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痛風でござる

痛風発作を発症した。足首(くるぶし周辺)がパンパンに腫れあがっている。「風が吹いても痛い」とはよく言ったもので、骨折よりも痛いかもしれない。大河ドラマ『風林火山』での内野聖陽さん演じる山本勘助か、岡田准一さん扮する『軍師官兵衛』のような歩き方になっている。
あくまで歩き方だけなのが残念だ。

尿酸値を下げてくれるヨーグルト「PA-3」

以前は「贅沢病」と言われた痛風だが、現代では、ありふれた疾患になった。
プリン体の多いものを食べたり飲んだりすると体内で尿酸ができる。
この尿酸が作られすぎたり、うまく排泄されなかったりして体の中にたまると、結晶化して激しい関節炎を伴う症状を引き起こすのだ。
「尿酸がにょうさんたまると~」などと言ってる場合ではない。
尿酸の結晶は、ウニのような鋭いトゲトゲの形をしていて、見るからに痛そう。放置すると激しい関節の痛みを繰り返したり、体のあちこちに結節が出来たり、腎臓が悪くなったりすることもあるそうだ。

形から入るタイプのぼく。「100日後に痩せるチャレンジ」をスタートした矢先のことだった。

こういうことにならないようにしようと、最近スポーツジムに一生懸命通い始めたのに。
先月14日、いつもより頑張って走った。
汗だくになるまで走って気分爽快で帰宅した。

翌日、足首に違和感を覚え、その後「あれ?捻挫した?」と思うほど痛くなり、2日後には足を引きずるように。
これはあかん!足首をいためたに違いない。18日(土)に受診した。

先生「足ぐねった?」
私「いいえ、ぐねってません。」
先生「汗いっぱいかいた?」
私「はい。かきました。」
先生「Tシャツドボドボになるくらい?」
私「はい。Tシャツびちゃびちゃになるくらい。」
先生「痛風やね。尿酸値高めやろ?」
私「ファッ!?」


急な運動で大量の汗をかき、水分補給が十分でないと、血液が濃くなり尿酸の濃度が上がる。さらに運動によってエネルギーの燃えカスである尿酸そのものも増えるのだ。
それが引き金になって、痛風を発症することがあると言う。
ちなみに、私の尿酸値はいつも「7」前後。
一時的にかなり数値が高くなったと思われる。

血液検査の結果 尿酸は6.7

その後、レントゲンを撮影すると、もちろん骨に異常なし。
血液検査の結果は尿酸値「6.7」。それほど高いわけではない。
6を超えると痛風発作が出るリスクはあるそうだが、6台で出る人は珍しいらしい。できれば「珍しい側」には入りたくないものである。

ひじきなどの海藻類や野菜は、尿をアルカリ化してくれる。

生活習慣、特に食事を改善するしかない。
プリン体の多いものはダメ。アルコールだめ。レバーだめ。
カツオ、エビ…そのほかアジ、イワシ、サバなどの干物もプリン体を多く含む。
そして、意外なものが干しシイタケだ。
干してうま味が凝縮されているものはだいたいダメらしい。
あとは細胞の多いモノ。つまり、タラコやウニなどつぶつぶの小さいものは危険だ。

もう、何を食べれば良いのかよく分からなくなっているのだが、
海藻や乳製品と野菜をもしゃもしゃ食べて尿酸値を下げつつ、水をよく飲んで尿酸を外へ出さなければならない。

水分補給が大事 少しでも気分を上げようと「KIRIN」のかっこ良いラベルの水を購入

発症から2週間。まだ尿酸を減らす薬を処方されておらず、
先生に「はよ薬 出してください」とお願いしてみると…
先生「副作用があんねん」
私「どんな?」
先生「痛みが出てる時に飲むとな、痛みが強なんねん」


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