1月聴いた音楽

Lufthaus『Visions, Vol.1』

Lufthaus - A State Of Trance Episode 1109 Guest Mix

Lufthausとは、あのロビー・ウイリアムズのダンスミュージックプロジェクトだそう。週末のABGTでその存在を初めて知った。どうやら、ロビーを中心に、その楽曲制作チームが組んだプロジェクトみたいだね。
驚きなのは、ロビー・ウイリアムズってまだ50歳なんだ。というか、Take Thatのとき10代なのね。
ロビー・ウイリアムズとダンスミュージックって、あまりピンと来ては居ないんだけど、サウンドは、とてもカッコいい。さすが、Armada Musicからリリースしてるだけはある。

ユウレカ『発見』

元スーパーカーのナカコーさんのTweetで知った日本、徳島のバンドの昨年リリースの1stアルバム。
すごくカッコいい。パッと聴き、ZAZEN BOYSっぽくも感じたけど、よく聴くと違うなと。変拍子バキバキなので、一聴ではそう感じるのかも。
日本のインストポスト・ロック勢にみられるマスロック的な要素をベースにしながらもヒップホップとかジャズファンク的なファンキーなグルーヴを持たせつつ、ハードコア的な音の強さを持っている印象。
まだまだ日本にもこういうバンドが居るんだなあと思うと馬鹿には出来ないものだなと感じた。近々2ndが出るみたいなので、とても楽しみ。

ARTY『Favorite Sound』

ロシアンDJ/プロデューサーのARTY名義の新作。Armada Musicからの新作ということもあって比較的アッパーなトランスサウンドがカッコ良い。元々ARTY名義では、ハードめのトラックを、Alpha9名義では、メロディックかつエピックなトラックをと分けているそうよね。個人的には、この界隈の中でも才能あるプロデューサーの1人だと思っている。

Group Therapy 562 with Above & Beyond and Enamour

ひとえにハウスミュージックといっても出身地って結構音に出るもんだなと。USとUK/ヨーロッパのプロデューサーでも音の印象がだいぶ違って感じる。そもそも、黒人と白人のプロデューサーでも音の違いが出るくらいだし、土地柄というのは、かなり音に現れるものだなあと。

Bnxn『Sincerely, Benson』

ナイジェリア出身のシンガーのデビュー・アルバム。いわゆるアフロっぽさを感じない洗練されたサウンドがカッコいい。こういうのを聴くと、アフリカ出身だから、やれ土着的だ、やれアフロ・ビートだ、やれトライバルだというキーワードはもう古いのだなと感じた🧐

西川貴教『FREEDOM』

西川くんが、大ちゃん(浅倉大介)とではなく、その師匠である小室哲哉(TK)と組んだ新曲。大ちゃんだと、もっとデジタル・ロックになるけど、やはりTK、しっかりロックな楽曲にしてきた。『Freedom』は、TMNのリズレ期を思い起こさせる楽曲。『Believer』は、マーティー・フリードマンがギターを引いているらしく、なんとなくメガデス・メタリカ辺りを意識したような楽曲。大絶賛とまでは行かないけど、なかなかカッコいい2曲。良い意味で、今っぽくなくて良いと思った。

ZAZEN BOYS『らんど』

12年ぶりの新作だそう。何かの記事で見たように、割とギターがメインに出ている作品かなと🤔リズム隊は、相変わらずカッコいい。黒さのないファンクとでもいうのか、独特のグルーヴ感がある。向井氏が、2年前くらいまでナンバーガールのリユニオン活動をしていたのもあるんだろうが、何となくナンバーガールを彷彿とさせるギターロックナンバーが結構ある。
しかし、この黒さを感じないけど、クセになるリズム隊のグルーヴは何なのだろう🤔個人的に、これは盆踊りのグルーヴなのでは?と感じた。ポストロック、マスロック的なクールでスタイリッシュな感じなく、なんか、もっと土着的。しかも、日本の土着的な感じ。不思議なバンドだよなと。日本という国の中からでしか生まれてこないバンドだよなと🤔

The Smile『Wall Of Eyes』

レディオヘッドのフロントマン、トム・ヨークの別プロジェクトの2ndアルバム。トム・ヨークのやってることは、無条件で何でも良いというような信者が一定数居そうだけど、今回の作品は、とても良いポストロックアルバムだと感じた。ただ、レディオヘッドとの違いがどのへんにあるのかがイマイチ分からず。The Smileじゃないと出来ないというようなアプローチでもなさそうに感じた。個人的には、メディアが少しトム・ヨークを神格化し過ぎではないのか?とは思っていたりもする。

EMF『The Beauty and the Chaos』

80年代後半から90年代中盤まで活動していたUKのロックバンドのリユニオン後2枚目(おそらく)のアルバム。UKにおけるミクスチャーロックの先駆け的バンド。ミクスチャーロックといっても、USタイプのゴリゴリのロック+ヒップホップサウンドとは違い、UKの伝統的なエレクトロミュージックとロックの融合に、ヒップホップ要素を足した感じのサウンド(90年代に聴いたときの印象)。同時代のジーザス・ジョーンズなんかとも比較されていた印象。
Newアルバムは、あんまりミクスチャーっていう感じよりは、ダンスロックなサウンドって感じ。割りと明るめの曲調が多くて聴いていて楽しい気持ちになるアルバム。
正直、最近ロック系のアルバムでこんな気持ちになったことはないかも。すごく話題になりそうなアルバムではないだろうけど、個人的にはとてもいいアルバムと感じた。

aespa&riize (karina,shotaro,winter,wonbin) 『HOT&COLD』

今月一番聴いてる曲。オリジナルの楽曲にもカリナは参加しているが、それに加えてaespaウインターとRiizeのメンバー2人とカバーしたもの。オリジナルとは違った魅力があって好き。これをオリジナルのカリナとスルギに加えて、ウインターとアイリンでやったらもっと良くないだろうかと個人的には思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?