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自己紹介にかえて

はじめまして。
舞台や映像で女優をしております
高野暢子と申します。
私は幼い頃から人前に出るのが苦手で

極度のあがり症でした。
病弱ということもあり、引きこもりがちで
いろいろな物語を空想することが好きな

引っ込み思案の性格。
その反面負けず嫌いで

自分にできないことがあるのが悔しくて
一念発起して始めたのが舞台に立つ

という荒療治です。
人前に自分をさらすことで

何とかあがり症を克服したいという決死の思いで

とある俳優養成所の門を叩いたのは
今から四十数年前、19才の時でした。
そんな私が、女優業はもちろん講演会や

松竹芸能をはじめ数々のプロダクションで
講師をさせていただいているのですから、
人生何が起こるかわかりません。
しかし、まさに教えることは学ぶこと。
数えてみればのべ10,000人近い

生徒さんに出会えたおかげで、
私自身のあがり症も滑舌の悪さも

全て克服することができたのです。
そんな経験からつくづく感じるのは、
我々日本人は「読み」「書き」は

学んできたけれど、
人前に出て「話す」勉強は

ほとんどしてこなかった、
そして知らない間に

悪い魔法にかけられていたということでした。

俳優養成所等に入ることがなければ、
一般の方には思いを伝える技術を学ぶ機会は
全くといっていいほどありません。
――ちなみにアナウンサー養成所では
情報を伝える技術は学べますが、
思いを伝える技術は学べません。
「話し言葉」と「書き言葉」は

全く違うにも関わらず、人前で誤った方法のまま

話している人が多勢いらっしゃいます。
もしかしたら人前で話す技術を学びたい日本人は
多いのではないだろうか。そう思い立ったことで、
俳優養成だけでなく、

一般の方々のビジネス研修として
俳優のスキルをお教えするようになって

3年が経ちました。
ここではそこで得たたくさんの経験をもとに、
日本人が陥っている

話しが苦手を得意に変える方法を
お伝えしてまいります。
目指すは「喋るように話す!」

どうぞよろしくお願いいたします。


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