どもたちはこの4ヶ月で凄くパーソナリティもサッカープレーヤーとしても成長しまくっています。通常中学生の頃に目標や夢を持つ人は多くいます。ちなみに僕は中学時代そんなもん一切なかったので、夢を語る時点で「凄え」って思ってしまいます。ただ、夢を語っていても

「口だけ番長」

になってしまう子どももいます。サッカー選手になりたいって言うくせにめっちゃスナックばっかり食べて練習サボる人もいたりして、自分の発言に対して責任を取れない子どものほうがむしろ多いかもしれません。ただ、中学生なんで多感な時期だし、ストレスは溜まるし、授業は無駄に長いし、緊急事態宣言発令するし・・すいません。自重します。まあでも身の回りの出来事に対して敏感に反応してストレスが溜まるなんてザラですし、周りの目なんて基にしないで迷惑ばっかりかけるもんです。実際僕もそうですし。

ただ彼らは自分の発言に責任を取れる子が多く、

「◯◯に今度の試合で勝つ!」

とか言うならそのために練習を一生懸命するし、

「チームのファンを増やしたい」

と思うならめっちゃ準備や片付けとかするしそれができていない人に対し、「やろうぜ!」

と声掛けのできる子どももいる。というTHE良いチームという感じです。

サッカー面に関しても当初の印象は上手い子が多いというイメージだったのが今は、

「戦えて上手い子」が多くなってきました。まあ小手先上手いだけだと難しいんですが、実際の試合で学んで練習で改善しまくって間違いなく高速で成長しています。また彼らは出来ないことに対して出来るようにするためにディスカッションしたり、トライ&エラーを繰り返して解決していく姿勢を中1の段階で持っているのはエグいです。このような彼らの普段のサッカーに対する姿勢やパーソナリティは絶対に中学時代の自分にはなかったものばかりで彼らと関わるたびに凄いなと思うことばかりです。


それでもまだまだ未熟なものがあるのも事実で、チームとしても個人としてもやっぱり課題が無い人がいるわけが無いんですよ。だってまだ12年間しか人生生きていないんだから。それでも矛盾しますが彼らを信じて見守り、道から外れたら引き戻す。そんな存在で在りたいと心底思うばかりです。


 僕自身彼らと出会って過ごしてきたこの4ヶ月間で指導者としても常に価値観のブラッシュアップが出来て成長できていると実感しています。これは本当に子どもたちのおかげで、彼らを普段はアシスタントとして時にトレーニングをメインで関わっている時に大きく成長の機会をくれる彼らに感謝です。今後いつまで指導者として彼らに携われるかはわかりませんが、取り敢えずこの1年間は彼らと出会えた縁や成長の機会をくれたことに感謝して全力で彼らに関わっていきます。彼らを幸せにしてチームとして目標達成の手助けをすることが僕の最大の恩返しです。


 そして彼らと指導者と選手という関係が無くなった時に飯食ったり、飲みに行けるような関係でいれたらとても嬉しいです。これは指導者としてではなく、素の自分の心境です。彼らは僕にとって特別な存在です。

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