ぽすたーーー

会社員の私がなぜ議員を目指し始めたのか

みなさまはじめまして。この度品川区政に挑戦致します、タカノヨウスケ(高野洋介)と申します。日々学んだことや体験したことのアウトプットの場としてnoteを利用していこうと思います。よろしくお願いいたします。

最初の投稿はまずなぜ会社員の私が議員を目指し始めたのかについてをお話させて頂きたいと思います。

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INDEX

1.好きなことを仕事にした現実。
2.必要なんだ。
3.木をエネルギーに。
4.追いついていない法律。
5.仕事を通して見つかった「議員」という道。
6.仕事の延長にある様々な社会課題。
7.「誰か」じゃない。「あなた」が時代をつくる。
8.平成が終わる。

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1. 好きなことを仕事にした現実。

「東京に緑いっぱいにして、もっと安らかに暮らせる街をつくりたい!」

私は自然が大好きで、都心にもっと緑を増やすべく都内の造園会社に勤めていました。新卒1年目は都内の街路樹の管理、つまり街でよく見かける街路樹の手入れのお仕事を担当しました。

「街路樹の枝ゴミの処理費でだけでこんなに お金かかるの?」

街路樹は夏と冬の年二回、危ない枝や無駄な枝を切って風通しを良くしてあげる必要があります。そして剪定によって生じた枝ゴミの処理には多額の税金が使われています。概算ですが、

・東京都23区から発生する枝ゴミが21,000t/年

・東京都の一般ごみ処理費用は13.5円/㎏

→21,000, 000kg×13.5円/㎏=283,500,000円/年

つまり年間約3億円が枝ゴミ処理費用に使われている計算です。

「こんなにお金がかかるんなら街中には植物ないほうがいいんじゃない?」

緑を増やせば増やすほど、枝ゴミが増え多額の税金が使われる。

好きだった植物をゴミとして捨てる仕事をして、区役所への請求書類を深夜までつくりあげる日が続きました。

2. 必要なんだ。

都心に植物を増やしたい!

という思いからいつの間にか、植物はなるべく減らしたほうが世の中のためになるのでは?と考えが変わってきた新卒1年目の終わりごろ。

私はマンション建築の施工管理の仕事に異動になりました。

なにもない石ころだらけの場所に、土を持ってきて木を植え、住まいに彩を加え建築を仕上げる。そんなお仕事です。

大学時代に学んだ建築と違い、植物は植えた直後が完成ではなく、成長して変化していく姿を想像しながら植えていくことが新鮮でした。

現場が増えるたびにやりがいを感じ、季節が巡るたびに自分が植えた木を思い出しては、休みの日には木がどんなふうに成長しているかを確認しにいくのが楽しみでした。

「あの現場の桜。ちゃんと咲いてるかな・・・。」

桜が満開を向かえようとしていたそんな社会人3年目の春。

自分が植えた桜の木を見に行くと、子供と一緒にスマホで桜を撮影している親子がいました。


母「きれいに撮れたねー」

子「うん!パパに送ってあげるの!」


自分が植えた木を誰かが微笑みながら過ごしている。

街路樹や公園、都市に植物が増えることで延焼の防止や排気ガスの影響の緩和、心理的安心感などのメリットはありますが、一番は日頃の生活に笑顔をつくりだせることなんじゃないかなぁ。

東京都ではある一定規模以上の新しい建築物を建てる際には必ず決められた面積を緑地化しないといけない『東京における自然の保護と回復に関する条例』が制定されており、今後も必ず植物は都市発展と共に増えていきます。

「もっと植物を街に増やしたい。なるべく枝ゴミが出ないように出来ないかな。。。」

3. 木をエネルギーに。

豊かな生活のためには街にもっと緑を増やしたい!

けど増やせば増やすほど枝ゴミが増えて、処理にお金がかかる。という現実を仕事を通して感じていた中、その問題を解決できる「木質バイオマス」に関する部署に異動することになりました。

木質バイオマスを簡単に説明すると、木をエネルギーに変えることができる技術。

木の枝を細かく砕きチップ化し、そのチップを専用のボイラーに投入することでガス化して発電や、燃やして発熱し暖房やシャワー用等の温水をつくることができます。

つまり木質バイオマスが普及することで、植物=エネルギーになり、植物が増えることで再生可能エネルギーの原料が増える未来が待っています。

「え!これめっちゃいいやん!Σ(゚Д゚)」

植物が都心に増える具体的なメリットが自分の中で見つかった瞬間でした。

4. 追いついていない法律。

BITcoin等の仮想通貨やAirbnb民泊などに対する新しい技術やサービスに対する不十分な法整備がニュースで流れていますが、新しい技術が次々に出てくる今の時代、法律や条例は状況に応じ小まめに変えていく必要がありますよね。

木質バイオマスに関する法整備もまだまだ不十分です。木質バイオマスにおける法律や条例の問題を体感し、このままでは木質バイオマスが普及しない現状。

「誰か」が法律改正や条例制定してくれないかな・・・。

そう思いながら社会人5年目の夜、いつも深夜まで目の前の仕事に取り組んでいました。

5. 仕事を通して見つかった「議員」という道。

品川区大井ふ頭中央海浜公園内には、私が所属していた部門が管理する木質バイオマス施設があります。

そこには全国のバイオマス関係者や地方自治体の議員の方々から視察申出があり、視察時の説明などの対応をさせて頂く機会が多くありました。

政治というのはテレビの世界と同様に自分とは違う世界で行われているものという印象でした。

しかし視察対応や意見交換をさせて頂く中でわかったのが、議員の方は地域の方の課題を直接話を聞きに行って、行政と共に課題解決を行うすごく身近な協力者なんですよね。

「そうか。議員のみなさんも自分の身近な課題から議員を目指し始めたんだ。俺もチャレンジできないかな。」

このことをきっかけに、仕事や社会の課題をただ指をくわえて法律が追い付くのを待っているのではなく、「私自身」が議員となってこの新しい技術の課題を解決することができるのではないか?と思い、議員を目指しはじめました。

6. 仕事の延長にある様々な社会課題。

これは私の仕事のテーマであった「木質バイオマス」以外にも同じことが言えるのではないでしょうか。

例えば「保育士さん」は、「低賃金の労働環境」「復職しにくい職場環境」という業界としての課題や、「待機児童」という社会的な課題は日々の体感していると思います。

しかし、日々の目の前の仕事で精一杯で、「誰か」がその根本的な課題を解決してくれる。そう思ってはいないでしょうか?

7. 「誰か」じゃない。「あなた」が時代をつくる。

たしかに、あなたの住んでいる・働いている街の知らない議員さんや役所の方が対策を講じてくれているかもしれない。

しかし、現場を一番知っている「あなた」が根本的な課題の解決に取り組んでみるのはどうだろう?

「自分の職業の課題に紐づく、業界の課題や社会課題を解決しよう!」

私は仕事の中で実際に課題を体感し、その課題を解決したい人の集まりが議会のあるべき姿だと思っています。

実際に海外や日本の地方自治においても、各職業で現役で働いている人々が集まり、平日の夜に議会を運営しています。

8. 平成が終わる。

平成が終わる。

「ゆとり」と呼ばれる世代のぼくらはいま、なにを感じ、なにを考え過ごしている?

日常が淡々と消費される時代、終電の電車でつり革に掴まり地面と向き合いながら帰宅するような自分は想像もしたくないよね。

「やりたいことがない」も聞き飽きたよ。想像してごらん、「夢に必死に生きる」ってとても幸せそうだよね。

まだ、生まれてからたった20年。

全然間に合う。

まずは、小さなことからでいい。少しづつでいいからさ、いまの当たり前を変えてみない?
いつか夢は大きくなり、君も大きくなると思うよ。

心配しないで。

これからの未来を創るのは、ゆとり世代なのだから。

お読みいただきありがとうございました。

政策については、こちらのLINE@で政策を作成してみたという記事にまとめておりますので、もしよろしければ合わせてお読みいただければ幸いです。

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